Trip Notes -旅のメモ-

登山・トレッキング・テント泊・縦走・雪山・オリエンテーリング・山道具や海外旅行女性一人旅などに関するブログ

雲取山1泊2日テント泊登山(1/2) 鴨沢から雲取山荘へ

      2017/07/28

雲取山山頂標識

八ヶ岳にテン泊行こうと思ってたんです。。。しかし、冬型低気圧の到来で八ヶ岳は大荒れ予報。

天気が多少悪くてもいいから、どこかにテン泊行きたいよーー!と、考えたぽこ(@trip_notes)とりかちゃん。

公共交通機関で行ける雪山でテン泊できて冬型低気圧の影響が少なそうな場所は雲取山。ということで雲取山へ行き先を決定しました。雲取山はもう3回目だわー。

1回目はテン泊装備で登ったものの、天気が悪くて山頂経由してそのまま下山しました(ただの日帰り)。

雲取山 10kgのザックを背負ってテン泊するつもりが、鴨沢〜雲取山〜三峰を日帰り縦走してた。

2回目は山頂を経由して三条の湯でテン泊しました。

雲取山と三条の湯 1泊2日テント泊登山(1/2)雲取山山頂を経由して三条の湯へ

3回目の今回は、初めての雲取山荘でテン泊です。

コースについて

ルート 鴨沢バス停(10:21) → (10:45)丹波山村村営駐車場(10:50) → (10:55)小袖緑道あがり → (12:13)堂所(12:14) → (13:00)七ッ石小屋下分岐(13:05) → (13:10)七ツ石小屋(13:27) → (13:30)七ッ石小屋上分岐(13:31) → (14:02)ブナ坂(14:03) → (14:45)奥多摩小屋 → (14:49)ヨモギノ頭(14:50) → (15:18)小雲取山(15:21) → (15:38)雲取山避難小屋(15:43) → (15:48)雲取山(15:54) → (16:13)雲取山荘(16:15) → (16:17)雲取山荘テン場
歩行距離 12.3km
所要時間 山行 5時間9分
休憩 47分
合計 5時間56分
メンバー 2人

参考にしたもの

「山と高原地図 25. 雲取山・両神山」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

登山口までの交通

奥多摩駅に到着し、急いでバス停に向かうとすでにバスは到着していて座席は満席。さらに立ち客がいる状態でした。
そのバスにどんどん登山者が乗ってきてバスはギューギューです。「てか、バス増便しろや!!!」
というのは心の声。。。でも、こんなに乗客を詰め込むのは本当に酷いと思います...。収容所行きのバス?
りかちゃんより連絡がありました。「バスに乗ったよ。ザックで前が見えない!」

ぎゅーぎゅーのバスは鴨沢に向けて出発!急カーブ連続の道を30分以上走ります。ううぅ、、、気持ち悪い(車酔い)。
バスから見える、輝く奥多摩湖。
奥多摩湖

とても天気がいいです。本当に八ヶ岳は大荒れなのかな?って考えてしまう程。

結構気持ち悪くなったころ、ようやく鴨沢バス停に到着しました。鴨沢バス停

はぁはぁ、、、、急カーブ連続でギューギューのバス辛かった。。奥多摩はこれ(バス)が嫌です。。バス辛い。
鴨沢バス停には綺麗な水洗トイレがあります。女子トイレは空いているけど、男子トイレだけ行列になっていました。ここに登山人口の比率を見ましたね...。
鴨沢バス停トイレ

2017年2月11日 鴨沢から雲取山荘へ

鴨沢バス停(10:21)

想像以上にたくさんの登山者がいる鴨沢バス停。準備して出発!こんなに登山口出発が遅いなんて。のんびりまったりだー。
鴨沢バス停

バス停のすぐ横にある階段を上がって車道を上がっていきます。鴨沢バス停

矢印に従って歩いていくと山道に出ます。
雲取山登山

(10:45)丹波山村村営駐車場(10:50)

山道を終えると村営駐車場にでます。以前来たときには無かったトイレが新設されていました。
さらに少し車道を歩くとようやく登山口に到着します。

(10:55)小袖緑道あがり

小袖緑道あがり

登山口付近で女性二人組に声をかけられました。
女性たち「すみません~今日はどこまで行くんですか?」
わたしたち「雲取山荘のテン場までの予定です。」
女性たち「そうなんですね!みんな山頂まで行くんだぁ...」
わたしたち「??...どちらまで行かれるんですか?」
女性たち「奥多摩小屋まで行きたいんですけど、ダメだったら七つ石小屋までにします!」

ほぅ~。まだ、そんなに遅い時間でもないからがんばってーー!!!と思いながら出発します。

さて、ここからが登山道。薄く雪が積もった登山道かと思えば、
雲取山登山道

綺麗に雪が無くなっている箇所もあります。日当たりによって大分違うみたい。緩やかで歩きやすい道を登っていきます。
雲取山登山道

(12:13)堂所(12:14)

堂所付近は風が吹き抜けていて少し寒かったです。ここで、少し休憩したら一気に体が冷えて失敗!休憩は風の無いところにしないと。
堂所

(13:00)七ッ石小屋下分岐(13:05)

この辺り、微妙にルートが入り組んでて、そのまま雲取山方面に向かうことも出来ますが、七ッ石小屋に寄ることもできます。水を補給したいので小屋方面に向かいます。
七ッ石小屋下分岐

ここから小屋まで、なんとなく遠く感じるのです。。まだかなまだかな。。
七ッ石小屋下分岐

見えてきました!
七ッ石小屋

(13:10)七ツ石小屋(13:27)

久しぶりの七ッ石小屋に到着しました。七ッ石小屋

通年営業で小屋番常駐、ととても心強い山小屋ですね。
七ッ石小屋
七つ石小屋は昨年一旦営業を終了したのですが、その後復活した山小屋。

わたしにとっては登山口からの距離が近すぎて、水場としての利用以外をすることはないのですが、やはり途中に小屋があるというのは心強いです。
復活してからの七つ石小屋は情報発信を積極的に行っていて(公式ブログ)小屋も立ち寄るたびにアップデートされていて素敵な山小屋です。

印象に残っているのがこちらの記事。冬山登山は慎重に!

ケース1ってなんだったんだろうか、、お友達は一体?遭難した人も20代で七つ石小屋までたどり着くのが困難って体力無さすぎだろ!!と思ったりもしましたが、体力など人それぞれなのでそこは仕方ないかな。。一番怖いのは自分を知らなすぎることだな、と思ったり。

さて、七つ石小屋ではたくさんの登山者が休憩していました。トイレも綺麗ですよ。
七ッ石小屋トイレ

水場がまたアップデートされていました。日々手入れをされているんだなぁ。七ッ石小屋水場

水分を補給して行動食を少し食べて休憩します。

小屋の片隅には、周辺の雲取山・飛龍山・権現山の標識が!回収してきてここに一時保存?
七ッ石小屋にある山頂標識

七つ石小屋から先はトラバースの登山道。トラバースで雪って怖いなーと思うので、チェーンスパイクを装着して出発します。
七つ石小屋

(14:02)ブナ坂(14:03)

石尾根に出ました。ここから先は広々した景色の中を歩けるはず。ブナ坂

ひろーい尾根道です。雪だー!少ないけど雪ー!
石尾根

石尾根の名物、ダンシングツリー♪どうやってこの形になったんでしょう。。
石尾根の名物、ダンシングツリー

近くをヘリが飛んでいました。何かあった?
石尾根から望むヘリ 石尾根のヘリポート

(14:45)奥多摩小屋

徐々にテントが増えてきたなぁと思ったら、奥多摩小屋のテン場です。雪が全然ない!
奥多摩小屋のテント場

チェーンスパイクを着けているのがびみょーな感じになってきたので一旦外します。付け外しめんどう。

結構な数のテントが張られていてビビる。。。雲取山荘のテン場の込み具合はどうかしら。
奥多摩小屋のテント場

奥多摩小屋に足を踏み入れたことは未だかつてありません。
DSCN3472_R
DSCN3478_R

(15:18)小雲取山(15:21)

小さくアップダウンを繰り返しながら小雲取山っぽいところに到着しました。相変わらず標識がないので良く分かりません。
小雲取山

うーん、どんどん天気が悪くなってきました。予報通りではありますが。それでも山に来たかったわたしたちです。山頂を目指して地道に歩を進めます。
小雲取山からの眺望

ふーやっと、避難小屋が見えてきた!今日の登りはこれで最後です!
DSCN3484_R

(15:38)雲取山避難小屋(15:43)

雪が降ってきました。。

雲取山避難小屋の中を除くと数人が休憩していて、荷物で場所取りされていました。
雲取山避難小屋

小屋に備え付けられた気温計を見ると、、、-6度です。なかなか冷えますね。
雲取山避難小屋気温計

雲取山山頂に向かいましょう。雲取山避難小屋から雲取山山頂はすぐです!
DSCN3490_R

(15:48)雲取山(15:54)

山頂標識付近では一瞬の青空が見えました。雲取山山頂

山頂付近はさすがに(?)雪がすこーしだけ多く、積雪は10㎝ぐらいでした。
雲取山山頂

さて、今日の最終目的地雲取山荘に向かいますか。

山頂から雲取山荘への道のりはひたすら下り。下りで雪があるのは少し怖いので、チェーンスパイク付けたほうがいいかな?と思いながら少し下り道を歩いてみます。

ソロソロソロ、、、、

わたし・りかちゃん「うん!!!!これは付けたほうがいいねっ!!(即決)」と即判断。チェーンスパイクを装着します。めんどう。雲取山山頂

山頂から雲取山荘はなんだか遠い感じがします。歩いても歩いても到着しない感。

「遠いねぇ」「まだかなー」なんて話しながらひたすら下っていると、、見えてきたー。
雲取山荘

続く。

雲取山荘で雪山テント泊してきたよ!マイナス12度の世界...

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