南アルプス 北岳肩の小屋でテント泊してきたよ。標高3000mの絶景テン場。
2017/09/17
南アルプスの登山口、広河原からテント泊装備を背負ってひたすら登ること5時間半(休憩込み)。暑くて暑くてスピードが出ないよ、、、ぽこ(@TripNotes_poco)です。
の続きです。
日本の標高第二位、北岳まで50分弱のところにある、北岳肩の小屋のテン場が見えてきました!
ウキウキしながら歩いていくとこんな案内がありました。ビールまで3分!テントを張る前に受付ですね。
北岳肩の小屋ってこんなところ
アクセス
一番近いのは広河原から歩くルートです。標準コースタイム5時間半。7月に入ってもアイゼンが必要なルートもありますので、事前にチェックしてください。
料金
小屋に行って早速受付します。
テント泊料金は700円/1人です。
小屋泊料金については、<北岳肩の小屋公式サイト>をご参照ください。
テント場
小屋の受付前にテン場の案内図があるのですが、概念図すぎて何を描いてあるのか全然分からず。。。(地図が読めない人みたいですね。。。)
ですので、分かりやすい写真を撮ってきました。北岳からテン場を見るとこんな感じです。
大きく分けてテントエリアは仙丈ヶ岳方面・稜線エリア・バットレス方面の3つに分けられます。
12時少し過ぎた頃の到着でしたが、バットレス方面エリアの平らっぽい箇所はほぼ取られていたので仙丈ヶ岳方面のエリアを見るとまだ誰も張っている人がいませんでした。
誰も張っていなかったので、他の方々は張っていいのか分からない状態だったのかな?仙丈ヶ岳方面エリア一番乗りで平らな箇所に張ることができました。この日は海の日三連休の初日で混雑していましたので、13時以降に来た人は斜めの場所にテントを張ることになっていたように思います。
斜めになっているテント達。カメラを傾けて撮影しているわけではないですよ。本当に斜めの場所が多いです。
稜線エリアは、登山道沿いなので人の出入りがうるさいかなぁと思い今回は避けてみました。
山の稜線に位置するテン場ですのでペグ刺さらないかも?と覚悟していたのですが、意外とチタン製のペグはしっかり刺さりました。テントの四隅はペグで、フライシートのガイラインは周辺に転がっている石で固定しました。
仙丈ヶ岳の真正面です♪テントより向こう側はハイマツ帯、及び斜めエリアなので前にテントを張られることはなくずーっと絶景でした。
小屋メニュー
ビール600円など、食べ物・飲み物が充実しています。
特にビールは残雪冷やされていたのでとーっても冷たくて美味しかったです。
水場
1L/100円
専用の水場があり、蛇口から水を買うことができます。滅菌済みとのこと。
小屋から15分下ったところに水場があるようですが、未確認です。
トイレ
1回100円です。
トイレは2箇所あります。山小屋の隣にひとつ、山小屋から10mぐらいのところにトイレ専用小屋がひとつ。どちらもトイレットペーパーが用意されています。
汲み取り式で、紙は備え付けのゴミ箱に捨てるタイプです。ゴミ箱の蓋を手で開けるのが不衛生で少し嫌でした。ペダル式だと良いのですが、すぐに壊れちゃうのかしら?
手洗い用の水が用意されていたのは嬉しい~。上の写真の小屋の隣のタンクです。
その手洗い用の水で頭を洗っているおじさまがいましたが、貴重な水でそりゃアカンと思うな...。
携帯電話状況
テン場の仙丈ヶ岳方面エリアではdocomoの電波は入りませんでした。稜線に上がると電波が入ったので、バッドレス側にアンテナがあるのかしら~?
その他
到着時は晴れ渡っていた空ですが、夕方に近くなった頃にはガスガスで真っ白に。。
テントを張ったら北岳に登って夕日を見よう!と考えていたのですが断念。翌朝にします。
テントの中で読書をしてると「わぁっ!すごい!」と声が聞こえてきました。外に出ると、一瞬のドラマチックなショー(?)が展開され、各々が歓声を上げています。
綺麗~~。
さすが標高3000mだぁ~~!!!
おすすめ山道具
一番出番の多いペグ
聞いたことないメーカーの自称チタン製のペグです。低価格で軽量で気に入っています。刺さらなくて困ったことは殆どないのでかなり使えます。曲がりやすいので曲がったら交換です。
以上、北岳肩の小屋のテント泊についてでした。
つづく。
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