Trip Notes -旅のメモ-

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平日に八ヶ岳の本沢温泉に行ったら結構大変なことになった雪山登山(2/2)

      2019/05/08

平日に八ヶ岳の東側に行ったら、トレースがなくて他に全然人もおらず、ビバークすることになった ぽこ(@trip_notes)です。初めての本格的なビバーク、楽しかったのです。

さて、ビバーク翌日です。本沢温泉にたどり着くのか?!

平日に八ヶ岳の本沢温泉に行ったら結構大変なことになった雪山登山(1/2)

の続きです。

コースについて

ルート  ビバーク地点(08:28)→(10:49)本沢温泉方面分岐(みどり池方面分岐)→(11:28)本沢温泉(12:58)(13:41)本沢温泉方面分岐(みどり池方面分岐)(13:52)(16:13)富士見平→(16:44)ゲート前登山口(4WD駐車場)(16:48)(17:49)本沢入口(本沢温泉登山口)(17:58)(18:26)本沢入口(本沢温泉登山口)→(19:20)タクシーと合流
歩行距離 11.59km
所要時間 山行 8時間58分
休憩 1時間54分
合計 10時間52分
メンバー 2人

参考にしたもの

「山と高原地図.33 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

2019年3月15日 平日に八ヶ岳の本沢温泉に行ったら結構大変なことになった雪山登山(2/2)

ビバーク地点(08:28)

昨晩は全然寒さを感じることなく、快適な温かさで眠ることができました。良い夜でした。

テントを撤収してパッキングして出発します。

撤収した後。

今日こそ本沢温泉に入りたいよ~!さっ、頑張って進みましょう!

静かな樹林帯の中、ふたりで進んでいきます。温泉っ温泉っ!と頭の中で考えながら。

雪の状態は浅くなったり、膝上になったり、大変だけど、楽しくもあります。

(10:49)本沢温泉方面分岐(みどり池方面分岐)

やっと本沢温泉への分岐点に到着しました。

標準コースタイムであれば30分かからない程の山道に2時間以上かかってしまったぞ...。この先が危ぶまれますが、まだ午前中だし、本沢温泉方面に進みます。

あ、本来ならここに泊まる予定だった本沢温泉キャンプ場に到着しました。まったく人がおらず、テントを張った跡さえ一つもありませんでした...。ビバークで良かったかも。

途中からトレースが出てきました。後で分かったのですが、本沢温泉の小屋の人がつけてくれたトレースのようでした。あぁ、少し歩きやすくなった!

更に歩くと本沢温泉キャンプ場の水場が現れました。ちゃんと掘り出されていて水が出ていました(要煮沸の水です。)もう少しで本沢温泉に到着するはず。

小屋が見えてきた~。

(11:28)本沢温泉(12:58)

先ほどの本沢温泉方面分岐点から標準コースタイムであれば10分ぐらいの山道に30分以上かけて、ついに到着したああぁぁぁ!本沢温泉です。

た、大変だった(汗)

なんでこんなに苦労したのかわからないぐらい苦労しました。本沢温泉は無雪期に2回程来たことがありますが、積雪期は初めて!

ザックを下ろして静かに感動していると、小屋からおじいさんが出てきてニコニコしながら「おつかれさまぁ」と言ってくださいました。お、小屋の方かな?と思ったら、普通に小屋に宿泊しているお客さんでした。

「今日はこれからどうするの?」とおじいさんに聞かれたので
「温泉に入って下山します。」と答えると
「ほんとに!雪深いよ~こんなん(胸のあたり)だよぉ~」

なんておっしゃいます。マジかいな...?これまでの歩いてきた道のりからすると、深くても膝上ぐらいだったよ?

とりあえずお風呂入ろ!本沢温泉には本館にある内風呂と野外の野天風呂と別館にある石楠花の湯の3種類があります。

野天はいろんな意味で(登山道から丸見えで着替える場所とか皆無、らしい)難易度が高いし、本館は2回ほど入ったことあるし、できれば入ったことがない石楠花の湯に入りたいな。しかし、石楠花の湯は湯舟が一つで、ちょうど混浴の時間帯でした。
「他に誰も入っていなければ石楠花の湯に入りたいです。」とりかちゃんが小屋の方に聞くと「誰も入ってないですよ。」(というかむしろ他にお客さんがいない。)

ので、石楠花の湯へ行くよ~(入浴料700円

...熱すぎて入れない...何度かけ湯しても熱すぎて入れない...。

よし、もみ湯しよう!うりゃああぁぁぁぁ!と、りかちゃんとお風呂の蓋になっている板でお湯を上へ下へもみまくります。すると、なんとかは入れる温度になりました。ふううううぅぅぅ。これは良いお湯だわ~。何度か出たり入ったりしながらお湯を楽しみました。

温泉からでたらカレーライスが食べたいなと思って小屋の方に聞いてみると「今日ご飯がなくて。ラーメンならできますよ。」とのことだったのでラーメンを頂きました。キノコとわかめが入ったラーメンです。塩味が身に沁みましたねぇ。。。
ここでちゃんと食事をして良かった、と後で思うことになるのであります。

ところで、本沢温泉キャンプ場に宿泊すると、小屋の外にあるトイレを利用することになるのですが、かなり遠いような気がします。雪道ならトイレまで20分はかかるような...。

(13:41)本沢温泉方面分岐(みどり池方面分岐)(13:52)

分岐点まで戻ってきました。ここから先はやっぱりトレースがありません。とりあえず、下山しますよ。

やはり雪は深くても膝上ぐらい。

下り基調の道なので余裕だろうと思っていたら、途中登山道が崩壊して大きく迂回(登り)する道ができていました。

ここの登りが地味にキツク感じました。体が下りモードだからそのモードの時に登りになるとぐったりしてしまいます。

(16:44)ゲート前登山口(4WD駐車場)(16:48)

無雪期なら車がたくさん(?)止まっているんだろうなぁ、な駐車場。ゲートはほとんど雪に埋もれそうになっていますね。

この辺りで小休止します。ちょくちょく休みつつ歩いたけど、ほんっと疲れた~。

けど、りかちゃんはエンジンかかってノリノリな状態でガンガン私を引っ張って行ってくれます。ありがたや~。

(17:49)本沢入口(本沢温泉登山口)(17:58)

本沢温泉登山口に到着しました。ううう、、まだまだ先は長いのですよ。でも、もう18時になっちゃう。

辺りは薄暗くなり、ちゃんと下界にたどり着くことができるのか不安になる、、、が、よーく見ると目の前の道に車の轍がある!もしかしたらここまでタクシー入ってこれるんじゃない?と考えタクシー会社に電話をします。

「本沢温泉入口にいるのですが、ここまで来てもらうことはできますか?」
「ちょっと運転手さんに聞いてみるわ~。(運転手さんへ無線で問い合わせる様子が聞こえてくる。)ちょっとねぇ、行ったことないからそこまで行けるかわかんないって、とりあえず行ってみるって。とりあえず、道に沿って歩いてきてください。」
「わかりました。」

少しでも早く下山できそうな可能性が出てきたので、りかちゃんと喜びながら分岐を右に進みます。ヘッデン付けて。

(18:26)本沢入口(本沢温泉登山口)

歩いている途中で気が付いたのですが、分岐を右ではなく、左に進むべきだった!あぁ、焦ってるのかなわたしたち。念のためタクシー会社に再度問い合わせると、やはり分岐を左に進むべきだったみたい。

途中で気が付いて良かったあぁ。

30分程歩くとタクシー会社から電話が来ました「あのね、今、運転手が途中まで行ったんだけど、途中から車で上がれなくなって、運転手が歩いてそっちに向かってるから合流してください~」

ええっ!!!!!わざわざこちらに徒歩で迎えに来てくださっているの?!(超驚!!)

「わかりました。すみません。ありがとうございます!」

わたしが途中止まって行動食を食べていると、りかちゃんが「ちょっと先に行ってるね~」と言って先にすすみます。

後から追いつくと、りかちゃんと懐中電灯を持ったタクシーの運転手さんが合流していました。しかも、運転手さんは寒そうな服装をしている。大丈夫なのですか?ってりかちゃんがダウンジャケットを貸そうとすると、大丈夫ですよぉ、って遠慮していました。

(19:20)タクシーと合流

無事にタクシー運転手さんと合流し、タクシーの場所までさらに下ります。「轍はあるんだけどねぇ、車の底を擦っちゃうから車高が高い車じゃないと登れなかったんですよ~。もう少しで車に着きますからね。」

親切なタクシー運転手様、ありがとうございました...。

そして、タクシーに乗り、無事に松原湖駅に到着しました。

無事下界に到着!

帰りの交通

行きと同じ手段(あずさ)で帰ろうとしていたのですが、もう終電が終わってたので、松原湖駅から佐久平駅に移動し、新幹線で東京方面に戻りました~。ちゃんとその日のうちに家に帰り着くことができましたよ。

まとめという反省

新幹線に乗り込んでホッと一息。わずかな乗り換え時間にコンビニへダッシュして買ってきたビールをゴクゴク飲みます。

りかちゃん「わたしたち、今回はどうすればよかったと思う?」
わたし「天気予報的には数日前に降雪があったのだから、トレースがないことを想定してワカンを持ってくるべきだったのでは。」
「ほんと、それはそうだよねぇ。八ヶ岳舐めてたわ~」
「わたしも舐めてたわ~ごめんなさいごめんなさい。事前に小屋の人に聞いて、道の状況を聞けばよかったかなぁ。でも、しらびそ小屋のおばさんの『稲子湯登山口から登った方が良かったのに』というのも、本沢温泉に宿泊していたおじいさんの『雪の深さこんなん(胸のあたり)だよ。』もどちらも参考にならなかったよねぇ...。」
「それもそうだよねぇ、やみくもに人を信じても...。むしろ、本沢温泉分岐から、自分たちのトレースがある元の道を戻るべきではなかったかなぁ。なぜ、トレースがなくて苦労するであろう稲子登山口方面に向かってしまったのだろうか...。冷静な判断力をなくしていたのかなぁ。」
「そうだね!!そうかも!!!でも、できれば違う道で下山したい思いとかあって思いつかなかった。」

正解はわからないけれども、りかちゃんが最後に言った「来た道を戻る」が正解だったような気がします。

「ちょっと軽く遭難だよね」
「遭難の定義とは?」
「難に遭うという意味では遭難だけど、救助を呼んだ時点で本当の遭難になる気がする。だから遭難ではないとは思う。」

・・・

というわけで、本沢温泉は良いお湯でした。

親切なタクシー会社は小海タクシーさんでした。

終わり。

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