電車で1時間ちょっとで雪山スピードハイク。鍋割山(鍋焼きうどん)～塔ノ岳(2/2)

電車で1時間ちょっとで雪山スピードハイク。鍋割山(鍋焼きうどん)～塔ノ岳(1/2)

の続きです。

2015年2月1日 鍋割山から塔ノ岳へ

うどんと、鍋割山からの富士山に満足したので、鍋割山から今回のルートの最高峰である塔ノ岳へ向かいます。

道が！！完全に雪道！！ブナの木（合ってる？）と雪の白と空の青のコントラストは本当に美しいです。思わず駆け出したくなってしまいます。アイゼンがなくてもサクッと靴が刺さって（？）歩ける状態の雪でした。

青空とブナ（？）のコントラスト。綺麗～～～綺麗～～～。

しばらく滑り止めなしで歩いていましたが、徐々に標高を上げていくので雪が増えていきます。すれ違う人みんなアイゼンなどを付けています。雪に覆われた木の階段の下りで「そろそろやばいかも？」と思い、年末に買って出番を待っていたモンベルのチェーンスパイクを付けます。あ、シューズはトレイルラン用（ゴアテックス素材）です。

快適快適、サクサクッと刺さりやすくて余裕で走れる～～。さくっと金冷シ、というポイントに到着。どういう意味だ。塔ノ岳山頂までは後少し！ 大倉から大倉尾根を登ってきた人と合流するので急に登山者が増えてきます。

金冷シから塔ノ岳までは600ｍのはずですが、これが意外と長い。。。木の階段がひたすら続きます。。。途中、ちょっと横道にそれて景色を写真に撮りつつ登っていきます。

あ、、、もうすぐかなっ？！

着いたー！！！山頂真っ白です。初めての塔ノ岳が真っ白だ～。

あ～ほんと、最近天気に恵まれまくり。塔ノ岳にある山小屋、尊仏山荘です。中ではおじさまたちがゆっくりコーヒーを飲んでいました。

尊仏山荘の猫らしい。みぃちゃんらしい。

下山は、ドロドロとの戦い

塔ノ岳付近を十数分うろうろして、かなり風が強くたぶんマイナス2度ぐらいでとてつもなく寒かったので下山することにします。木の階段がドロドロ、、、跳ねるよーっ！

と思ったら雪道（爽やか）が出てきたり、、 、チェーンスパイクの外し時がわかりません。。とりあえず振り返るとバカ尾根。

下から登ってきた通りすがりのおじいちゃんに「こんにちはっー」と言うと、「はい、こんにちは。頂上寒いー？？」と突然聞かれる。「！？はいっ！寒いです。風が！！！」「はっはっはっーーー」 。。景色はとても綺麗だけど、確かに寒かった。

ひたすら下っていきますが、標高を下げるにつれてドロドロすぎる泥濘が増えていきます。そろそろチェーンスパイクを外すか、、、花立山荘の手前で外します。 で、ここからの景色がまた素敵～～。景色と人がいい感じのバランスなので思わず写真を撮ってしまいましたっ。

花立山荘のメニューをふと見る。ピリ辛玉こんにゃくとか甘酒とかいいなぁ、、、でも、全然お腹空いていないし、休憩すると冷えちゃいますのでスルー。。。

さらにドロドロを乗り越えて、、

今度は堀山の家、、、ココアいいなぁ、、、でも、休憩すると冷え（以下略）あの、顔を嵌めて撮影する板とかイイね！

完全に雪がなくなりました。さみしい。。。 次は、見晴らし茶屋。さーっと通り過ぎたのでメニューなどは確認せず。

大倉バス停まで、後2.3km。観音茶屋に到着。おしるこメニュー気になる。。しぼりたて牛乳プリンも。でも、休憩すると冷え（ry

林道に入りました。 管理された林感。

ヤマレコでよく見る丹沢クリステルさん。

キャベツ畑と山々。今日も無事に下山できたようです。

大倉バス停にもおしるこ450円がありましたが、おなか空いてなかったのでスルー。

温泉行こう

帰りは14:08大倉発のバスに乗り14:24渋沢駅着。所要時間16分。やっぱり近いですね。

大倉バス停からバスで渋沢駅に戻ります。そこから小田急線で3駅鶴巻温泉駅へ。温泉が何か所かありますが、一番近い弘法の里湯へ。駐車場の「満」が嫌な予感を醸し出しています...やっぱり、お風呂は結構混んでいました。登山客もたくさんいたし、地元の人もたくさん。人気なんですね。 2時間1,000円。お風呂もお値段も普通な感じでした。

まとめ

• 雪とかまったく興味なかったのですが、雪山がこんなにテンション上がるものだとは知らず、超絶楽しかったです。
• 本当の雪山は（知識が無いため）怖いなーって思うけど、状況を調べた上で行く近場の雪山状態の低山っていいな、と思いました。また雪降らないかなー。
• 大倉尾根は山小屋が豊富すぎ！とっても充実しているので、飲み物食べ物トイレに困ることはないでしょう icon-coffee