大晦日!赤岳天望荘宿泊体験記。じゃんけん大会の熱い夜。
2016/03/17
2015年から2016年にかけての年末年始の八ヶ岳縦走中は、4泊中3泊を山小屋泊としました。その中の2泊目、赤岳天望荘のレポートです。大晦日は恒例の「じゃんけん大会」があるんですって。勝てばいろいろな景品が当たるんです!
赤岳天望荘ってこんなところ
赤岳天望荘は八ヶ岳稜線に建つ山小屋です。赤岳山頂までは小屋からコースタイムで40分(無雪期)。食事がなんとバイキング!あと、稜線の山小屋なのに水・お湯・コーヒー、あとなぜかお汁粉(餅なしですが...)が飲み放題。
Twitterでもサービスが評判良いです♪
赤岳天望荘のサービス良すぎ。コーヒー・お茶・お湯・お汁粉が「宿泊者はご自由に」だそうで。家から焙煎したてのコーヒー豆挽いて持ってきたんだけどな~
お汁粉も台湾の高山烏龍茶も持ってきてるのに、使うこと無さそう。
http://t.co/J32RyT30S1— 黒江欣忠 (@yoshikuroe) 2014年12月31日
夏季にはなんと五右衛門風呂まで出現します。稜線上なのにすごい。ちなみに赤岳展望荘ではなく、赤岳天望荘です。これを書いている今気が付きました。
宿泊料金
1泊2食 9,000円
1泊夕食 8,000
1泊朝食 7,500
素泊まり 6,500
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<個室>(お一人様)
1泊2食 12,000
1泊夕食 11,000
1泊朝食 10,500
個室1名ご使用 15,000
付帯設備:お茶、コーヒー、お風呂(6月~10月上旬)※宿泊者のみ
お部屋
赤岳天望荘は2棟に分かれており、食堂や受付がある棟の下に大部屋が複数あります。ぽこたちは今回も大部屋です。6人で7人分のスペースの大部屋に案内されました。二段式のかいこ棚?というやつでしょうか。寝具は封筒型寝袋が1人1枚割り当てられました。布団ではなく寝袋なので一人当たりのスペースは狭いです。また、12/31大晦日なだけあり、小屋が全体的に混みあっていてザックを置く通路もサンダル置き場もぐちゃぐちゃ。なんかだか居場所がありません。通路の左右に二段式のかいこ棚があります。
居場所がなくて、通路に佇む人たち↓
かいこ棚は天井低くて狭いけど、ある程度(7人ぐらい)小分けにされているのはいいかも。ここ1人9,000円。
もう1棟は談話室と小分けにされた個室があります。個室と言ってもかなり狭いお部屋ですがプライベートが確保できるのはいいですね。ここが1人12,000円ですね。と考えると、どうだろうか。人によっていろいろだと思いますけど。
個室がある棟の通路は比較的すっきりしていました...。大部屋の通路とは大違いだわっ。
夕食
受付のあるエリアが食堂になっています。チェックイン時に受け取ったコップの色で食事の順番が決まります。
この日は大晦日だったのでおそらく小屋最大の混みっぷり。食事が15分刻みで呼ばれる状態です。そんなに速く食べれないよーって思いますが、速い人遅い人それぞれでなんとなくバランスが取れている感じです。
赤岳天望荘の一番のウリはおそらく「食事がバイキング」ということです。男性陣はおかずのお皿がほぼ茶色(肉ばっかり)でした。食べたいものを好きなだけ食べられるのはいいですね~!
この日の夕食は炊き込みご飯、お味噌汁、豚の角煮、鶏と野菜の煮物、山菜のお浸し(?)、ザーサイ、フルーツポンチ、漬物などでした。実は味には全然期待していなかったのですが、ふつーに美味しい味付けでしたよ。
朝食
元旦の2016年1月1日の朝食はご来光前の5:30頃から。おせち料理+バイキングのおかずという豪華なセット。お雑煮が疲れた体と胃にすごくおいしかったです!
男子はとりあえず朝から盛る。
食事はこんなところで食べます。ここはこたつ席です。
談話室
個室がある棟に談話室もあり、雑誌などもあるのですが、足の踏み場もないぐらいギューギューだったのですぐに退散しました。
更衣室
更衣室みたいなものはたぶん無かったと思います...。着替えはどうするんだろ。
トイレ
洋式は男女共用でした。年末で人が多い分、匂いもキツク、使用するのが辛かったです。。まー稜線上だししょうがないですね。覚悟して慣れれば問題ない!!と言い聞かせるしかない...。(が、正直、トイレ怖かったです。入るのが憂鬱になった...。)
その他
ヤマケイの取材の人がいました。2016年年末発売の雑誌に載るかもですって。
大晦日恒例 じゃんけん大会
大晦日の夕食後は、恒例のじゃんけん大会です!宿泊者(ほぼ)全員が集まって食堂は大混雑。座れない人も出てきます。ぽこ達はすばやい行動でコタツ席をゲット。全員がそろったところでまず、じゃんけん大会のルールが説明されます。
- 景品説明をするので欲しい商品が出たら立ち上がる
- 前にいる代表の人とじゃんけんをし、勝った人以外は座る
- いろいろな景品があるので何度参加してもよい
- 景品をゲットしたら、その後は参加しないこと(でも、ちゃんと説明を聞いていないのか複数景品をもらってる女性がいました...。)
じゃんけんしながら、生ハムをたくさん頂き、ワインも頂きました。この生ハム切り立てなの。
じゃんけん大会すごい熱気!!!
景品に生ハムの余りも出ていました。どうやって持ち帰るのか...???ザックのサイドポケットに生ハム入れるのかなー。
じゃんけんの結果...
熱くじゃんけんで戦った結果、グループの6人中5人がプレゼントをゲットしました!一番高額なのは赤岳天望荘1泊個室2名券を当てたねーさん。次はミレーのソフトシェル?みたいな物を当てたみっちゃん。しかし、そのソフトシェルはテン泊さんのサイズにぴったりということで 奪われました(厳密には何かと"交換"するらしいです。)。そのほかあげぱん無料券とか手拭いとかモンベルのTシャツとか。
じゃんけん大会の後は年越しそばが振る舞われましたよ。だし汁がすごくおいしくてわさび入れてごくごく飲んでしまった!
まとめ
- 赤岳天望荘の売りはおかずが取り放題、お汁粉(餅なし)とコーヒー・お茶・お湯が飲み放題なことかな。稜線上の小屋で水場がないのにすごいと思います。
- 天気がよければ朝日を見るには最高の立地です。
- じゃんけん大会、何度も立ったり座ったりで地味に疲れる(笑)
- トイレこわい。
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