Trip Notes -旅のメモ-

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奥秩父 雁坂小屋でテント泊してきたよ。噂の(?)食飲研修にも参加させてもらった♪

      2017/10/22

雁坂小屋

8割以上が樹林帯の山道を5時間半歩き続け、やっとついたよ雁坂小屋!こんにちはーっ!

奥秩父 1泊2日テント泊登山(1/2) 川又-雁坂小屋


の続きです。

チェーンソーの手入れをしていたオーナーさんが「お疲れ様でーす。川又から?長かったでしょ~?」と声をかけてくださいました。えぇ、長かったです。

小屋番さん(石さん)が、「お疲れ様ーです。ハートを用意しておきましたよ!ほら、あれ!」指差す山肌を見ると、、
雁坂小屋のハート

わかる?拡大っ!!!
DSCN2483

「はっ!ハートだぁ~!!」
雁坂小屋のハート

さらに「あっちが両神山で、谷川岳で、、」と眺望を説明してくださいます。

テン泊の受付をしながら、「今日、川又から来た人いますか?」と聞いてみたら「いないですねー」
やっぱり...。薄々気が付いてはいたけど、、
うっかり滑落したり、うっかり熊に襲われて倒れたりしたら丸1日ぐらいは誰にも発見されない流れだったかもしれないです。ひぃ~。

領収書は素敵なスタンプつきです。今度新しいスタンプに変更になるそうです。
雁坂小屋のスタンプ

「もう寒いから早くテント張ってきたら~」と言われ、急いでテントを張りに行きます。

奥秩父 雁坂小屋ってこんなところ

アクセス

雁坂小屋へ一番近い登山口は道の駅みとみから上がるルート。標準コースタイム3時間50分。
道の駅みとみから雁坂小屋_R

出合いの丘からのルート。標準コースタイム4時間35分。
出会いの丘から雁坂小屋_R

わたしは、マイナールート(?)埼玉県側の川又バス停から上がるルートで向かいました。標準コースタイム6時間15分。
川又から雁坂小屋_R

マイナールートすぎて、同じ日に川又からのルートの人は1人もいなかったです。。ぼっち。。。

で、途中、クマにやられた道標なんかを見てビビリながら登りました。この写真をみたら熊鈴必須!って感じがしますよね。鳴らしまくりながら登りましたよ。
DSCN2441_R.jpg

宿泊料金

テント泊は800円/人
小屋泊は素泊まりのみです。
詳細は雁坂小屋の公式ブログをご参照ください。

テント場

稜線上の斜面をところどころ平らにした、小さいサイトが何箇所もあります。広いスペースは少ないので、グループでまとめて近くに張りたい場合は早く到着しないと難しいかもしれません。
雁坂小屋のテン場

基本的に少し斜めっていたり、小石が多いサイトが多いようです。この日は到着が遅かった為、1張用のエリアは全て埋まっていました。4張ぐらいは張れそうでテーブルもあるエリアが空いていたのでそこにテントを設営します。
雁坂小屋のテン場

風が強くなってきて寒い。。。震える身体とかじかむ指でテントを張ります。寒いよ。。こちらは翌朝の写真ですが、こんな感じでテントを張りました。
雁坂小屋のテン場

隣のテントはソロの女性でした♪ビッグアグネスのフライクリーク2の旧バージョンです。わたしが立山で無くしたテントの仲間です...(涙)

シュラフもビッグアグネスのを使ってるんですって。んじゃ、アグネスさんと呼ぶことにしよう。

後から来た男性は、、、タープだ!この寒いのにタープ張ってる!かっけー!!妙に感激して
「タープのおにーさん!タープかっこいーですね!シュラフは何を使うんですか?」と唐突に話しかけてみました。「(モンベル)3番です」「マジですか!!タープでシュラフが3番なんて、寒さに強いんですね!」「いや、強くないです。。自分、テント持ってないんでタープなだけです。」
タープのおにーさん、渋いです。というわけで、タープさんね。

売店

雁坂小屋は素泊まりの宿。その分、レトルト食品などが他の小屋より充実していました。

水場

水場の竜頭の滝から約1km。高低差10mを利用してホースで水を引いてくださっているお陰で豊富な水を使わせていただくことが出来ます。
雁坂小屋の水場

宿泊者・テント泊は水代が含まれており、休憩の方は100円です。
雁坂小屋の水場

こんな小さい山小屋で、1kmものパイプで水を引くってすごいなーっと感心しました。100円なんて安いものだと思います。

トイレ

雁坂トンネルが開通するまで、国道上にあるトイレ、として有名だったそうで、いまでもわざわざこのトイレを見に来る方がいるそうです。
雁坂小屋のトイレ

トイレは汲み取り式のEM菌トイレです。寒いからか殆ど匂いは無かったです。トイレットペーパーなどはありませんので自前で用意しましょう。紙はそのまま捨てることができます。
水と同様にトイレも宿泊者・テント泊は代金が含まれており、休憩の方は100円です。

その他

テントを張って、山小屋の前から見えるハートや谷川岳を改めて見に行こうと小屋の前に行ったら横笛を吹いていた小屋番の石さんに声をかけられました。
「晩御飯食べましたか?」「まだ、これからです。」「中で食べて行ったら?」「えっ!?」「しょくいん研修、というのがあって、、職員じゃないですよ。食べる飲むで食飲研修!」「あっ!ブログで読みました!じゃ、じゃぁ自分の食べもの取ってきます~」「いいよー持ってこなくて。どうぜ余るぐらいだし。自分のカップだけ持って来てください。」「えぇ?!??」

そんなわけで、良く分からないままカップだけ持って参加させていただきました...。恐縮すぎる...。
お客さんがたくさん食材やお酒を持ってきて調理・飲食してる中、何も持たずに参加、、、本当にいいのか、、、?
お酒とかたくさん持ってくるべきだったーーー!!!
でも、みなさんどんどんお酒や食べ物を勧めてくださいます。「遠慮しちゃダメだよっ!」って。
食飲研修

デザートまで!
食飲研修
いろいろ美味しかったです!写真に撮りそびれたものもいっぱいありました。

山にや温泉についての貴重なお話もたくさん聞くことが出来てとても楽しかったです。次回は必ずたくさん食料持参します、と心に誓ったわたしです。

最後に、「奥秩父の小屋は全部こんなんだと思ったらダメですよ(笑)」って石さんが(笑)

17時頃から飲み始めて20時ごろに解散、、、外に出てたくさんの星を見ながら、前橋の夜景を鑑賞します。前橋って群馬ですよね。レア~。

星を飽きるほど眺めたらおやすみーーー!!ZZZzzzzz。湯たんぽのおかげで快適に眠ることができたけど、途中何度か目が覚めて、その度に夜空を眺めたらずーっと星空が綺麗なままでした。いい夜だ。
タープさんは、ずーっと起きてた??

つづく。

奥秩父 1泊2日テント泊登山(2/2) 雁坂小屋-新地平

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