丹沢主稜縦走(日帰り)-西丹沢自然教室→檜洞丸→蛭ケ岳→臼ケ岳→丹沢山→塔ノ岳→大倉。疲れてよれよれ&達成感!(1/2)
2019/05/07
丹沢主稜縦走に憧れているぽこ(@TripNotes_poco)です。丹沢のガイドブックには1泊2日のコースとして紹介されていることが多いコースですが、あえて日帰り山行に挑戦してみました。湿気と暑さと鼻水(?)との戦いでした。なぜか山に行くと鼻水が止まらなくて呼吸が苦しいのです。誰か助けて~。
6月だし、梅雨だし、雨の翌日だからヤマビルが出るかも?と覚悟していたのですが、運よく出会うことはありませんでした。
朝は曇りだけど、お昼頃から晴れる予報。さてさてどうなるかな。
コースについて
ルート | 神奈川県立西丹沢自然教室(08:40)→(08:46)ツツジ新道入口(08:50)→(09:23)ゴーラ沢出合→(10:04)展望台→(10:54)ツツジ新道・石棚山稜分岐→(11:09)檜洞丸(11:12)→(11:15)青ヶ岳山荘(11:27)→(11:49)源蔵尾根下降点→(12:11)神ノ川乗越(12:16)→(12:38)臼ヶ岳(12:52)→(13:12)ミカゲ沢ノ頭→(13:58)蛭ヶ岳(14:39)→(14:45)蛭ヶ岳山荘(14:47)→(14:58)中ノ沢乗越(15:01)→(15:06)鬼ヶ岩(15:07)→(15:10)鬼ヶ岩ノ頭(15:11)→(15:21)棚沢ノ頭(15:22)→(15:31)不動ノ峰→(15:36)不動ノ峰休憩所(15:37)→(15:45)早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)→(16:02)丹沢山(16:03)→(16:05)みやま山荘(16:18)→(16:30)竜ヶ馬場(16:31)→(16:43)→日高→(17:02)尊仏山荘→(17:11)塔ノ岳(17:16)→(17:28)金冷シ(17:29)→(17:32)花立(17:33)→(17:39)花立山荘→(17:54)天神尾根分岐→(18:05)堀山の家(18:10)→(18:16)堀山→(18:23)駒止茶屋(18:24)→(18:47)見晴茶屋→(18:52)雑事場ノ平→(19:04)観音茶屋→(19:21)大倉山の家→(19:25)大倉バス停 |
歩行距離 | 22.4km |
所要時間 | 山行 8時間49分 (コースタイムの0.79) 休憩 1時間56分 合計 10時間45分 |
メンバー | 4名 |
参考にしたもの
「山と高原地図 丹沢」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
前回の檜洞丸行きの時と同じく、スタート地点は西丹沢ビジターセンター。小田急線の新松田駅から70分以上かかります。5月下旬はツツジの季節でバスもめちゃくちゃ込み合っていたのですが、今回はツツジが終わっていたのでそれほど込み合わず、07:10の臨時便に乗ることができました。けど、乗り切れない人もたくさんいたので、早めに出発したい場合は早めに駅に到着することをお勧めします。
西丹沢自然教室から縦走開始~蛭ケ岳まで
新松田駅からバスに乗り、終点の西丹沢自然教室で下車したらいろいろ準備をして出発します。今日の行程は長いので無理しないよーにしましょう。
ツツジ新道入口
西丹沢自然教室から車道を5,6分歩いて登山口へ。
檜洞丸へ向かうため、まずはゴーラ沢出合へ向かいます。
途中の山道になんだか毒々しいキノコ。なんだろうこれ~~~。結構ボロボロになっていて、誰かがかじったような跡もあるし。
ゴーラ沢出合
後ろから来て追い越して行った外国人パーティがぽんぽんっと沢を渡渉していきます。5月にゴーラ沢出合に来た時と比べると、人出が1/20ぐらいです!とても少ない。いや、少ないんじゃなくて、ツツジの季節が異常に人気なんですね。前日雨が降ったから少し増水しているかも?と心配していたのですが、靴を脱いで渡渉する必要はなく、そのまま石の上を渡りました。一部のメンバーはシューズのメッシュ部分から水が入っていましたが...。
ツツジ新道
三ケ所ほど沢を渡ると、檜洞丸への登山道入口が見えてきます。ここが結構人によっては見つけにくいみたいです。
警告文「ここから先は、急な登りが続く経験者向けの登山道です。遭難事故も多発しています。自身のない方はここで引き返しましょう。」にちゃんと目を通しつつ、先へ進みます。
整備はされていますが、足元に注意して進んでいきましょう。あんまりスピード出さないように。てか、なんだか今日は調子が出ない。スピードでない。のろのろ...鼻水が、、、ぜーぜー。
クサリ場も何か所かあります。けど、今日は全然渋滞がないから歩きやすいです。
山頂近くになると木道や木の階段が増えてきます。
オオバケイソウらしき草に囲まれた木道。ぽこはオオバケイソウが苦手です。生理的に無理。。ぞわぞわするーと思ったら毒があるんだ!毒があるから生理的に無理なのかも~~!と自分の中で納得した次第です。毒があるから鹿も食べないんだそうです。だから丹沢でこんなに繁殖するのですね。ううぅ、、、
檜洞丸
木道を抜けていくと檜洞丸山頂に到着!
先は長いのでゆっくり休憩している暇はありません。とりあえず、青ケ岳山荘に向かいますよ。警告文「この先、蛭ケ岳まで約4.6km(歩行距離)です。登りと降りが連続します。はしご、くさり場もあります。体力と時間に余裕を持って、計画してください。」はい、わかった。(檜洞丸から蛭ケ岳はアップダウンが激しいのは調査済み)それよか、警告文の右下の文字がバラバラになっているのが気になります。
檜洞丸山頂からぐんぐん木の階段を下っていきます。
朝の天気とはうって変わって少し晴れてきましたね。鮮やかな青い建物、青ケ岳山荘が見えてきました!
青ケ岳山荘
窓からちらっと中を覗くと綺麗そうでした。トイレをお借りします(100円)。軒下のベンチ利用料300円、とかテーブル利用料100円と書いてありました。
青ケ岳山荘を後にし、次の山、臼ケ岳に向かって歩くとひときわ目立つ赤い花、ツツジだ!まだ咲いているところがあるんですね。
下りきると、嫌な感じ(笑)の階段が見えてきました。これ登るのか、、、臼ケ岳まで1.4km
階段をひたすら登って行きます。なんだか今日は妙に疲れるのはなぜ。ぜーはー、、鼻水が、、、(涙)
また、ヤマツツジ!鮮やかです。
神ノ川乗越
蛭ケ岳まであと、2.6km。とは言っても、その前に臼ケ岳が控えているのですが。道標でスルーされる臼ケ岳...。地図を見ると近くに水場があるっぽいのですが、どこにあるのかな?と思っていたら、ソロのおにいさんが道標の奥に消えていきました。水場にたどり着けたのかな、、
青々した登山道を登って行きます。
臼ケ岳
臼ケ岳に到着!ですが、真っ白で何も見えません。山においては天気予報はあてになりませんね。ちょうどお昼時なので、行動食を食べて少し休憩。
ちょっとおにぎりを食べたら蛭ケ岳に向かって出発。またキノコ。。これは食べられそうな気がします。名前は知らないけど。なんとなく。
霧の中をまた下山していきます。
目の前をソロのおにいさんが歩いていたのですが、フッと気が付くといない。あれ?と思って先を見ると登山道じゃないところにいるお兄さんがこちらを見て「あれ、こっちじゃないですね?!」と言います。「はい、こちら(まっすぐ進まず曲がって左)っぽいですよ」と声をかけると、おにいさん、来た道を戻ればいいのに、無理やり登山道じゃない急な坂道を下って登山道に合流しようとします。「やーめーてーー怖いからやめてー。来た道歩いて戻って登山道に復帰して~。」と心の中で叫ぶぽこ。やはり人間、どうしても「引き返すことが嫌い」にできているのです。それが遭難の元なんです(最近、遭難の本を読みまくっています)。
最終的にお兄さんは引き返して登山道に復帰したようです。(じっと見るのも変だと思い最後まで見守っていない...。)
で、また登る。クサリ場です。結構長い!
白すぎて行き先が見えません。でも近くは見えるので道を見失うことはありません。
蛭ケ岳まであと0.2km!しかし、これの長いこと。。。延々と登りが続きます。
霧のおかげで先が良く見えず、何度もニセピークに騙されます(涙)若干辛いです~でも、あとちょっと。頑張ろう!
あぁぁぁ!少し霧が晴れて少し青空が見えてきました!その先に建物が見えます!蛭ケ岳山荘のはず!!
蛭ケ岳
着いたーーーー!!!神奈川県の最高峰・蛭ケ岳です。しかし、すぐに霧に囲まれて眺望なし!本当ならとっても眺望が良いはずなのに、山の天気変わりやすすぎです。残念。でも、なんとかたどり着いて良かった。
続く。
丹沢主稜縦走(日帰り)-西丹沢自然教室→檜洞丸→蛭ケ岳→臼ケ岳→丹沢山→塔ノ岳→大倉。疲れてよれよれ&達成感!(2/2)
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