鹿島槍ヶ岳1泊2日テント泊登山(1/2)扇沢から冷池山荘へ。
2017/07/28
昨年から行きたいなーと思っていた鹿島槍ヶ岳にようやく行けることになったぽこ(@TripNotes_poco)です。
ちょうど梅雨が明けるか明けないか、、、の時期で直前まで行けるか行けないかわからなかった...出発ぎりぎりまで天気予報との睨み合いが続きます。出発直前に見たヤマテンでは「晴れ時々霧」。ってことは雨が降ることは少ないはず!というわけでやっと行けた鹿島槍ヶ岳です。
コースについて
ルート | 市営第二駐車場(04:38)→(04:44)柏原新道登山口→ (05:49)ケルン(柏原新道)→ (06:00)駅見岬→(06:59)水平岬(07:00)→ (07:35)富士見坂(07:40)→ (08:19)種池山荘(08:36)→ (09:34)爺ヶ岳南峰下→ (09:52)爺ヶ岳中峰下(09:53)→ (10:12)爺ヶ岳北峰下→ (10:37)冷乗越→ (11:01)冷池山荘(11:08)→ (11:43)冷池山荘テント場 |
歩行距離 | 8.8km |
所要時間 | 山行 6時間16分 休憩 1時間14分 合計 7時間46分 |
メンバー | 5人 |
|
参考にしたもの
「山と高原地図 35 山と高原地図 鹿島槍・五竜岳」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
都内某所に集合して登山口のある扇沢駅方面へ向かいます。
扇沢まで行くとトイレは扇沢駅にしか無いので、扇沢駅でトイレを済ませてから駐車場へ。04:00頃の到着で登山口正面の駐車場はすでに満車。市営第二駐車場へ駐車します。市営第二駐車場がいっぱいだった場合は扇沢駅に止めるしかなく、そこは有料な上に登山口まで徒歩15分程かかりますので、ぜひ市営第二駐車場には泊めたいところ。
30分程仮眠して出発ー。
市営第二駐車場から登山口までは徒歩8分程度です。下り坂なのですが、この微妙な坂が戻るときに辛いらしいです。
扇沢橋を渡って登山口へ。
2016年7月23日 扇沢から種池山荘へ
今回、様々な思惑が錯綜しております。
(まぁこんなこと言っていますが、みなさんヨユーです。)
柏原新道登山口(04:45)
まずは、柏原新道で種池山荘へ向かいます。この登山道は種池山荘のオーナーが開拓したそうです。ありがたや~。
地味~に急登で、朝から地味に辛い。なのに、なぜか飛ばす先頭のしゃちょー。
可憐に咲いているハクサンオミナエシ。お花を見つけては写真を撮るふりをして休憩しますよ~。
(05:30)八ツ見ベンチ
種池山荘までの間、このようなポイントが5,6か所出てきます。
眼下に見えるのは扇沢ですね。歩いている間は気が付かないのですがかなり標高を上げてきましたね。
「ガケの上を歩くので足元注意!」の看板。実際歩いてみるとそうでもなかったですが、注意するに越したことはありません。
かなーり日が出てきましたが、今歩いている柏原新道はまだ日影で少し薄暗いです。
名前がどーしてもわからなかったのですが、いろんなところからヒントを得て調べたところ、オオバギボウシっぽいです。お花を見つけながら歩く山歩きは楽しいですね~。
少しだけ崖っぽいです。
扇沢がどんどん遠のいていきます。朝からガスが多いなぁ。。
種池山荘が見えてきたので望遠で撮影。まだまだ遠いよっー。
月と稜線。
(06:14)駅見岬
(06:41)一枚岩
どこが一枚岩なのか不明でした...。
樹林帯の中を延々と登ります。暑いッ暑いよー。みんな汗だらだら。
(07:23)水平岬(すいへいざき)
この辺りは少し平坦です。ちょっとホッとしながら歩きます。
(07:16)包優岬(ほうゆうざき)
何この、優しい名前...。
名前がわからない...。
モミジカラマツ。
(07:23)石ベンチ
石がベンチのようになっている箇所でした。
(07:30)アザミ沢
ひたすら歩を進めていきます。。樹林帯飽きたけど。
ガラ場注意警報でました。
どんな箇所かというと、、、
斜め右上を見上げると。マジで落石注意です。素早く通行しましょう。こういうところを通るとき「ここで大地震が起きたらどうしよっー」と考えてしまいます。
ささっと通行。
脇を見ると、、、黄色いお花がたくさんでテンションが上がる。
ミヤマキンバイの群生。かわいい。
お花畑の向こう側でポーズを撮る男二人。
ガラ場から下はガラ場の崖でした。
ヨツバシオガマ。
ヤマハハコ。
(07:35)富士見坂(07:40)
ちょいちょい休憩を挟みながらひたすら上がっていきます。。
じりじり樹林帯の木が低くなっていき、開けた!と思ったら、種池山荘がチラッと見えてきたーーー!!
小屋まであとちょっとがんばれがんばれ。。
(08:19)種池山荘(08:36)
登山口から3時間半程かけて種池山荘到着っ!ガスが、、、だいぶ出てきちゃいましたね。
早速小屋チェック。なんと生ビール(900円)や手作りピザ(1,000円)がメニューにあります。
水場は無いので、水が欲しい場合は1リットル150円(容器は各自持参)です。山荘宿泊者は1リットル無料です。
小屋の周りは高山植物のお花畑になっています。
チングルマの実(穂?綿毛?)
朝露に濡れたハクサンフウロ。
オンダテ。ピンクの花がかわいい~。
ウサギギク。
エゾシオガマ(かな?)
種池山荘の種池です。地味に存在しています。
種池には大量のカエルの卵が、、(死んでる?)
種池山荘から冷池山荘へ
さて、充分休憩したので冷池山荘を目指して出発します。
チングルマの綿毛畑があったので、もう花は終わりかぁ残念。と思ったら、、
まだぎりぎり咲いているチングルマを発見。両方見れてラッキーですね。しかし、この花が上の写真の状態に進化するのがすごいなぁと毎回思いますわ。
種池山荘がどんどん遠のいていきます。そう、ここから先は完全に稜線歩き。楽しいです。わーい!
爺ケ岳に向かって歩いていきます。大分ガスが、、、
稜線に雲が引っかかってますね。初めて見た不思議な光景。
こういうガラガラの登山道は地味~に体力を奪われます。ガスってるくせに直射日光はキツクて暑い。けど、景色が綺麗なので頑張れます。
これから歩く雲が引っ掛かった稜線に、視線を辿らせていくと、、、
望遠ズームっ。本日の宿泊地、冷池山荘が見えます。小屋の左上に見える茶色の部分がテン場です。すでに2張ぐらい張られてる?噂には聞いていたけど、ほんと小屋とテン場が大分離れてる!しかも、標高差がかなりありますね。。
歩いてきた道を振り返ると、種池山荘が雲に飲み込まれる直前でした。
中心部がうっすら黄色いからキバナシャクナゲでしょうか、、、
お花と稜線歩きを楽しみつつ、小さいアップダウンと直射日光に苦しめられながら進んでいきます。
上の方に人がいますね。
(09:34)爺ヶ岳南峰下
上のほうにいた人は、爺ヶ岳南峰にいたのでした。往路では、爺ケ岳は迷わず巻き道でっ!
ガラガラの下り坂は慎重に下りていきます。
ガスがっ。右側からどんどん沸いてくるっ。時々一面真っ白になります。
(10:37)冷乗越
ここまで辿りつければ、小屋まであと10分のはず。
行く先は完全にガスに覆われています。。
タカネバラ。初めて見た。バラなんですねぇ~。
冷乗越から冷池山荘までは樹林帯。もうちょっとで小屋です。がんばー。
冷池山荘については続きをどうぞー。
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