白峰三山縦走1泊2日(2/4) 農鳥オヤジに会いに行く♪
2019/10/13
ぽこ(@TripNotes_poco)です。白峰三山縦走2日目は北岳山荘から奈良田に下山します。
この記事は
の続きです。
コースについて
ルート | 北岳山荘(05:07)→(05:51)中白根山(05:52)→(07:01)間ノ岳(07:11)→(08:17)農鳥小屋(08:53)→(10:55)西農鳥岳(11:20)→(12:00)農鳥岳(12:39)→(13:11)大門沢下降点(13:18)→(15:48)大門沢小屋(16:07)→(18:14)早川水系発電所取水口(18:15)→(18:43)森山橋→(19:19)大門沢ゲート→(19:44)奈良田駐車場(19:45)→(20:00)奈良田バス停 |
歩行距離 | 19.0km |
所要時間 |
山行 12時間34分
休憩 2時間19分
合計 14時間53分
|
メンバー | 3人 |
|
参考にしたもの
「山と高原地図.42 北岳・甲斐駒・南アルプス」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
2018年10月6日 白峰三山縦走1泊2日(2/4) 農鳥オヤジに会いに行く♪
北岳山荘(05:07)
4時頃起床し、すぐにお湯を沸かし始めます。強風でなかなかお湯が沸かなかったけど、やっと沸いたお湯をモンベルのリゾッタに注ぎ食べ始めます。しかし、食欲がない。無さすぎる、、、、ほとんど食べることができないまま撤収作業をし、5時過ぎにはヘッドライトを付けて出発です。
今日も晴れると良いのですが、少し雲が多い感じです。「ご来光は無理かもしれないなぁ」えりーちゃんが呟きます。
食欲もなく、脚が重いです。ぜーぜーしながら進んでいきます。
徐々に明るくなってきました。雲海がすごくダイナミックでカッコいいです。
(05:51)中白根山(05:52)
ヨロヨロと歩いて、中白根山に到着。
間ノ岳に向けて歩いていきます。時々現れる平らな稜線は楽々あるけるので嬉しいです。
雲海の隙間から太陽がようやく出てきました。
太陽の光を浴びた北岳が美しい。カッコいいなぁ、と見とれます。
間ノ岳の山頂が見えてきました。
(07:01)間ノ岳(07:11)
ぜーぜーしながら白峰三山の2つめ、間ノ岳に到着。
この次は坂を下って農鳥小屋!オヤジさんに会うのが楽しみなのです。怒られるかなぁ。わくわくっ!(意味が分からない人は農鳥オヤジで検索するとわかるかも!)
太陽が眩しいのでサングラスを装着します。間ノ岳を過ぎるとぐっと人が少なくなります。
憧れの(?)農鳥小屋が見えてきたっ!
「農鳥オヤジこっち見てるかなぁ」「もうね、見てるよ、きっと。『おせーな!!!」って怒られたいよねぇ!」(←?!)「オヤジの誕生日にすごい双眼鏡あげたい」(←?!)みな口々に農鳥小屋の思いを話します。
おどろおどろしい「ノウトリ」の文字にテンションが上がる我々です。
ニコちゃんマークが出てきて、なんだか笑ってしまいました。ほほえましい~ね。
えりーちゃんが農鳥小屋に早く行きたくて(?)すごいスピードで先の方へ行ってしまいました。どうした?!
途中の草紅葉。3000mの稜線歩きでも、紅葉を楽しめる場所はあるのですね。
農鳥小屋が近づいてきましたよ~。
最後に軽く登ると到着です。
(08:17)農鳥小屋(08:53)
着いたー農鳥小屋!オヤジさんどこ~。あっ、下の写真の端っこで作業しています。なんだか忙しそうですよ。
憧れの「ウケケケ」(ウケツケ)の実物を目にして静かに感動するわたくしです。
農鳥小屋には思ったよりも人がいて賑わっていました。ここでも炭酸飲料は売り切れでした。残念っ。
農鳥小屋のトイレにも挑戦っ。崩れそうでこわい小屋。
トイレは簡単に説明すると小屋の床に穴が空いていて、そのまま外に落ちる仕組み。便器はありません。これで国立公園でいいのか...。謎は残りますが気にしてはいけないのでしょう。きっと。
えりーちゃんがオヤジさんに大声で話しかけます。御年で耳が遠いようなので大声で話しかける必要があります。「一緒に写真撮ってください!」「今なー忙しいんだけどなーしょうがねぇなー」「せっかくなので小屋の看板の前で!」「仕方ない行ってやるよ!」
農鳥オヤジ、優しいではないですか。なんだか嬉しそう。看板の前で写真を撮ってもらいます。オヤジさんはポーズしっかり決めてますわ。みんなとそれぞれ写真を撮りながら、小屋に向かって下ってくる登山者を「いち、にー、さん、しーー」と数えています。最後にえりーちゃんはオヤジさんとハグして写真を撮ってもらっていました。
「お前たち!雲がどんどん湧いてるぞ!今年、中白根で雷で一人亡くなったんだ。こういう雲は気にしないといけねーぞ!」と言いながら2匹の犬を散歩する農鳥オヤジ。
犬を撫でさせてもらったら「この犬はなぁ、指嚙まれてもしらねーぞ!鹿だって食い殺すんだからな!」と言いながらも、全く吠えないかわいいわんこちゃんでした。犬かわいいかわいい。
農鳥オヤジは、口は悪いけど優しい人な気がしたよ!
農鳥小屋で一通り休憩し、朝食べれなかった分、食べれるだけ無理やり押し込みます。うーん、山では食べられれなくなるのが悩みです...。
そろそろ出発しましょう。次は農鳥岳に向かいます。ザックを背負って歩き出すと、農鳥オヤジが「テント泊か!!」と装備チェックしていました。
ぐんぐん小屋が遠ざかっていきます。雲がどんどん湧いてきて、今にも農鳥小屋を飲み込みそう。
登りをヨロヨロと登って、トラバース道に出ると、先行していたニコちゃんがザックを下ろして登山道下に降りていくのが見えました。えっ!?どうしたの?
続く。
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