編笠山テント泊登山(2/2)－ちょっとしたトラブル続きの一日、、、

翌朝。。。雨？が降ってる。。朝からずーっと晴れ予報を出していた天気予報とは一体？
テントの中から「りかちゃん家（テント）にいるのー？」と聞くと「ガスってるから様子みてるよ～」とお返事が。
外をちらっと見るとガッスガスです！すぐそこの青年小屋も霧で薄くなってるし、編笠山も権現山も周辺の山など見える訳も無く。

いいや、もうちょっとゴロゴロしよーっと。そのうち晴れるかもしれないでしょう（←てきとー）

しかし、ガスは濃くなるばかり。
「りかちゃんどうするー？」
「ガスの中、権現岳は登らなくてもいいかな...」
「わたしも（編笠山は3回目だけど）ガスの中、無理に登らなくてもいいかな。」
「下山しよう。」
「そうしよう。タクシー使わないで歩いて帰ろう。」

あっさり下山決定～。
今回も権現岳登れず、、でも、山でご飯食べてテントで自由に過ごして山で寝ることが楽しいのでこれでもいいのです！

遠い飲み屋－八ヶ岳の青年小屋でテント泊してきたよ。

の続きです。

コースについて

参考にしたもの

「山と高原地図 32 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰 2016 (登山地図 | マップル)

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昭文社 地図 編集部 昭文社 2016-03-30

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2016年10月30日  、、、下山

山小屋でコーヒー

下山する前に、青年小屋に寄ってコーヒーをいただくことにしました。なにやら拘りのコーヒーらしいです。小屋内はなかなか渋いです。

挽き立ての豆でいれてくださったコーヒー(400円)を頂きます。香り高いです。ふぅ、なんだか朝から一息ついてしまいました。

コーヒーミルがすごく渋いやつ。同じようなのものをしらびそ小屋でもみかけました。昭和の雰囲気がいいですねぇ～。

青年小屋(09:01)

テントをささっと撤収して、ガスガスの青年小屋を出発します。それにしても本当に真っ白です。すぐそこの編笠山も権現岳も見えず。

(10:42)雲海(10:43)

下山するに従って晴れてきました。これはもしや、山の上だけ曇ってるパターンか、、、

南アルプスが綺麗に見えてきてテンションが上がります。あちらは山の上だけ晴れてるパターンでしょうか。

ベンチがいい雰囲気だった...。ここで八ヶ岳の森に囲まれながら読書するのもよさそうです。

山の下の方は紅葉しているので、下山に従って紅葉した木が出てきますよ。

りかちゃんと今回はまったり登山だったねぇ、などと話していると、血まみれの人が手当てを受けていました。おぉ、、転んだのかしら。やはりこういう時は誰かと一緒に登山していると心強いんだろうな～、と思います。

下から登ってきたおじさまに「テント泊ですか？寒かったですか？」と話しかけられました。
「テントの中は6度ぐらいで、それほど寒くなかったですよ。」と答えるりかちゃん。

さらに（わたしのザックを見て）「そのザック軽いんですよね？」と聞かれたので、装備話に花が咲きます。
「そうですね、今は9kgぐらいです。」
「えぇ！すごい！僕はカメラ機材や三脚もあるけど17kgだよ！どんな装備なんですか？」
「厳冬期用シュラフに、、、」
「えっ！厳冬期シュラフ入れてそれなの！」
「マットは空気入れるやつで、、」
「同じだなぁ。テントは普通のソロ用ですよね？」
「そうですね。」
「食料は？僕はほんとにミニマムで。。」
「わたしも似たようなものですねぇ（でも今回はすこし贅沢したかな）。カメラ機材が重いのではないでしょうか？」
「それにしても僕は重すぎですよ。何が違うんだろう。今度装備並べて見比べたいなぁ！！！」

あれ、こんな会話、三俣山荘から新穂高に下山するときにもした気がするぞ...。

観音平手前の森、ほんと好き。

(11:23)観音平

観音平に到着。タクシーに乗らないのでまだまだ下山は続きます。

自然歩道ハイキングコース方面に向かうと、ほぉ、ひかり苔とな？

よし、見に行こう。こっちかな。

ほうほう。勉強になります。

ひかり苔　北半球の寒地、深山に広く分布し、日本でも山地のほら穴や樹林のうつろになって日光の入射が少なく、湿っているところに群生する。稀に平地にも見られます。

？？？！！！どれがヒカリゴケなのか分からない。

後から来たおじさまも「？！どれだ？？」ってなってました。

ヒカリゴケがよくわからないまま下山します。この辺りからは自然歩道ハイキングコースとなっています。

自然歩道ハイキングコースは、無理やり木をなぎ倒して作ったような広すぎる真っすぐな道です。なんじゃこりゃ、、、と思ったのですが、分かった！

真正面に南アルプスの山々がドーンと見える！この風景を見せるために、このハイキングコースを無理やり作ったのだ！って思いました。

振り返ると編笠山方面はやっぱり曇っています。

ハイキングコースという名前の割には、自分たち以外誰にも会いませんでした。。せっかく作った道なのに勿体ない。。（実際、作られた道なのかはわかりませんが、地図を見るとあまりにも無理なりな道に見えるので人工的に作った道だと思う。）

(12:57)道の駅こぶちざわ

車道にでて更に歩いていくと、道の駅こぶちざわに到着しました。ここでGPSログの記録は終了します。

道の駅こぶちざわでご飯＆お風呂

お昼ごはんにカツカレーライス（950円）。家庭的な味でした。サラダも味噌汁もついてお得。

ご飯食べたらおふろー。道の駅こぶちさわに隣接しているスパティオ小淵沢の延命の湯へ。大人820円です。工事中でしたが営業中アピールしていました。

お風呂から出る時間を決めていたのに、お風呂で話好きのおばちゃんに捕まりお風呂を出るのが遅れます。やばいバスの時間があるから急がないと！！

帰りの交通

道の駅こぶちさわから徒歩15分程で到着するはず、、、の中央高速バス小淵沢I.Cバス停に向かいますが、ここで再びトラブルが発生！

案内の看板通りに道を曲がった！

けど、いつまで経ってもバス停に着きません。中央高速バスの営業所に電話して教えてもらうも、オペレーターの人も分かっていない様子...。ようやく分かる人に代わってもらって説明してもらってバス停にたどり着いた頃にはバスは行ってしまったー。えーっ！！orz...

再び営業所に電話して、「バス停のが不案内どーのこーの」という理由で返金の処理をしてもらいます。看板あんなんじゃわかんないよーっ！なぜ、Webに住所も地図を載せないの～。地図ぐらい載せてくれたら普通にたどり着いたのに...。
後で気が付いたのですが、スマホ版に地図はないのだけど、PC版には地図が載ってるんです...。なぜ両方載せないのかね...。

結局、バス停から更に小淵沢駅まで歩き電車で帰りました。トボトボ...。

小淵沢駅始発の快速に乗れたのでずっと座れて良かった。おつかれー。りかちゃんゴメンなさい。

まとめ

• ①朝からガスガス　②ヒカリゴケがわからない　③お風呂でおばちゃんにつかまり時間ロス　④バス停が見つからない　と、小さな問題がいろいろ発生した一日。
• でも、山でのんびり過ごすの楽しいですよ。
• 権現岳はいつ登れるのか？！