KLYMIT INERTIA-O zone(クライミット イナーシャ オゾン)は快適に眠れる軽量エアマット
2017/04/10
初めて購入したマットはクライミット イナーシャ オゾン。そのマットで10泊以上したぽこ(@trip_notes)です。結構使ってきたのでレビューしますね。
基本スペック
一度見たら忘れない特徴的すぎるなデザインですね。
重さ:346g(スタッフサック込で実測387g)
大きさ:183 cm x 54.6 cm x 4.4 cm
収納サイズ:8.9 cm x 15.2 cm
容量:?
中の素材:なし
R-Value(熱抵抗値): 未公開(感覚的にR値0ぐらい...)
使い方
空気の入れ口は2か所。枕部分とボディ部分にあります。枕部分は2.5吹き、ボディ部分は9吹きで膨らませることができました。
おすすめはシュラフの中に入れて使うこと。これなら絶対にずれないので快適です。
マットにある特徴的な穴。この穴があることによって、シュラフの背面側のダウンのロフトを潰さずに保温性を保てるそうですよ。
ただ、穴があることによって、地面の石などがダイレクトに身体に刺さってくることがあるので、シュラフの下に薄いマットを敷くのがおすすめです。
使用して感じたメリット・デメリット
メリット
- 枕付きで超軽量。シュラフの中に入れて使えば絶対にずれない安定感と、全身を包み込む長さが安眠を生みます。
- 枕部分にXの形で切れ込みが入っているので頭の納まりが良いです。とても寝やすい!
- 穴あきデザインが意外と身体にフィットして指圧マットのような寝心地が心地よいです。
- 穴あきデザインなので、酸欠になるまで頑張らなくても、比較的楽にしっかり空気が入ります。
- 折りたたみは簡単です。縦に4つ折りにして足元から空気を抜きながらくるくる巻いていくと吹き込み口の方に空気が溜まるので楽に空気が抜けます。
デメリットと解決策
- エアマットなので、パンクしたらどうしようもない。
→夏期限定のマットとして考えた場合、夏期ならパンクしてもなんとかなると思います...。けど予備を持つのがお勧め。 - 身長161cmのわたしには少し長すぎる。おそらくショートサイズのシュラフには入れるのが難しそうです。165cmぐらいのタイプがあればいいのにな~。
→ 枕部分を折り返すと入ります。その分高さも出てより寝やすくなった! - マットの穴から地面の石の感触が伝わってくることがある。時期によっては底冷えする。
→薄い軽量マットを下に敷くことで少し解決できます。少しね。 - シュラフの中に入れて使うと多少シュラフ内が狭くなる。
→シュラフの下に敷いて使っても快適に眠れます。 - 枕は快適だけど、マットとそれほど高さに差が無いので低く感じる。
→枕の下に衣類などを置いて高さを調整するとGOODです。
総評
真夏の北アルプスでは問題なく、快適に使うことが出来ました。10月以降の気候になるとわたしには底冷えが厳しくて無理でした。
今回紹介した山道具
購入タイミングによってはお得に購入できます。
レッドもありますよ。こちらは309g(スタッフサック別)です。
エアマットを使用する際は、万が一パンクしたときのバックアップとしてマット(軽量なもの)を持つのがおすすめです。こちらはくるくる丸めるタイプ。
OMMのDUO MATは折りたたんでザックの背面に入れることができるのでシンプルにパッキングできてオススメです。適度に固さもあります。
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