北沢峠から仙丈ケ岳ピストン + 北沢峠でテント泊(2/2)

2015/10/11 2017/07/25

北沢峠から仙丈ケ岳ピストン（周回）を無事に終え、北沢峠に戻ったわたしたち。

サックスさんの2人用テントにヤドカリ（居候）させてもらい、寝床や荷物の置き位置をあーでもないこーでもない、、、と1時間以上悩み（長っ）つつ荷物整理した後は晩御飯の準備です。

北沢峠から仙丈ケ岳ピストン + 北沢峠でテント泊(1/2)

の続きです。

サックスさんが豚汁を作ってくれました。ぽこは味見担当...(汗)そして、テン泊さんが美味しいお肉たちを持ってきてくれました。さらにワインまで、、、肉には赤ワイン！！わーいわーい。豚汁もお肉もワインもおいし～。

おなか一杯になったところで、歯磨きして就寝...20時ぐらい？

0時頃、テントを雨が叩きます。「雨だな～」と一瞬目が覚めてまた就寝。しばらくすると、風がテントを揺らします。寝ぼけたサックスさんがなぜかテントポールを手で抑えてます。で、気が付いたらまた就寝。3時か4時頃、隣のテン泊さんのほうから、カンカンカン...とペグを打つ音が聞こえてきます。「なんだろ？ペグが抜けたのかな～？」とサックスさんと話しながらまた就寝。
途中、何度も目が覚めながら6時頃、やっと起き上がる覚悟を決めます。0時頃からずーっと雨が降り続いていて、あ～外に出たくないな～、でも、明るくなったからとりあえず出て外の様子を確認しないと。と思い外に出ます。
撤退を決めた人がテントを畳んでいたり、どうしようか悩んでいる人たちでテン場はザワザワ。
隣のツェルトに「テン泊さーん？おきてる？」と声を掛けると「ずっとおきてるよ～」「とりあえず屋根のあるところでお茶飲んでるね。」と声を掛けてお湯を沸かします。シュラフ出ると寒いよ～。雨も止む気配なし。どうするどうする。。。今日、2日目の予定は甲斐駒ケ岳に登って、早川尾根を経由して早川尾根小屋に行く予定なんだけど！

朝ごはんに、大好きな棒ラーメン食べていると、テン泊さんがやってきてコーヒーを入れてくださった！テン泊さんのコーヒーはいつも美味しい♪

そして、昨晩のテン泊さんのツェルトを襲った大惨事の話を聞く。

ツェルトでもぐっすり快眠していたら日が変わるくらいから大雨が！
深夜1時に起きた時は快適だったのに、ふと2時くらいに目を覚ますとツェルトの内側が耐水圧を越えたため水がどんどん滴り落ち床を見てみるとびしょびしょ！
なのですぐに広げてた荷物をザックにしまいレインカバーして寝転がし、どんなもんかと友達から借りていたシュラフ内で使うエアマットをシュラフから取り出し念のため敷いていた山と道マットの上にひいてその上でシュラフで就寝。
荷物無くして広くなったから真ん中で寝れたのと、マットを2枚下にしいたのもあり、水がしたたり床がびしゃびしゃでも快適に就寝♪と思いきや4時にふと目を覚ますと、ツェルトの壁がせまってきて室内がすごく狭くなり水がしたたってる内側がシュラフにくっついてしまってる！調べてみると、水の重さでツェルトがたわんでいるのと、ガイライン4本のうち1本だけペグ打ってたそのペグが雨で地面が緩みさらにペグ穴に水が入り込みゆるゆるになって抜けそうになりストックが倒れこんできてツェルトの張りが弱くなっていた。
すぐにシュラフから出てツェルト内から手でストックを押しもどそうとしたらペグが抜けてしまいツェルト倒壊w冷静に着ていたハードシェルのフードをかぶり、下にレインパンツをはき、シュラフを防水サックにしまいこみ、ツェルトから出てまずペグから石に替えて再度ツェルト設営。設営後もう4時を越えてたのもあり小屋に避難し軒下のベンチでボーッとしながら夜が明けるのを待ち、起きてきた友達と合流して朝ごはん食べながらどうするか相談♪

うむ。冷静なテン泊さん。そんな感じで。

雨の中、甲斐駒ヶ岳に突っ込んでいく人たちを横目に、うだうだとコーヒー飲みながら相談していると、仙丈ケ岳に向かっていたと思われる「山ガール.com」のツアーの女性たちが戻ってくる。話を聞くと「山頂手前で積雪していたので撤退してきました。」とのこと。う～ん。山頂付近は雪か...。

相談の結果、今回の計画の続きは再来週にやりましょ！とゆーことにして、撤退を決定。テントを撤収し、バス2本を乗り継いで、乗り物酔いしながら甲府駅へ向かいます。

まずは、テント泊した北沢峠から広河原へ（750円）