Trip Notes -旅のメモ-

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秀麗富嶽十二景の滝子山へ(寂ショウ尾根)

      2021/02/20

ぽこ(@TripNotes_poco)です。

秀麗富嶽十二景の一つ、滝子山にはバリエーションルート(とは言っても明確なルート)の寂ショウ尾根(じゃくしょうおね)というルートがあるのですが、登ったのは何年も前。久しぶりに登ってきました。岩場の多いルートになります。

コースについて

ルート
笹子駅(08:03)→(08:10)笹一酒造→(08:20)吉久保入口バス停(08:21)→(08:25)稲村神社→(08:34)桜森林公園(08:35)→(08:42)寂惝苑入口分岐(08:43)→(09:03)高圧線鉄塔No83笛駒線(09:10)→(09:18)大鹿林道横断点(南稜)(09:19)→(10:07)滝子山南稜(10:08)→(11:26)浜立・寂ショウ尾根分岐(11:27)→(11:48)滝子山(12:48)→(12:51)滝子山・三角点峰(12:57)→(13:07)男坂・女坂分岐(13:13)→(13:19)女坂(13:20)→(13:24)男坂(13:25)→(13:46)桧平→(14:03)北方川西尾根分岐→(14:11)フタマタ沢ノ頭→(14:30)最終水場(14:34)→(15:20)滝子山分岐(15:21)→(15:25)藤沢子神社→(15:55)初狩駅
歩行距離 12.5km
所要時間
山行 6時間20分
休憩 1時間32分
合計 7時間52分
メンバー 2人
 

参考にしたもの

「山と高原地図.25 大菩薩嶺」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

登山口までの交通

早朝に家を出発して、中央線で笹子駅へ。駅で降りた人は4、5人程。うち一人は久しぶりに一緒に登山する、かめのこちゃんです。

2021年1月9日 秀麗富嶽十二景の滝子山へ(寂ショウ尾根)

笹子駅(08:03)

ひんやり冷えた笹子駅、めちゃくちゃ寒いです。今日はかなり寒い!服を全部着て出発します。

(08:10)笹一酒造

駅からしばらく車道沿いの歩道を歩き、笹一酒造の前を通り過ぎます。日本酒買いたい。

温度計を見ると-7度。待って!山に登る前からこの気温。大丈夫なのかしら?!

(08:20)吉久保入口バス停(08:21)

バス停のあたりで住宅街に入ります。ところどころに、滝子山への案内板が出ていて優しい。

(08:25)稲村神社

稲村神社です。

用水路を見ると、水が凍っている。ほんと、すごく寒い日でした。

素朴な山の案内板と快晴の空。天気は良いのですが、体感気温はマイナスです。実際に気温はマイナスです。

地図を見ながら車道を歩いていきます。どんどんと木々が高くなってきました。

(08:42)寂惝苑入口分岐(08:43)

あれぇ、、、尾根の取り付きが分からない。どこだったっけなぁ、、、とドキドキしながら歩いていると看板が見えてきました。

ここが寂ショウ尾根の取り付き!

広々とした山道を進んでいきます。

枯葉の積もった山道を歩いていると、昔の山小屋が出てきます。廃墟。

廃墟好きにはたまらないのではないでしょうか。え?こちらは廃墟ですよね?

バリエーションルートとはいえ、明確なトレースが付いています。地図を見ながら進んでいきます。

(09:03)高圧線鉄塔No83笛駒線(09:10)

突然出てくる高圧電線の鉄塔。ここで衣類を調整します。かめのこちゃんはすごく寒いみたい。

尾根らしい尾根道を進んでいきます。

寂ショウ尾根の前半は普通の山道で、非常に歩きやすいです。

(09:18)大鹿林道横断点(南稜)(09:19)

山道をあるいていると、突如林道が現れます。林道を横断します。

ちゃんと案内板があるのが優しい。

林道から再び山道に入るのですが、ここの取り付きが急でした。急な上に、土が乾いていてサラサラで滑る滑る。

慎重に登ると再び普通の山道に入ります。派手さは全くない、地味~な風景だけど、こういうの結構好きです。

どんどん標高が上がって景色が開けてくる。富士山がだんだん見えてきた!

 

(10:07)滝子山南稜(10:08)

岩場が増えてきます。気を付けて登っていきます。印がついている岩もありますが、無い岩もあります。

よーく見て、登りやすいルートを探しながら登ります。ぼーっとしていると、変なところに出てしまいますよ(一回変なところに行きかけた)。

岩場をどんどん登って標高をあげていくと、木々の向こうに見える富士山がどんどん大きくなっていきます。

(11:26)浜立・寂ショウ尾根分岐(11:27)

あ、もうすぐ山頂なはず!この案内板から先は普通の登山道でした。

細かくアップダウンを繰り返してもうすぐ山頂です。

(11:48)滝子山(12:48)

駅で人にほとんど会わなかったし、こんな寒い日に人はいないだろう、、と思っていたら、山頂には10人ぐらいいてビックリする(汗!!)

「人多いから写真だけ撮って、さっと降りて途中で休憩しよう」

ということになり、山頂をサッと後にします。雪の少ない富士山は、地味。。

山頂から少し下ったところ、山道のわきの少し広いところでお昼休憩にします。

風が強くて寒いっ。かなり寒いですー!体感気温はマイナス10度以下!少し薄着で来てしまったかめのこちゃんは、かなり凍える。ちなみにペットボトルが凍っていました。

休憩を終えて下山を開始します。普通の登山道は歩きやすいなあっ!

(13:07)男坂・女坂分岐(13:13)

男坂か女坂か、どっちを下ろうか?登りで岩場一杯歩いたから、楽な方にしましょう、ということで女坂を下ります。

(13:46)桧平

女坂を下り、桧平に到着しました。

「笹子駅方面に下山して、笹一酒造のお酒が買いたい!」とかめのこちゃんが言うので、桧平から南へ下る道を進んで下山しましょう。

落ち葉で登山道が見えず進路を阻まれます。

そのまま進もうとしたら、かめのこちゃんが「道見えないよ!怖い!」と言うので、確かにそれが普通の感覚かと思い、一旦桧平に引き返します。迷いそうになったら戻るのが鉄則です。

桧平からは東に延びる登山道を降りて、初狩駅に向かうことにします。笹一酒造の日本酒を買うのは諦めたのです...。

やはり普通の登山道は安心するのです...。

(14:30)最終水場(14:34)

さくさくっと下山を進めていたら、サラサラの下りで滑ってどっかに吹っ飛びそうになるわたしをかめのこちゃんが掴んでくれた(汗)一応、登山道を外れて滑り落ちたとしても九十九折の道だったので下の登山道に落ちるだけでしたが、ちょっと危なかった。やはり下りの筋肉が弱っております><

寒くて長い下山道、、とても長く感じました。

民家が見えてきてホッとします。

車道に出ました。途中、道を歩いていたご婦人に初狩駅への道を教えてもらったら「滝子山に登ったの?こんなに寒い日に!寒かったでしょう!」と驚かれました。確かにめちゃくちゃ寒かったけど、地元の人も寒いと思うぐらいの寒さだったのね、、、

梅の花が咲いてた。

(15:55)初狩駅

無事に初狩駅に到着。

なんだか体の芯まで冷え切って、すごく寒い登山でした。でも、寂ショウ尾根は登るの楽しいし、天気も景色も良かったので満足できた登山でした。

まとめ

寂ショウ尾根は分かりやすいルートですが、下山に使うのは全くおススメできません。岩場下るのこわい。

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