紅葉の谷川岳日帰り登山-西黒尾根~天神尾根-楽しい稜線歩き
2017/04/01
日本の四季はすばらしい!ということに最近気が付いた(遅っ)ぽこ(@TripNotes_poco)です。今までずーっと冬が大嫌いで季節は夏(7、8月)だけでいいとか思ってた。でもね、山を始めてから日本の四季の素晴らしさを知り、四季がある日本っていいね~と思うようになりました。
今は紅葉の時期!紅葉の綺麗な山に行きたいな~という思いは尽きず、谷川岳へ行って来ましたよ。谷川岳といえば、日本三大急登の一つである西黒尾根があったり、ザイル宙吊り事故があったり、ギネスブックで「世界一死者が多い山」として有名だったりします。1931年~2012年までの間の死者が805名で世界一なんですって!そんな山が北アルプスとかエベレストとかでもなく、群馬県にあったとは!ひぃぃぃ~~~。でも、死者が出ているのは主にロッククライミングのルートである一ノ倉なので、今のところのわたしには関係なさそう...。詳細はWikipedeaを見ると良いです。
それよか、谷川岳は聖地だから。ヤマノススメファンの。
コースについて
ルート | 土合口駅/谷川岳ベースプラザ(06:03)→(06:09)西黒尾根登山口(06:13)→ (09:01)ザンゲ岩(09:07)→(09:29)谷川岳(トマノ耳)(09:45)→ (10:01)谷川岳(オキの耳)(10:18)→ (10:34)谷川岳(トマノ耳)→ (10:38)谷川岳・肩の小屋(11:24)→ (11:51)天狗の留まり場→ (12:10)熊穴沢避難小屋(12:11)→ (12:41)天神平 |
歩行距離 | 7.48km |
所要時間 |
山行 5時間11分(コースタイムの0.82)(標準コースタイム6時間15分)
休憩 1時間30分
合計 6時間41分
|
メンバー | 4人+1人山頂で合流 |
参考にしたもの
「山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
前日、深夜に都内某所に集合し車で谷川岳へ向かいます。水上ICを降りてから谷川岳ベースプラザへの間のコンビニはセブンイレブンとファミリーマートの2つぐらいしかなかったので、買い物がある人は注意しましょー。で、深夜2時頃にロープウェイ乗り場でもある谷川岳ベースプラザ手前の駐車場に到着。仮眠します。ZZzzZZzzz。トイレは谷川岳ベースプラザ併設の立体駐車場にありますよ。
2015年10月18日 西黒尾根を登って谷川岳へ
谷川岳へ日帰りで登頂する主なルートは
- ロープウェイで天神平に向かいそこから歩く(山頂までの標準コースタイム2時間25分) ヤマノススメで使われていた一番楽なコース
- ロープウェイ沿いの田尻尾根を登る(山頂までの標準コースタイム4時間30分)
- 日本三大急登の西黒尾根を登る(山頂までの標準コースタイム4時間10分)
もちろん(!?)今回は日本三大急登の西黒尾根を登りますよ。岩場があっていろいろ楽しいらしいので!わくわくっ。
谷川岳ベースプラザ(06:03)
駐車場から西黒尾根の登山口へ向かいます。今日のメンバーはサックスさん、カメラさん、トレランくん、ぽこの4名。あと、前日から谷川岳に登っているテン泊さんと山頂で合流する予定。。。ちゃんと合流できるかなっ?
西黒尾根登山口(06:09)
のっけから行き成りの急登。本当に急なんだ...いきなり急なんだ...と、びっくりしながら登りはじめます。けど、登っていくともっと急なところが出てきますー!
登山道の途中に出てくる鉄塔を下から撮るのはお約束。
何故か直角に曲がって伸びている木が出てきて腰かけてみよーかなっと思ったのですが、おしりに苔が付きそうなのでやめました...。
朝一番からの急登に、ぜーぜーしながら登っていくと紅葉した木々に包まれます。わぁぁぁぁほんっと綺麗ですよ~。ロープウェイを往復利用する方は、この紅葉を見ないなんてもったいないです。
ぜーぜー。暑い!!最近、涼しい山ばかりに行っていたので暑いです。
もうすぐ樹林帯抜ける...先を歩いているカメラさんが「お~~!!これはすごい!!」と言っています。
ぱっ、と樹林帯を抜けました。
この先は岩場がいっぱいです。先に登って、下から登ってくるみなさんを撮影。
クサリ場もあって楽しいのです。クサリはあるけど、クサリには頼り切らず補助程度にして登ります。
別の岩場を下から見上げて撮った図。ここもなかなか急ですね。ここはちょっとクサリに頼ってしまった...。これ、登るのはいいけど、下るのは大変だわ!と思ったら、職場の同僚さろもんさんが、雨だった前日に西黒尾根を下って死にそうになったとのこと...。雨の日によく下りで使ったね...。無理ゲ―すぎます。
みんな、気を付けてーっ。
楽しい岩場と、景色を楽しみながらじゃんじゃん登って行きます。
ラクダの背(07:51)
まだまだ続く登りです。
大きい岩の岩場は、黄色い矢印でルートが示されています。
歩いてきた道を振り返ると、登ってくる人が見えます。昭和30年代の谷川岳は、大人気で数珠つなぎになって登っていたって。ほんとかな?!
山頂、トマの耳が近づいてきました!
みんなが写真に撮るケルン。文句なしの青空です。
山小屋、肩の小屋も見えてきました。とりあえず、小屋はスルーして、山頂に向かいましょう。
山頂まであと一歩の稜線上。谷川岳の山頂の1つ、トマの耳の手前、遠くから声がする...。
「ト~~レ~~ラ~~ン!!!」(本名のフルネームを呼んでいました。)
「ふぁっ!?」
声がする方を見ると、あっ!テン泊さんだ!「山頂で寝て待つ!」って言ってたけど寝てない。よく見ると、、、雑誌読んでる。
トレランくん以外の3人「!?なんでトレランくんの名前だけ呼ぶんだっ!(嫉妬)」
トレランくん「自分の名前が周囲の人にバレちゃった...」
様々な思いを抱えながらも無事に合流。
谷川岳 トマの耳(09:29)
山頂は大混雑なので、写真を撮ったら谷川岳のもうひとつの山頂、オキの耳に向かいます。
さらに奥にある奥の院へ。
再び、オキの耳・トマの耳に戻ります。さっきよりすっごい混雑している!
山頂周辺の観光を一通り終えたので、谷川岳肩の小屋へ向かいます。内部をちらっと見てみたら、とっても綺麗にされている感じでした。
小屋周辺は、ロープウェイで登ってきた人と西黒尾根などで自力で登ってきた人との合流地点のような場所で様々な風貌の登山客・観光客で溢れ返っています。2つあるトイレも行列。小屋の売店も行列。これは小屋の人も大変だ~。
谷川岳といえば、ヤマノススメ、なので。
山頂で、テン泊さんが豆からひいてくれたコーヒーをいただきます。あと、かりんとうや行動食等でしばし休憩。。
下山はロープウェイで
田尻尾根で下る案もありましたが「今日はロープウェイでいいよね~。ロープウェイ周辺も紅葉が綺麗らしいし!」と、ゆるい方向で話がまとまり、ロープウェイ下山で決定。ロープウェイ乗り場へ向かいます。
こちらのルート。ロープウェイで大勢の人々が登ってきて山頂へ向かうのですれ違いで激混み。ちょっとした岩場で激混み。
とにかく混んで混んで大変です。前に進めん。。。。でも、スキを見てさらっと先にトコトコっと進みます。
天神平(12:41)
ロープウェイ乗り場に到着
ロープウェイ駅併設のレストランでソフトクリーム!!!(350円)
ロープウェイに乗って下山します。
下山後の温泉&食事
ロープウェイで下山した後は、鈴森の湯、へ。入口は不思議な雰囲気ですが、内部はとても綺麗でシャンプー・コンディショナーが分かれているところが良いです。露天風呂も沢沿いで野性味があってとても良かったですよ。また行きたいな~。(大人2時間650円)
温泉のあとはテン泊さんオススメのお蕎麦のお店、そば源さんへ。
猫がまったりしていました。いいなー猫。いいよねー猫。人に慣れている猫でした。
囲炉裏のそばで、野菜てんぷら&そばセットをいただきます。天ぷらさっくさくで野菜のうまみが出ていました。お蕎麦も手打ちのしっかりとしたコシのある麺で美味しかったですよ。蕎麦湯さいこー!
まとめ
- 西黒尾根、超楽しいです!谷川岳に行くことがあったらぜひ登った方が良いです。岩場に気をつけて。
- 谷川岳は10分毎に天気が変わる、と言われていますが、ずーっと天気が良いときもあるみたい!
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