北アルプス3泊4日(2/4)2日目は双六小屋から三俣山荘と鷲羽岳へ
2017/08/15
双六池キャンプ場で迎える朝、全然寒さを感じること無く、快適に眠ることができました。
日が昇る前から隣のテントのおじさま二人組がガサゴソ起き出します。1人は槍ヶ岳にいくみたい。ぽこ(@TripNotes_poco)は、ソロの時は明るくならないと動き出したくない~ので、シュラフの中でゴロゴロ、ゴロゴロ...ゴロゴロしているうちに、外はどんどん明るくなっていきます。憧れの夏の北アルプス2日目、そろそろ行動を開始しなくては!
撤収準備をしましょ。あ~。テントが夜露で、雨が降ったみたいにびちゃびちゃです。フライシートはビニール袋に入れてザックに収納します。
の続きです。
コースについて
ルート | 双六小屋(05:47)→(06:03)双六岳巻道分岐→(07:32)三俣峠(07:33)→(08:04)三俣山荘(9:23)→(10:38)鷲羽岳(12:17)→(13:13)三俣山荘 |
歩行距離 | 7.09km |
所要時間 |
山行 4時間27分
休憩 2時間59分
合計 7時間26分
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メンバー | 1人 |
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参考にしたもの
「山と高原地図 37 山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
2016年8月7日 双六小屋から三俣山荘へ
双六小屋(05:47)
わたしが出発する頃には1/4ぐらいのテントがもう撤収済みでした。04:30には出発したかったけど、既に5:30過ぎてる~。ソロだからいいのよ~(てきとう)。
双六小屋の前から見る朝日。ま、眩しいっ。
三俣方面に向かって出発します。小屋を出るといきなりの急登です。
朝日に照らされる双六小屋を時々振り返っては見ながらぐんぐん標高を上げていきます。他の登山者も続々と上がってきます。前からは双六岳山頂で朝日を迎えた人々がどんどん下りてきます。若干のすれ違い渋滞が発生します。
だいぶ太陽が上がってきた!今日も暑くなりそうです。うっすら雲海みたいになってる。
(06:03)双六岳巻道分岐
早朝からの急登にぜぃぜぃしながら双六岳巻道分岐点に到着しました。ここで、①景色の良い稜線コース・少し景色の良い中道コース方面 ②一番楽な巻き道コースに分かれます。天気が良いから稜線コースを歩いたら気持ちいいだろうけど、そうするとまだまだ登りがあります。で、目の前の、この平坦な感じの巻き道コースを見たらさ...
迷わず巻き道コースを選択っ。へたれなわたしです。景色が良い稜線コースは帰りに通りましょ...。
巻き道コースはお花が一杯です。お花を楽しみながらどんどん進んで行きますよ!
チングルマの実畑。
モミジカラマツ。
巻き道コースとは言っても、ゴロゴロの岩の道を登ったり下りたり、多少のアップダウンがあります。
槍ヶ岳がくっきり見えていますね!天気が良すぎます!
ヨツバシオガマ。
(07:32)三俣峠
三俣蓮華岳、及び双六岳稜線コース・中道コースとの合流地点である三俣峠に到着しました。ここから、三俣蓮華岳に登ってもよかったのですが、迷わずスルーっ。
ここからの景色もとっても良くて、槍ヶ岳を撮りまくってしまいます...。もうすぐ三俣山荘が見えてくるはず。
広い稜線を歩き、狭いゴロゴロの岩場を下ります。正面に見える山は鷲羽岳!
三俣山荘!見えてきたー。
三俣山荘から鷲羽岳へ
(08:04)三俣山荘(9:23)
テントを設営して受付してちょっと休憩します。テント内暑い。暑すぎて、とても中には居られません。
三俣山荘のテン場については次の記事を参考にしてくださいね。
休憩を終えたら、小屋の前にそびえたつ鷲羽岳に出発します。
さっ、テントを置いて軽くなった体で軽快に出発します。
山頂まで続く道がくっきり見えます。何人か登っている人も見えます。右側(東側)からの風がすごい。帽子が飛びそうになって焦ります。
眺望に目を奪われるけど、地面に咲く高山植物も見逃さない。タンポポっぽいのはカンチコウゾリナ?自信がないです。それとシナノオギリのコラボ。
振り返ると、朝から歩いてきた双六小屋からのルートがはっきり見えました。道が見渡せるのってやっぱりいいなぁ。天気サイコー!
着実に遠ざかっていく三俣山荘。
鷲羽岳に続く道は、ザレザレのザレ場で少し歩きにくかったです。こういう道、登りはいいけど下りが嫌なんですよねぇ。
三俣山荘がだい~ぶ小さくなった。結構な頻度で立ち止まって振り返ってしまいます。空身なのに結構疲れる。標高が高いからかなぁ。。弱ってるのか。
山頂はまだまだ先。。
右側に鷲羽池が見えます。おぉ、、、、う、美しい。。池までは道がついていて、付近にザックがデポしてあったので降りて行った人が2人いるみたい。
山頂が近づいてきたっー。結構な数の人がいます。
(10:38)鷲羽岳(12:17)
標高2924mの鷲羽岳山頂に到着しました。
鷲羽岳山頂から見える鷲羽池がキラキラ輝いていて名古屋から来たおばさまが「わ~~!すごい!綺麗ホントにすごく綺麗だわ~ほんっと来てよかったわ~!!!」ってえらく感激していました。わたしも、鷲羽岳山頂から見える槍ヶ岳と鷲羽池の眺望がすっごく気に入りました!
水晶岳へ続く稜線も綺麗です。向かう人や向こうから来る人もチラホラ現れます。
山から下界が見えない場所ってステキ...。
わたしにしては珍しく30分以上も山頂で景色を楽しみました。水晶岳にも行こうと考えていたけど、なんだかもう満足してしまった♪ので三俣山荘に下山することにしました。せっかくこんなに天気が良いんだから、水晶岳にも行けばいいのに、、、わたし。
雲がだいぶ出てきました。時々強風に煽られながら、ザレ場に足を取られそうになりながら慎重に下山します。
こんな、空に雲が多い景色も夏休みの空、って感じでイイと思います。
(13:13)三俣山荘
夕食は三俣山荘名物のジビエシチューを予約したので、外のテラス席で槍ヶ岳を見ながら食事待ちをしていたら、埼玉から来た中高年の山岳クラブの団体さんに話掛けられます。
で、すこしびっくりした会話↓
おばさま「ねぇ〜あの山って何?尖ってるやつ」(注:↑上の写真の尖ってるやつのことね。)
みなさん「えっ!!!」
おばさま「あっ!もしかして槍ヶ岳?」
みなさん「分かってるじゃん!(ほっ)」
わたしも別の場所で「どれが剱岳~?」と聞いたことがあるので人のこと言えないです(汗)...
続く。
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