しらびそ小屋のトーストを食べに行こう(2/3)-しらびそ小屋宿泊体験記

山ガールさんに人気らしい、しらびそ小屋のパンの朝食を目当てにしらびそ小屋に泊まってきました。宿泊料金などは公式サイトをご確認ください。
山小屋泊は人生で4回目。さてどんな山小屋でしょう。

しらびそ小屋のトーストを食べに行こう(1/3)-美濃戸口～赤岳鉱泉～硫黄岳～本沢温泉～しらびそ小屋

の続きです。

しらびそ小屋宿泊体験記

しらびそ小屋外観

素朴な雰囲気のある山小屋です。

看板が可愛い！リスですね。

小屋に入って受付をお願いすると、笹茶とかりんとうがふるまわれます。この笹茶が青い感じで美味しくて何杯も頂いちゃいました。

小屋内は雑然としていますが、これも雰囲気があって良いのではないかと。

しらびそ小屋別館

宿泊者の寝室は（後から増築されたっぽい？）別館となります。受付と支払いを済ませたら一旦外に出て別館へ移動します。

入ってすぐの土間の辺りが乾燥室の扱いになっています。火を使いたい場合は土間にあるテーブルの上で。
1階には雑誌・書籍やこたつがある談話室があります。ここには本館へ抜ける内部通路があります。隠し通路みたいでちょっと面白いです。

2階に上がると荷物置き場と宿泊者の寝室です。1階のホワイトボードでグループ毎に寝る場所が指定されていて、その通りに布団が並べられています。布団は1人に1枚割り当てられ、暖かく快適に眠ることができました。山小屋に泊まったことがない人からしたら当たり前じゃん！って思うかもしれませんが、「布団が1人1枚」というのは超重要事項になります。

トイレ

トイレエリアには流れ続ける水場があり、飲用可となっています。水がじゃんじゃん出ているのってありがたいですね。
トイレはバイオトイレで匂いが少ないです。

しらびそ小屋夕食

この日のおかずはコロッケ・冬瓜の天ぷら・冬瓜の煮物・冷ややっこ・餃子・青葉（？）の天ぷらでした。ホッとする家庭的な夕食です。ご飯は大きなお釜で炊かれ、各自でよそうスタイル。食べる人は漫画盛りで3杯も。すごい...。

本館のお座敷で、宿泊者みんなで食べます。

しらびそ小屋朝食

お待ちかねのパン！美味しいコーヒーと洋食プレート、、そして厚切りのトーストにこけもものジャム付き。トーストは最近なかなか見ない厚切り！薪ストーブでカリッとふんわり焼かれています。パンに切れ込みが入っているからバターが良く沁みていて美味しい～です。

プレートアップ。

パンアップ。こけもものジャムと、なんかのジャム（忘れました、、）

しらびそ小屋のコーヒーはホント美味しいです。カップもやたらお洒落～。

窓から、みどり池や餌目当てにやってくる動物達を観察しながらいただきます。

しらびそ小屋のチーズケーキ

お腹一杯なのに、なかなかない機会だし！と思ってチーズケーキもお願いしちゃいました。これがまたコーヒーと合います。宿泊しなくても通りかかったら、ぜひまた食べたいです。

パンの朝食で大事なこと

• しらびそ小屋の朝食は通常食とパンがあります。予約時に山ガールのふりをして「パンの朝食をお願いします～」と必ず伝えましょう。宿泊者で且つ、事前予約しないと食べることができません（実際、前日夜に断られている宿泊者を見かけました。）
• 朝食にパンを指定すると、通常食の後の時間を指定されます。ぽこが行ったときは07:30前後の朝食開始でした。山小屋の朝食のとしてはかなり遅い時間なので、その後の行程に余裕があるときにお願いしましょう。

続く。

しらびそ小屋のトーストを食べに行こう(3/3)-しらびそ小屋～中山峠～天狗岳～黒百合ヒュッテでビーフシチュー～渋の湯