丹沢/三ノ塔尾根メンテナンスのボランティアに行ってきた。
2016/02/14
北アルプス縦走中に出会った女の子から紹介されて、丹沢自然学校主催のボランティア活動に参加させてもらいました(神奈川県の許可を得て行っている活動です。)
何をするかというと、、、登山道整備!何それ面白そう~。ってわけで興味津々で参加。
丹沢登山道整備
まず、大倉バス停に集合。ボランティア参加者のみなさんとざっくり自己紹介します。
そして、リーダーの車に乗せてもらい
三の塔尾根のゲート・牛首まで連れて行ってもらいます。
くわ的なやつを渡されます。あと、土嚢袋も。
三ノ塔までとりあえず登ります。
三ノ塔
とりあえず、三ノ塔について休憩します。まだ、何もしてないですけど。休憩。
さて、ボランティアの内容ですが、「水切りの整備」です。下の写真のやつは、階段ではなく水切りです。
「雨が降って水が流れたとき、登山道をそのまま雨水が流れると登山道が削れて深くなってしまうのを防ぐ為、雨水を脇に流す為のもの」ですね。
土嚢の作り方
水切りのメンテナンスで必要になるのが土嚢。まず、2人1組で登山道から少し離れたところに移動します。一人が土嚢袋を持ち、
もう一人がシャベルで土を入れていきます。
ある程度入ったところで土嚢袋の口を閉じ、口を下にしてたたみます。これで土嚢が完成。
水切りのメンテ
水切りの脇に土や枝が溜まっていると、雨水が脇に流れずそのまま水切りを超えて流れてしまうので、土や枝を避けて雨水の通り道を作ります。
雨水の通り道ができました!ここでポイントは、水の通り道を作ったと思ったのに、流れた水が登山道に流れたら意味がない!ので登山道ではなく、山肌に流れるように通り道を作る、ということです。
水切りの延長
下の写真の場所の場合、水切りの長さが足りていません。
周辺から適当な木を拾ってきて、水切りを延長。
これでうまく流れてくれるはずです。
登山道と水切りの間にできた穴
時々見かける、登山道に空いた穴。この穴も、そのまま雨水が流れてしまうので埋めるのが良いとのこと。
辺りから拾ってきた木材で埋めてみます。
その上から土嚢で塞ぎます。
と、こんな感じのことをしてきました。普段何気なく歩いている登山道ですが、いろんな人の手が入って保たれているんですね。少しは山に恩返しできたかしら。
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