火打山高谷池ヒュッテでテント泊してきたよ。池塘と緑に囲まれたステキなテン場。ただし土曜日は混むよ！

2017/08/26 2017/09/02

先週に引き続き、再び美しい場所でテント泊してきました。場所は新潟県妙高市にある火打山近くの高谷池（こうやいけ）ヒュッテのテン場です。

2つの百名山、火打山・妙高山の登山口笹ヶ峰から歩くこと3時間と少し。高谷池ヒュッテの三角屋根が突然見えてきました。

高谷池ヒュッテのテン場ってこんなところ

アクセス

笹ヶ峰登山口から標準コースタイムで3時間35分です。

宿泊料金

テント泊は410円/1人。白山の南竜ヶ馬場野営場を除けば今までの最安です。

小屋泊の料金については＜高谷池ヒュッテの公式サイト＞をご確認ください。

テン場

テン場は主に土です。フラットな箇所があるにはありますが、地面に動かせない岩が埋まっていたりします。キャパは公称20～30張（だいぶ幅があるぞ...）となっていますが、良い場所は相当早く行かないと取れないと覚悟しておいたほうが良いです。

訪れた2017年8月26日(土)は10：30頃到着し、既に7,8張りテントが張られていましたが、まだ空いている状態。

とても良い場所（奥の端っこで平ら）を確保することが出来ました。池の前で、あらステキだわぁ。

写真をみると分かる通り岩が多いです。

テントを張り、火打山ピストンして戻って来た15:00頃はこんな状態でした。ぎゅーぎゅーです。

「えーっ！こんなところに張るの？！張れるの？！」と思ってしまうような場所にも張られています。16時過ぎに到着したおじさまが無理やりすごい場所に張っているのを見たときは目を疑いました(ﾟдﾟ)！

どこでも寝れる耐性大事ですね。

張り綱につまづかないよう気をつけましょう。

小屋は人気で連日満員のようですし、テントを張れなかった人はどうするのでしょう。下山するか、または徒歩50分の黒沢池ヒュッテに行くのでしょうか。あちらは15張みたいなのでどうなるか。

というわけで、初めから詰めて張るようにしましょう！

テントの固定に使えるような石は殆ど無く、基本みなさんペグを使用していました。土で刺さりやすく、わたしが良く使用しているチタンの細いペグでも問題なく使用できました。

テン場にテーブルなどはありません。小屋の前に椅子・テーブルセットが3つぐらいありました。

水場の手前に空き地がありますが、水場の手前の広場はキャンプ指定地としての認可を受けていないとのことで幕営禁止でした。
でも、食事はOK。東京のどこかの山岳会？山岳サークルのみなさんに合流させていただきいろいろ美味しい食事とワインをご馳走になっちゃいました！許可を得るのを忘れたため、激しくモザイクかけています...。

売店

ビールは350ml缶が500円。500ml缶はありませんでした。ビール購入時に「ビールの缶は持ち帰りをお願いしていますがよろしいですか？」と言われますが断れるわけないし、ビールを諦めるわけにもいかない(笑)！潰して持ち帰りましょう。

ワイン1,050円、ウイスキー1,050円、パックご飯450円などもありました。

お菓子やおつまみなどの販売は無かったと思います。荷揚げが年に1回しかないんですって。

水場

テン場に水場があります。じゃんじゃん流れています。池か山の水そのまま引いてきているので「要煮沸」となっています。
実際、プラティパスに汲むと若干茶色い水でした。
わたしは、ガス燃料を持っていって煮沸するが面倒だったので、浄水器のソーヤーミニでろ過して飲みました。特に体調に問題は発生しなかったです。