木曽駒ケ岳 前夜泊日帰り雪山登山
2017/04/01
突然ですが、山岳会に入ったぽこ(@TripNotes_poco)です。
山岳会の忘年会山行その1。中央アルプス木曽駒ケ岳へ行って来ました。今シーズンの雪山第一弾です♪
木曽駒ケ岳は丁度一年前に雪山デビューで行った山なので、そういう意味で思い出の山!
https://trip-notes.com/trekking/central_alps/5216/
夏の時期にも訪れました。晴れている間は爽やかな景色だったな~。
https://trip-notes.com/trekking/central_alps/8816/
今回は3回目の木曽駒ケ岳です。一番激しい厳しいコンディションでした。が、リーダーうっちーの的確な判断とGPSのお陰で無事に帰って来ることが出来ました。
つまり、完全に「付いていくだけ登山」でありました。(←いきなり反省。)
コースについて
ルート | 千畳敷駅→乗越浄土→宝剣山荘→中岳→駒ヶ岳神社→中岳→宝剣山荘→乗越浄土→千畳敷駅 |
歩行距離 | 6.46km |
所要時間 | データなしです...。 |
メンバー | 7人 |
参考にしたもの
「山と高原地図 40. 木曽駒・空木岳」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
都内某所で終電間際の1時集合。金曜日の夜の電車は酔客が多くて大変です。電車も遅れがちになるし、次回はもうちょっと早く向かおうと思います。
リーダーうっちーの車で木曽駒ケ岳ロープウェイ行きのバスが出ている菅の台バスセンターへ向かいます。
途中のコンビニでロープウェイの割引券を購入しましょ(3,600円)。定価は3,900円なのでお得です。
4:30頃に菅の台バスセンターに到着しました。駐車場はガラガラです。外にテントを張って寝ようと思っていましたが、2時間ちょっとしか眠れないので諦めて車内で寝かせてもらいます。ZZZZzzzz。
7:00頃起床。駐車場は未だにガラガラです。悪天候の予報だから。。。
準備をしてバス乗り場に並びましょう。寒いよー寒いよー。
バス停近くにはサルがいました。
そうそう!コンビニで購入した前売り券を窓口でチケットに引き換えるのを忘れずに!うっちーさんがバス停に並んでいる間に引き換えてくれました。
始発8:00のバスの乗客は30人程で空席がある状態でした。紅葉時期なら大混雑でしょうね。
さて、バスに30分程揺られ駒ケ岳ロープウェイのしらび平駅に到着。バスを降りたら即ロープウェイに並びます。
ロープウェイに乗り込みます。夏みたいに混んでない!
あっとゆー間に登山口のある千畳敷駅に到着。アイゼン以外の装備を整えて外にでます。
2016年12月17日 木曽駒ケ岳日帰り登山
千畳敷駅
外に出たらいきなりの視界不良。というか吹雪。この看板の向こうに宝剣岳の雄姿を眺めることが出来るはずですが真っ白です。
余裕のあるうちにアイゼンをつけます。最後にアイゼンを使ったのは4月か、、、8ヶ月ぶりです。アイゼンを付けている間に、みんなに雪が積もります。
さて、準備が出来たので出発します。
まずは八丁坂の取り付きへ向かいます。何も見えないよ。。同じロープウェイに乗ってきた人たちとなんとなく一列になって進みます。
乗越浄土へ向けて八丁坂を登っていきます。木曽駒ケ岳はここが核心部!
同じロープウェイで登ってきたほかのパーティーと1列になって登っていきます。先頭はラッセルしてるみたい。ありがたや...。
レオ「(列が)進むの遅いですね...。トレースないんだ!先頭ラッセルしてるなぁ。」
ぽこ「レオちゃん、先頭ダッシュで行ってラッセル変わってきなよ。」
レオ「え、、、(汗)」
八丁坂を登っていたらアイゼンが外れてしまいました。列から横に避けて付け直します。。付き合ってくれたレオちゃんありがとーっ。後でアイゼン調整しなおさないと。。
真っ白な空へ向かって八丁坂をひたすら上ります。上に上がったらきっとすっごい強風なんだろうな...。
乗越浄土
アイゼンを付け直した為、他のメンバーに遅れて乗越浄土に到着しました。てか、ほんと周囲が何も見えない!そして想像通りの強風です。
リーダーうっちー「みなさんどうしますか?先に進む?大丈夫?」
みんな 「大丈夫。進む。」
リーダーうっちーがGPSを取り出します。
ここから先は完全にうっちー&うっちーのGPSに頼った登山になってしまいました。視界不良すぎます。。ただ、過去に2回登っているので道のイメージは出来ている、、かな。
中岳
中岳に到着しました。
リーダーうっちー「みなさんどうしますか?先に進む?」
うっちー以外「進む。」
中岳を下っていると突如空が晴れだしました。周囲の人々はみんな立ち止まって歓声をあげています。ヒャッハーとかうぇ~い、とかそういうやつ。
後にも先にも、晴れたのはこの60秒だけでした。
中岳を下りきり、木曽駒頂上山荘の前を通り、木曽駒ケ岳山頂目指して進みます。ちょっとした強風に時々ふらつきながら。でも、倒れるほどの風ではないので問題ないです。
木曽駒ケ岳山頂
木曽駒ケ岳山頂に到着しました。
なんも見えないですけど。
なかなかの強風です。というか稜線に出てからずっと強風ですが、、、山頂で写真を撮ってさっさと下山開始します。
同じルートで乗越浄土まで戻ります。
乗越浄土
これから下る八丁坂を見ると、、、雪壁に見える、、、マジでここ下るの?!下らないことには帰れないので下るけど!
これから登ってくる人がまだまだいます。
登ってくる人のステップを壊さないように、横を駆け下ります。雪がもふもふなお陰でもふもふ下山できます。楽しい~。
けど、ここ、よくアイスバーンになる場所で、2016年の1月~2月頃は滑落が多発していた記憶があります。12月だからこそ出来る下山なのかなぁ。
リーダーうっちー「雪崩の恐れがあるので、あまり真ん中は歩かないように~」
ようやく、千畳敷ホテルが見えてきたっ!しかし、お腹が空きすぎてふらふらするよ、、、くぅぅぅぅ。。
ガス欠状態でふらふらしながら最後の力を振り絞って千畳敷ホテルの前に到着。みんなの顔を見ると、髪の毛がやばいことになっていました。なんだこれ...。
環境が厳しすぎて水(お湯)も行動食も取ることができず。「お腹すきすぎてやばいよフラフラする。」と言ったら、「わたしもーーー」という声が多数。
無事に下山して喜びの舞を踊る。
アイゼンを外して建物の中へ。やっと一息つけました。気が付くと時間は13:50。「あと5分でロープウェイ出発だよ!どうするどうする?!」(冬季は1時間おきの運行です。)
「千畳敷ホテルのレストランでソースカツ丼食べてゆっくりしよう」「そしたら、クーポンのコーヒーサービスも使えるね」
わーいわーいそうしよう、と満場一致でレストランへ。
全員ソースカツ丼(1200円)を注文。お惣菜2品とゼリーが付いていました。期待よりも美味しかった!!やっぱ下山後はお肉ですね!!
時間になったのでロープウェイで下山し、バスに乗って駐車場まで無事に戻りました。
帰りのバスの車内からは、、、カモシカが見えました!カモシカって黒いから一瞬クマと間違える...。
下山後の日帰り温泉
こぶしの湯、に行ってるつもりが気が付いたらこまくさの湯に入っていました。リンスインシャンプーだったので髪の毛がバリバリ。次回は持参しなければ!(結構忘れがちです。)
まとめ
- 完全に「連れて行ってもらう登山」であったので、次回の雪山ではもうちょい進化したいです。
- 途中でアイゼンはずれた!調整しなおしたいと思います。
- シェルのフードは先に調整しておくべきでした。強風であわわわしましたよ。
- ゴーグル忘れたわたしはカスでした。
- 今回のレイヤリングは完全に成功でした。
- ゴアテックスのハードシェルすごいと思った。
- 風速計りたい。
- 髪の毛が邪魔。
こちらも読んでいってね
- 1
-
山の雑誌をお得に読むなら「楽天マガジン」がオススメ♪Kindle Unlimitedより良い感じ。
月額380円(税抜)で約200雑誌が読み放題「楽天マガジン」というサービスがあり ...
- 2
-
OMM・UL(ウルトラライト)ハイキング・ファストパッキング・スピードハイクの書籍をまとめてみた【随時更新】
ファストパッキング 2016 何を削れるか? OMM、ULハイキング、ファストパ ...