甲斐駒ケ岳日帰り登山
2017/04/01
先々週の三連休(2015/10/10~2015/10/12)で
①仙丈ケ岳登頂
②北沢峠テン泊
③甲斐駒ケ岳登頂
④早川尾根経由で早川尾根小屋泊
⑤鳳凰三山
という計画を立てていたのですが、悪天候(雪とか雨とか)のため②で敗退。その続きをやるぞっ、というわけで二週間ぶりの南アルプスへまた来ちゃいました。
コースについて
ルート | 北沢峠 こもれび山荘(07:34)→(07:34)北沢峠→ (07:47)仙水小屋→ (08:17)仙水峠(08:23)→ (09:38)駒津峰(09:44)→ (10:03)六方石(10:05)→ (10:47)甲斐駒ヶ岳(10:58)→ (11:27)六方石(11:28)→ (11:47)駒津峰→ (12:38)仙水峠(13:00)→ (14:04)仙水峠→ (14:28)仙水小屋(14:29)→ (14:49)長衛小屋(旧北沢駒仙小屋) |
歩行距離 | 9.87km |
所要時間 | 山行 6時間26分 休憩 1時間3分 合計 7時間29分 |
メンバー | 4人 |
参考にしたもの
「山と高原地図 北岳・甲斐駒」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
メンバーが車を出してくださいました。都内某所に22時頃集合し、車で芦安駐車場へ。広河原行きの乗り合いタクシーが出発する05:10まで仮眠します。ZZzzZZzzz。
早めに起きて荷物整理。今日は、早川尾根小屋で豪華にすき焼き♪する予定なので、お肉(1.5kg。4人で、、、)、野菜、うどん、生卵などの食材を分担します。
そうこうしているうちに乗り合いタクシーがきたっ!ので、乗り込んで(1人1,200円)広河原へ。
辺りは暗いですが、徐々に夜が明けてきて、広河原に到着するころにはすっかり朝です!即バス停に並び、広河原→北沢峠のバスチケットを購入します(750円)。
それにしても南アルプス、登山口まで遠いわ~。すっごく遠いわ~。ようやく登山口のある北沢峠に到着しました。
2015年10月24日 北沢峠→甲斐駒ケ岳
今日のメンバーは4人。サックスさん、テン泊さん、トレランくん、ぽこ。
トレランくんは「まだ仙丈ケ岳に行った事ないんで、仙丈ケ岳行ってから、早川尾根あたりで合流します」とのことで先に出発。いってらっしゃーい!
後に、トレランくんの驚異的な能力を後に知ることになります...。
北沢峠(07:34)
残り3人で、甲斐駒ケ岳を目指します。まずは2週間ぶりの北沢峠へ。まだテント少ないです。
樹林帯を歩いて、、
仙水小屋(07:47)
仙水小屋に到着。
水が豊富です。
ゴロゴロの岩場を歩いて、、、
仙水峠(08:17)
仙水峠に着きました!眺望がいいです。
甲斐駒ケ岳が見えています。カッコいい!このあたりで、ぽことサックスさんは空身になって、さらに登っていきます。
ここからまだまだ、樹林帯を登っていきます。もうね、かなり暑い!汗だくです。
テン泊さんも荷物の一部を目立たないところにデポします。目立たないところ=キジ打ちorお花摘みの跡があるところなので要注意(汗)
駒津峰(09:38)
岩場を登ったり下ったりしながら進んでいきます。
甲斐駒ケ岳がどんどんと近づいてきます。美しい山だぁ。
山と高原地図では破線になっている、岩場の直登コースを登ります。
甲斐駒ケ岳(10:47)
直登コースを登ってやっと山頂に到着。まだまだ時間早いですね。山頂はすっごい強風です!!!
強風過ぎてそれどころではないので、とりあえず下山します。下山は一般コースです。強風で山肌の砂が飛んで来て痛いっ。顔も痛いし目に入っても痛いし。あああぁぁぁぁ。
下山中、サックスさんが「あれ?知ってる人がいるよ~!!」前を見ると、、
あっ?!
と、トレランくん?!なんで?なんでここにいるのっ?北沢峠で別れてから、3時間半ぐらいしか経っていないはずなのですが...(汗)
北沢峠から仙丈ケ岳ピストンしてから早川尾根で合流する予定だったトレランくんが目の前にいます。話を聞くと「北沢峠から仙丈ケ岳のピストンを2時間半で終えた(山と高原地図の標準コースタイムは7時間程)ので、そのまま早川尾根に行くには早すぎると思ったので、甲斐駒ケ岳にも来ちゃいました(てへぺろ)」な感じのことを言っていました。さらに「ちょっと(甲斐駒ケ岳の)山頂に行ってくるので早川尾根で合流しましょ~!」とのことで山頂に向かって行きました。マジか...。さすがトップアスリートはやることが違います。しかも、シュラフやすきやきの食材・水などの7~8kgの荷物を背負っているのにですよ...。速すぎる。
仙水峠(12:38)
ザックをデポした仙水峠周辺に無事に辿り付き、ちょっと休憩します。行動食などを食べていると、再びトレランくんが現れました。え、早くない...?
「山頂周辺は風が強すぎたので、山頂行かずに下山してきちゃいました(てへ)」いくら山頂には行ってないにしても早すぎます。トレランくんはすごいやつ。
トレランくんと合流して、仙水峠から早川尾根に入ります。
樹林帯を上がっていくのですが、樹林帯がところどころ途切れていて、風が超強いです。なかなかの苦行...。ど、どうする...。みんなで相談した結果「よし、下山しよ。」たぶん、男性2人はきっと余裕で先に進めたと思いますが...。合わせてくれる優しさ...(涙)ちなみにこのあたりは必死で写真がありません。
というわけで、まさかの2回連続撤退です!
標高を下げるに従って、強風が落ち着いてきます。はぁ、、ほんと風強かった~~。
ちょっとコースを変えて、仙水小屋経由で下山します。そこで、5月に沼津アルプスをご一緒した方と再会!山で知り合いに会うのは2回目です(1回目はテン泊さん)。
仙水小屋からは、なぜか駆け下りて下山。
長衛小屋(14:49)
あっとゆー間に長衛小屋に到着します。バスまで時間があったので、行きのSAで購入したりんごと洋ナシを剥きながら食べながら、、、
「これからどーするー?」「もう帰る~?」「すき焼きの食材あるよ~どうするかね?」「とりあえず駐車場まで戻って駐車場ですき焼きするー?」「駐車場で?!」「テントないからここ(長衛小屋)のテン場には泊まれないしー」「とりあえず、駐車場に戻りながら考えよーか」
・・・というわけで駐車場に戻ります。
あっ!そうだ。キャンプ場によくあるバンガローはどうだろ?急いで検索して電話すると「もうすぐ受付終了しちゃうので無理ですね」「空きがありません」みたいな回答が続く中、1件めぼしいところを発見。サックスさんに電話してもらうと受付の方が「これから帰るところだったんですけど、待ってますよ~」と言ってくださった!なんとお優しい...。ので、そこに決定。白州観光尾白キャンプ場へ向かいます。
支払いを済ませて(1棟8,000円)バンガローに入ると、中は8畳ぐらいの小屋で、照明以外の設備は何もなし。でも、外に水道もトイレもあるしこれで十分です。
早速すき焼きの準備っ!みんなで運んできた、と言っても男子が大半を持ってくれた食材やお酒を並べてみます。4人で肉1.5kg、、、
で、美味しくすき焼きをいただきました。
眠くなったので、シュラフを広げて就寝、、、ZZZzzzz
まとめ
- 風が強いときはサングラスがあると良いです。
- 美味しいお肉と、普通のお肉のバランスを考えないと後で苦労します。
続く
https://trip-notes.com/trekking/southern_alps/5097/
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