奥秩父 1泊2日テント泊登山(1/2) 川又-雁坂小屋
2017/07/28
熊こわいぽこ(@TripNotes_poco)です。人の少ない山域でのんびりテン泊したいと思い、晩秋の奥秩父・雁坂小屋へ行って来ました。寒いから期待通り空いてました。あと、雁坂小屋はよい意味ですごい山小屋でした!!!
コースについて
ルート | 川又バス停(09:54)→(10:10)雁坂峠登山口(10:14)→(11:40)雁道場→(12:38)突出峠→(13:14)樺小屋(13:15)→(13:58)だるま坂→(14:10)地蔵岩展望台分岐(14:11)→(14:18)地蔵岩展望台(14:19)→(14:23)地蔵岩展望台分岐→(15:03)昇竜の滝(15:05)→(15:29)雁坂小屋 |
歩行距離 | 14.83km |
所要時間 | 山行 5時間21分 休憩 14分 合計 5時間35分 |
メンバー | 1人 |
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何気に初日の登りが1610mあったって後で気がつきました。そんなに登ったかな...?
参考にしたもの
「山と高原地図 25. 雲取山・両神山」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
まずは電車で西武秩父駅に向かい、そこから中津川行きのバスに乗る為にバス停に並びます。
が、なんだこの行列は!!!うひょーーー。
バス会社の人も混雑に不慣れ?なのか、三峰神社方面に行く人と中津川方面(今回の登山口・川又はこちら)に行く人が1つの列に並んでいてぐちゃぐちゃになってるみたい。
しばらくすると「中津川行きのお客様はこちらにお並びください〜!」と案内が始まりバスに乗り込みます。ギリギリ座れたのですがバスはギューギューです。
次の停留所・三峰口駅からの乗客が乗り込むと、更にギューギューの満員です。みなさんどこまで行くのかしら。立ちで1時間はキツイぞ。と思っていたらバスの運転手さんからアナウンスが「西武秩父駅で並んでいたお客様が多客の為(要は係員の不案内の為)バスに乗り遅れたので、乗用車で搬送しております。少しお待ちください。」ですって。
不案内のためとはいえ、わざわざ送ってくれるなんて優しい~。
そんなトラブルが起こりつつも、バスは渓谷沿いを1時間ほど走り川又に到着。川又、遠いです。
川又バス停では15人ぐらいが下車しました。
川又バス停には自動ドア(オーバースペック)付きの綺麗な水洗トイレがあります。助かる~。
トイレを利用している間に殆どの人が出発してしまっていました。あらあら、、同じルートの人はいるかな?と思っていたら準備運動していたツアー(?)のガイドさんに話かけられました「どちらまで行くんですか?」。「雁坂小屋です」と答えると、「われわれより先に行くんですね~!」と言って、6人ぐらいのお客さんを連れて先に出発していきました。途中まで同じルートということなら樺小屋まで行くのかしら。
2016年11月5日 川俣バス停から雁坂小屋まで樹林帯を歩く...
川又バス停(09:54)
さて、わたしも出発です。川又登山口まで車道の脇を歩きます。
途中、先ほどのツアーの団体さんを追い抜き、雁坂峠登山口へ。
(10:10)雁坂峠登山口(10:14)
車道から山に入ります。
秩父往還、日本最古の峠道だって!たくさんの人が歩いてきた道なんだなぁ。。と思うと感慨深いです。
関東地方の樹林帯のこの感じ、久しぶりだわ~。
ソロ登山なので、あまり好きではないけど熊鈴をり~~んり~~んと鳴らしながら歩きます。出来るだけうるさくない音のを買ったのです。
(11:40)雁道場
おじさま2人が焚き火台を使って焚き火遊びしていました。いいのかな...。
ここに着いたらザックを下ろしてペットボトルをチェンジしようと思っていたけど、おじさま達がいるのでなんとなくスルーして先に進むことにします。
(13:14)樺小屋(13:15)
綺麗な山小屋(避難小屋?)に到着しました。
下山途中のソロの男性が小屋の前で休憩中でした。
こちらの山小屋は「樺小屋」という名前ですが、避難小屋と同じ扱いらしい(?)です。
中はとても綺麗でストーブもある!使い方がよくわからないけれども。
気持ちいい樹林帯をどんどん先に進んでいきます。途中、樺小屋の水場への分岐を通り過ぎます。
(13:58)だるま坂
最後の急登、だるま坂に差し掛かりました。だるま坂を上ってしまえば、後は緩やかだそうです。
のんびり歩く山道。同じルートの人に追いついたり追いつかれたりもしないです。本当に一人っきりでは、、
(14:10)地蔵岩展望台分岐(14:11)
地蔵岩展望台の分岐点です。本日は樹林帯をひたすら歩くのみで開けた眺望は見ていません。「晴れていたら絶対おすすめ!!」な地蔵岩展望台に登っておくことにしましょう。
ん???
ちょっと待って!!!これ道標ですよね。なにこれ...。誰がボロボロにしたのかな。最近やられた感じの新しさがあります。人間のイタズラって感じではないな...。
もしや、クマがぐぅうぉーーー!!!!ってやったのでは...(怖!)
てきとーにイメージ図を作ってみた...↓
こわい。こんなところに出くわさなくてよかったーー!!(後で山小屋の人に聞いたら、やっぱり熊がやったそうです。熊は道標の防腐剤の臭いが気に入らないんだそうです。)
やはり熊鈴必須でしたね。うるさいけど、鳴らしまくったほうがよさそうです。
少し登って登山道から見えないところにザックをデポし、熊鈴はザックから取り外してサコッシュにつけて展望台に向かいます。
道はピンクテープが付けられていて明瞭に整備されています。
(14:18)地蔵岩展望台(14:19)
風が吹き抜けて気持ちの良い眺望を見ながらしばし休憩。
登山道に戻って再び歩き始めます。熊鈴大事!
雁坂峠まであと2.0km。早く到着しないかなー。
(15:03)昇竜の滝(15:05)
突如滝が見えてきました。
この滝から1km先に距離を雁坂小屋までパイプで水を引いているそうです。1kmもの距離を引いているなんてすごいですね。
ここから先は登山道沿いのパイプと共に歩いていくことになります。
すると、、、
やっとやっと雁坂小屋が見えてきましたよー!山小屋が見えた瞬間はいつも嬉しいですね!
つづく。
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