LCCの遅延対策ができる保険を調べて気が付いたこと3つのこと

前回の記事で「LCCで散々な目に遭った経験」を書きました。

LCCの遅延に対応できる保険ってないのかな？以下2点の事態に対応できるものがあるか調べてみました。

1. 飛行機が欠航になった(2013年1月14日の経験)
2. 成田到着が23時になったため成田から移動できなくなった(2013年1月15日の経験)

LCCの保険

バニラエア：バニラエア国内旅行傷害保険

費用：片道700円

一部抜粋

ご搭乗になる便の4時間を超えた遅延や欠航、運休ならびに乗継の際、到着機の遅延で乗継後の出発が4時間を超えて遅れ、お客様が交通費や宿泊費の費用をご負担された場合には保険金が支払われます(8,000円)。

「飛行機が欠航になった」事態については保険金が支払われることになると解釈できます。
「成田到着が23時になったため成田から移動できなくなった」事態については4時間以上遅延したわけではないので支払われないですね。

ジェットスター：あんしんPlus/Max

一部抜粋

下記の条件に該当した場合に、1 回につき StarterPlus運賃の場合 10,000 円、StarterMax運賃の場合 20,000 円を航空機遅延・欠航見舞金として支払います。

• 航空機か?欠航または運休となった場合
• 航空機か?当初の出発予定時刻から6時間以上出発か? 遅延した場合

* ただし、上記に該当する場合で欠航・運休または遅延確定後も、お客様が継続して、当社航空機または当社が手配した交通機関を利用した場合に限ります。航空券の払戻しを申請した場合は、見舞金の支払いの対象となりません。
* 欠航／運休または遅延が当初の予定出発時刻より12時間以上前に確定した場合は、対象となりません。
1つの購入につき1回を支払い限度とさせていただきます。

保険という形で入るわけではなく、対象が「Starter Plus」または「Starter Max」 運賃対象便の航空券をご購入いただいたお客様となっていますので、通常の料金＋数千円の上乗せ金額を支払うと「お見舞金」が支払われる対象となる仕組みです。

「飛行機が欠航になった」事態についてはお見舞金がが支払われることになると解釈できます。
「成田到着が23時になったため成田から移動できなくなった」事態については6時間以上遅延したわけではないので、バニラエアと同様に支払われないですね。
また、「1つの購入につき1回を支払い限度とさせていただきます。」と注意書きがあります。乗ろうとした飛行機が欠航になり、振り替えた次の便がまた欠航になる、といった事態が発生した場合（どんな場合だ、、）は1回分しか支払われないと解釈できます。

保険会社の保険

ジェイアイ傷害火災保険：ジェイアイの国内旅行保険

費用：2泊3日の場合1,450円

一部抜粋

搭乗予定だった航空機の欠航または搭乗した航空機の着陸地変更により、その航空機の出発予定日に代替となる他の航空機を利用できない場合で、その日に予定していた航空機の最終到着地以外の地において宿泊施設に宿泊し費用が発生した場合、保険金（1万円）をお支払します。

「飛行機が欠航になった」事態のみ対応が可能。遅延は保障されず、欠航のみ対象なので「成田到着が23時になったため成田から移動できなくなった」は対象となりません。

AIU：AIUの国内旅行傷害保険

費用：2泊3日の場合1,355円

一部抜粋

利用航空機が濃霧、台風で欠航したために、ホテル、旅館に宿泊したとき。(1万円)

説明短かっ！
やはり、「飛行機が欠航になった」ら支払われますが、到着後についての保障はないですね。

三井住友海上：国内旅行傷害保険

一部抜粋

国内旅行行程中に被保険者が搭乗する予定だった航空便が出航予定時刻から4時間以上の出航遅延、欠航もしくは運休または航空会社の予約受付業務の不備により搭乗不能となり、出航予定時刻から4時間以内に代替の航空便を利用できない場合に負担した費用（食事代金）を補償します。

？！食事代金て、、、求めているものと違いすぎてびっくりした。
このような保険もあるので、入るときにはよく契約内容に目を通しましょう。

まとめ

※もし、上記の解釈に間違いがあればコメント欄でご指摘いただけると助かります。
※2014年10月時点の情報になります。