竜ヶ岳から富士山を望む。雪山ハイクと山ご飯会。初めて雨氷を見たよ。
2017/04/01
軽い雪山で山ご飯会をやろう~という話が出て、それなら山頂が広くて割と簡単に登れる竜ヶ岳はどうかという話なり、雪山ご飯登山会が開催されました。雪山ご飯登山会のルールは
- 一人一品作る
- ひとりで黙々と食べない
です。
コースについて
ルート | 本栖湖キャンプ場(10:25)→(11:32)石仏、見晴らし台(11:33)→ (12:30)竜ヶ岳(15:04)→ (16:05)本栖湖キャンプ場 |
歩行距離 | 7.35km |
所要時間 | 山行 3時間23分 休憩 2時間36分 合計 5時間59分 |
メンバー | 8人 |
参考にしたもの
「山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
都内某所に集合し、メンバーの車で本栖湖キャンプ場の駐車場まで相乗りさせてもらいました♪富士山駅や河口湖駅からバスも出ているので、公共交通機関で行くこともできます。
2016年2月11日 本栖湖キャンプ場駐車場から竜ヶ岳へ
本栖湖キャンプ場(10:25)
本栖湖キャンプ場を出発します。
昨今の気温の高さもあり、駐車場は少しドロドロです。今日のメンバーは8名。なかなかの大所帯です。
数分歩くとすぐに雪道になります。車が走るところ以外は基本雪です。
本栖湖キャンプ場の駐車場から竜ヶ岳登山道入り口までは10数分です。ここから登りが始まります。アイゼンを付けなくても余裕かな~~と思って歩き始めると...
急な登りの箇所で滑り始めます。こ、これはっ怖いっ。というわけで、早速みんなチェーンスパイク、及び軽アイゼンを付け始めるの図、です。
少し登ると本栖湖を見下ろす形になります。天気が良くてなおさら美しく見えますね。
そして富士山も。
これから何度も見れるはずの富士山ですが、美しい光景に撮影大会になります。
それにしても雪がとても少ないです。今シーズン(2015~2016年)は暖冬でとても雪が少ないみたいです。昨シーズンの雪山をほとんど知らないのですが、知っている人に聞くと、昨シーズンはこの笹原が半分以上埋まるぐらい雪があったそうです。
石仏、見晴らし台(11:32)
歩き始めて1時間ちょっとですが、ちょうどよい場所なので少しだけ休憩します。米を炊くテン泊さんはここで米を水に付けます。
再び歩き始めると、南アルプスがくっきり見えます。真ん中より少し左の尖っているところが日本の標高2位の北岳です。
雪道とドロドロ土のミックスで「ぎゃー」と小さく悲鳴をあげながら登って行きます。ドロドロはホントに嫌っ。
山頂の手前でキラキラした木々が出てきました。なんだあれは?樹氷?とも違いますよね。キラキラ氷みたい。
これらは雨氷というそうです。初めて見ました!
雨氷(うひょう[1])は、0℃以下でも凍らない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が、地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される硬く透明な氷のこと。着氷現象の一種でもある。
みんな感激して写真を撮りまくります!
さて、山頂まであと少し。ここまでくると、後はほぼ平坦な道のりです。
竜ヶ岳山頂(12:30)
無事山頂に到着しました。富士山が綺麗に見える広い山頂。最高に良いお天気でとても良い日です。
集合写真を撮った後は、レジャーシートを敷いて食事の準備です。
ぽこはトマトチーズ鍋(レシピ)を作りました。トマトとチーズのポトフ風鍋です。
雪だるまと焼き鳥!焼きたての焼き鳥はとっても美味しい。マジックソルトで美味しさが増していましたよ。マジックソルト侮れない!「これが山頂で1本200円で売ってたら買うわ」との声も。全国の山小屋オーナーさん、メニューに加えてみてはどうでしょう?!
カレーつけ麺~。麺を2種類も用意するとはさすが!!
チゲです。こちらも焼き鳥を焼く応援をしています。
各種ビールとオールフリーを雪で冷やします。ゆきだるまもいるっ。
牛角のメニューをパクった、黒糖おさつバター。
他にもおでん、水餃子、鍋などなど、、、バラエティに富んでいて楽しい~。美味しい~。わーいわーい!
せっかくの広い山頂なので、、、最近購入したという、ファイントラック(finetrack) ツエルトIIロングを張る練習をする人。
竜ヶ岳山頂(15:04)
山頂には2時間半ほど滞在。散々飲み食いしてお腹いっぱい!雪だるまでデコレーションした山頂を後にします。
良い眺望ともお別れ...。
帰りはコースを変えて、北側の樹林帯を延々と下って行きます。眺望的にはあまり面白くないのですが、こちらは登山道に雪がしっかり付いていてドロドロ箇所が無く、安心して下山することができました。
下山は1時間ほどで完了。気楽に登れる雪山登山でした。
最後に、、、タヌキの足跡。
活躍した道具はこちら
軽い雪山なら、チェーンスパイクが大活躍。今回の参加者は半分がチェーンスパイクでした。
軽アイゼンも大活躍です。
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