沼津アルプス縦走-初めてのご当地アルプス
2017/04/01
距離は10kmぐらいだし、400mに満たない低山だし、沼津に美味しいもの食べに行こう~!ぐらいな軽い気持ちで行ってきたら大変ことになった。想像以上にギザギザです。急坂の上り下りの連続です。なにこの激しいギザギザ。
あと、全然知らなったのだけど藤の花がとってもとっても綺麗でした!!これは人工的な藤棚にはない美しさ。ちょうど満開の季節に行くことができたんだなぁ~
コースについて
ルート | 多比バス停(09:45)→(10:31)大平山(10:35)→(11:15)鷲頭山(11:29)→(11:38)小鷲頭山(11:43)→(12:24)志下山(12:26)→(13:04)徳倉山(13:45)→(14:06)横山峠(14:07)→(14:19)横山(14:26)→(14:39)八重坂峠(14:42)→(15:19)香貫山(15:30)→(15:33)芝住展望台(16:10)→(16:18)香陵台(16:19)→(16:25)香貫山登山口(黒瀬口) |
歩行距離 | 11.8km |
所要時間 |
山行 4時間37分(コースタイムの0.73)
休憩 2時間7分
合計 6時間44分
(休憩2時間6分も?!こんなに休んだかなぁ、、、休んだかも。) |
メンバー | 5名 |
参考にしたもの
「山と高原地図 伊豆 天城山」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
沼津駅から多比(たび)バス停へ
沼津駅南口の改札を出ると、バス停がたっくさんあって一瞬途方に暮れる...。落ち着いて7番のバス乗り場を探します。ここで山仲間と合流。多比(たび)バス停に向かって出発ー。バス料金は470円です。下車時に支払うので、ぴったり用意しておきましょう。Suicaなどは使えません。そこんとこちょっと不便ですね。
バスから沼津アルプスの山々を眺めます。なんかものすごくアップダウンが激しそうに見えるんだけど...。
バスを降りると登山口が全然わからずまた途方にくれそうになっていたら、メンバーが「こっちみたいです~」と来た道を50m程戻り、右側にあるはずの登山口を探します。あれあれ、、、下の画像にあるやつ、、、すごく小さくて見落としそうになります。
ここが沼津アルプスの入口のようです!わかりやすいけど、気が付かないと分かりづらい。多比口峠登り口です。「香貫山から南へ横山、徳倉山、鷲頭山、大平山と続く山々は、別名「沼津アルプス」と呼ばれている。五山七峠を長いハイキングコースですが、沼津市の街並みをはじめ伊豆や箱根、駿河湾や富士山など素晴らしい展望が眺められる」期待が高まりますね。
2015年4月29日 多比口峠登り口から大平山へ
地元の犬に吠えられます。なんで吠えるのよ、、、きっとみんなに吠えてるんだな。わんわんしすぎ!でも、かわいい。
結構な急こう配の車道を登っていきます。朝から地味~にキツイです。あのあたりが沼津アルプスだ~。天気悪い。けど、暑かったのでちょうどよかったです。
20分ほど車道を歩いて、ようやく山道の入口にたどり着きます。沼津アルプスらしい道標が出迎えてくれました。
鬱蒼と生い茂る木々の中を歩きます。
大平山と鷲頭山の分岐点の多比口峠。大平山まではここから往復20分程。大平山に登ったらここまでまた戻って鷲頭山に向かうことになります。先行の女性はザックをデポして向かったみたいです。
急こう配の岩が多い坂を登って大平山山頂に到着しました。
山頂に設置されている目安箱?!「おおべらやまへよくきたぢやぁーきおつけてきやりにやんよー」一瞬言葉に戸惑いますが、日本語だけあって意味は分かりますね。ちなみに、大平山=おおべらやま、と読むようです。
沼津アルプスって昔は奥アルプスって呼ばれていたのかしら。
大平山からの展望。曇ってる&木々が邪魔して展望は良くないです。
分岐点まで戻ります。分岐点と大平山山頂の間はとても眺望が良い場所があります。天気悪いけど。
大平山から鷲頭山・小鷲頭山へ
分岐点から先は岩道(?!)になります。ここはちょっと面白かった。
岩道の上り下りを繰り返します。
独標を発見。壊れてる。。。
時折展望の良い場所が現れます。風も通って一瞬涼しいです。
多比峠に到着。鷲頭山までアト12分。なんで「アト」ってカタカナなんだろ?
鷲頭山への最後の登り。すっごい急です!!ぜーぜーする。
今回の沼津アルプスの最高峰・鷲頭山392mです。392mの割には最後の登りがキツかった。地味ぃ~~にキツかった。
先ほど登った大平山が見えます。
鷲頭山から先に進むと小鷲頭山山頂に到着しました。地図にないし、こんな山があるとはノーチェックだったのでびっくりしました。
鷲頭山から志下山へ
小鷲頭山を後にします。ずっとアップダウンの連続です。クサリ場もありますよ。あまりの急坂に前を行く女子の笑いが止まらなくなる(笑)
中将宮に到着。カメラに入りきらないほどの巨大な岩壁がそびえたっています。
中将宮を後にします。それにしてもすごい岩壁。
アップダウンの連続だったので、新緑生い茂る平坦な道に超癒されたので写真を撮ってみました。でも、こんなところは本当にわずかです。感覚的には全体の1割もありません。
き★らら展望台とやら。
展望台というだけあって、眺望良いです。曇ってるけど!伊豆半島の大瀬崎方面が見えていますたぶん。スクーバダイビングでよく行ったなぁ...。
つつじの花が綺麗に咲いていました。
今度は、奥駿河パノラマ台。文字の下にいる、「いいね」マークに脚が付いたみたいな謎のキャラクター(?)はなんなのでしょうか。
き☆らら展望台と似てるアングルです。
少し上から今日のメンバーを隠し撮り。あれ、一人増えてる、、、誰っ?左奥に見えるのは歩いてきた沼津アルプスの山々です。あ~結構歩いてきましたね!
※バスの車内から途中までご一緒した合気道の先生です。
景色を楽しみながら歩いていたら、志下山山頂に到着しました!また、ノーチェックの山。地図に名前が載ってないよー。
志下山から徳倉山へ
志下坂峠です。お昼は徳倉山の予定です。おなかすいたー。
ロープのある急坂を一生懸命登ります。
千金岩。直接書いてあるし。。。なんなんだろう、これ。
急坂を登りきると、ただっ広い草ぼうぼうの広場に着きました。ま、まさか、ここが山頂?(なわけなかったです。ほっ。)
しおみち広場とのこと。すごい最近立てられた案内板がありました。農耕用牛馬の供養場になったり、畑になったり、第二次世界大戦の機関銃座場になったり、またサツマイモ畑になったり、子供たちの遊び場になったり...いろいろな歴史のある場所なんですね。
さらに先に進むと、、、またすごいのが出てきた。太平洋戦争末期の機関銃座の跡地ですって!ここから海に向かって打ってたの...。
徳倉山山頂に到着!!本当は富士山が見えるはず。今回は残念っ。
小田原駅で購入した駅弁・こゆるぎ弁当を食べます。合気道の先生も一緒に。先生は先へ進まず、お昼後近くのバス停へ下山していきました。
徳倉山から横山・香貫山へ
徳倉山からすっごい急な階段(クサリ付)を下ります。階段っていうか、歩きにくい急坂というか。。
またまたノーチェックの山、横山に到着しました。
下ってきた道をしたから撮ってみましたが、急坂感が伝わりませんね。。
なんとか下山し、車道にでました。
いのししイラストがかわいい!!でも、イノシシのマジな突進は本気でヤバいらしいです。注意しましょう。
車道を歩きます。自動販売機を発見したので、ずーっと飲みたい飲みたいと思っていたコーラを購入。
この辺りの山は藤がすごくきれい。沼津市は藤の花をもっとアピールするとよいと思います。
再び山道へ。
山道と舗装路を交互に歩くと、山頂への道標発見。
ついに!!!今回のルートの最後の山、香貫山山頂に到着しました!ここで、通りがかりの男性グループに集合写真の写真撮影をお願いします。年齢が様々だったので"同じ会社の同僚?"と勝手に予想、お聞きしたら正解でした。東京の会社の社内部活で月に1,2回程山行があるそうです。結構活発な部活ですね。
今日歩いた山々を一望することができます。距離は短いけど、こうやって歩いてきた道、山を見渡すとすっごい頑張った気がする。。
あと、地図を見てて気になっていた標高50.5m!!の牛臥山も見えました。なぜあそこだけ小高い山になっているのか...。しかも、三角点あるみたいだし。
香貫山から展望台へ
香貫山を下山し、展望台目指して歩きます。今回のコース中の唯一のトイレへメンバーが行っている間に、近くでたむろしている猫軍団を撮影。ワイルドキャットな風貌ですね。キリッ。全員兄弟っぽい。
香貫山公園展望台に到着しました。どんな景色が見れるかな~。わくわくっ。
空が、、景色が広い。。。正面に見えるのは愛鷹山のはずで、その奥には本当なら富士山が見えていたはず!
反対側を見ると沼津アルプスを一望できます。ほんっと険しいギザギザだったわぁ。。。
辺りにいたオッドアイの白猫さま。
展望台からの景色と猫を満喫して、さくさくっと下山します。最寄りの黒瀬バス停から沼津駅行きバスに乗ります。
〆のグルメ
沼津駅からタクシーに乗って、、、沼津港(グルメ街へ!)。人少なっ。連休じゃないから?タクシーは1台1,000円前後でした。
魚河岸かもめ丸へ入店。ビールとお通し600円。おいしいっです。
刺し盛!!旬の生桜エビや生白魚も入って、1,300円。おいしいっです。
グルメを満喫して沼津駅にバスで戻り、帰路についたのでした。
まとめ
- 短距離の割に達成感のあるコースです。
- 沼津アルプスは"沼津"とはいえ、"アルプス"と付くだけに想像以上に険しい山道でした。全体にアップダウンが激しく注意して歩く必要がある山道です。平坦な道は2割も無かったような。。常に登っているか下っています。
- 「30kmまでは日帰り」と思っているけど、今日のルート11.8kmを3回歩くとかはやりたくないです...。そんぐらい地味にキツかったです。
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