電車で1時間ちょっとで雪山スピードハイク。鍋割山(鍋焼きうどん)~塔ノ岳(1/2)
2017/07/28
そのうち行きたいとずっと思っていた鍋割山~塔ノ岳。鍋割山と言えば鍋焼きうどんです。うどんは特に好きではないのですが、鍋割山山頂で食べる鍋焼きうどんに惹かれまして。
1/30(金)は雪予報で雪が積もり、丁度雪景色でいいかもということでついに鍋焼きうどんハイキングを決行したぽこ(@TripNotes_poco)です。
コースについて
ヤマコレなどでよく見かけるこのルート。
左回りだと大倉尾根という山道を登ることになりますが、大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれるほど「バカみたいに登りが続く」らしいので、左回りは大変そうだなぁ。でも、左回りの方がお昼にいい時間に鍋割山に到着できるなぁ。大倉尾根の登りを避けるために右回りで行くと早い時間に鍋割山に到着してしまうので、お昼の鍋焼きうどんを早い時間に食べることになっちゃうな~。等々...いろいろ検討した結果、結局右回りで行くことに。鍋焼きうどんは10:30ぐらいを目標で。
ルート | 大倉バス停(07:24)→(08:25)二俣→(09:03)後沢乗越(09:06)→(09:54)鍋割山(10:46)→(11:05)小丸(11:06)→(11:12)小丸尾根分岐(二俣分岐・平二山)(11:22)→大丸(11:26)→(11:33)金冷シ→(11:48)塔ノ岳(12:02)→(12:13)金冷シ(12:14)→(12:18)花立(12:19)→(12:28)花立山荘→(12:41)天神尾根分岐(12:42)→(12:51)堀山の家(12:53)→(12:58)堀山(12:59)→(13:04)駒止茶屋(13:05)→(13:19)見晴茶屋→(13:23)雑事場ノ平→(13:30)観音茶屋(13:31)→(13:42)大倉山の家→(13:44)大倉バス停 |
歩行距離 | 17.9km |
所要時間 |
山行 5時間39分(コースタイム8時間15分なので0.67)
休憩 41分
合計 6時間20分
|
すれ違った山ガール数 | 1組(2人、少ない、、、) |
なんかの本に「自分がコースタイムの何割で登れるか知っておきましょう」って書いてあったので計算してみました。
ひとりの時は基本的に「食事する」「写真を撮る」「衣類の調整」「チェーンスパイクの着脱」など以外は止まらず、基本的に座りません。別にストイックに鍛えているわけではなく、座って休憩して再度動き出そうとすると体が重くて動きにくくなるからです...。50分毎に10分とか休憩してたらもうダルくなって動きたくなくなってしまうのです。一人だったら自分のペースで歩いたり走ったりするから、疲れたらペース落とせばいいだけですし。
そんな感じなので、スタート地点から鍋割山までは16人抜き、塔ノ岳から大倉バス停までは目の前にいた人全員追い抜きましたので、何人抜いたかわからない...。何を目指していたのかわかりませんが、なんだかそういう気分でした♪あ、でも、トレランの人には追い抜かれ、あっという間に見えなくなりました。
参考にしたもの
ヤマレコのレポートの数々。ありがとうございます!
前日には、神奈川県立秦野ビジターセンターのブログ も参考にさせていただきました。
それと、いつもの「山と高原地図 丹沢」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
渋沢駅から大倉バス停へ
6:57に渋沢駅に到着。 駅のコインロッカーに急いで荷物を預け、7:02渋沢駅発大倉行きに飛び乗るとギリギリ座れました。が、あっという間に満席になります。時間通りバスは出発し、7:13大倉着。はやっ!所要時間11分ですね。これぐらい近いなら走ってもいいかも。駅からバスって面倒だと思っていたけど、近いのいいね!!
大倉バス停は大きくて立派、ハイキングの人がいっぱい。トイレもあるし靴やアイゼンを洗う為の洗い場もあります。
単独登山ダメ!!でも、実際は単独登山の人一杯いました...。ざっと見たところ、半分以上が単独登山なんだけど。
2015年2月1日 大倉バス停から鍋割山へ
7:25出発!バス停を出ると直ぐに鍋割山と塔ノ岳の分岐が現れます。大半の人は塔ノ岳方面へ。ぽこは鍋割山方面へ。10分程車道を歩きます。
車道を10分程歩くとすぐに山道→林道に入ります。途中には獣害防止ネットもありますよ。
朝の、静かで澄んだ空気と誰もいない道にすがすがしい気持ちになります。
沢の近くに「このペットボトルは鍋割山荘が用意した水道水です。ボランティアで運んでいただくために置いてあります。鍋割山荘経由の方で体力に余裕のある人~~」は運んでね♪という趣旨のことが記載されています。わたしはバッグに余裕がなく運べませんでしたが、いつか協力したいな。
沢を渡ります。木の橋が渡してあって、歩くとバウンドするのがちょっと楽しい♪
沢を渡り、階段状の道をどんどん登っていきます。
登るにつれて、周辺の木の様子も変わってきます。
少し雪が増えてきました。
標高1000m。直接書いちゃうのですね。目立つ。
山道がどんどん白くなっていきます。途中、休憩していた男性に「は、速いですね!?」と驚かれる。「いえいえ、、そんなことは、、、そろそろアイゼンつけたほうがいいですかねぇ?」 といきなり質問。 「これから気温が上がるからまだ大丈夫じゃないですかねぇ」 とアドバイスをいただきましたっ。ありがとございます。
うどん(鍋割山頂上の鍋割山荘)まであとちょっと!
頂上手前の木の階段を延々と登ります。前を歩いている赤い方は鍋割山荘の歩荷さんでした!後で山荘で見かけたので、何となく見ていると、80Lのザックから炭とかいろんなものがわらわらと出てきた!!
ソーラパネルが見えた!「う、うどん…」あれはきっと山荘の電気用のパネル?!
着いたーーー!!9:54着。山頂には数人の人がおり、鍋焼きうどんを食べていました。早く食べたーい!! 鍋焼きうどんアピールののぼりがはためいています。
山荘に入ると、息が白いっ!歩いてきたばかりなので、身体は暑いけどやっぱり寒くて気温差は相当なもの。。。注文書に名前と個数を記入しようとすると、ご主人に「何個ですか?」と聞かれました。「黙って個数を記入しないと怒られる」と事前情報を入手していたため、数を聞かれてちょっとだけびっくり。「1個お願いします」と言うと「じゃ、名前と個数を書いてね~」と言われます。書いているとおかみさんに「5、6分でできますから中で待っててくださーい」と言われる。わーい!朝早いだけあってうどんが早く出てくる~。「混んでいて30分待ちだった」という書き込みも見かけたことがあるので、これはかなり早いのでは。
そして、5、6分で名前を呼ばれました。うどんを受け取ります。外で食べようかなぁ、、と思いつつも、適当な席が空いておらず、外で食べると体が冷えるかもなぁとも思ったので、山荘の中で頂くことに。ついに、憧れの鍋焼きうどん~。しめじ・えのき茸・しいたけ・カボチャの天婦羅・油揚げ・玉子・ほうれん草・ネギ・なると。山の上とは思えない充実した具材の鍋焼きうどん。これが1,000円なんてとてもお得だと思います。だしは少し濃い目でしょっぱくて、美味しい~~。山仕様なのだと思いました。
食べている間もひっきりなしにお客さんが訪れます。鍋割山荘に到着したときは、小屋前に数えるほどしか人がいなかったのに、食べ終えて外に出るとわんさか人がいました。さすが人気の鍋割山荘ですね。
富士山をあらためて眺めます。綺麗だなぁ。。天気も最高によいです!
拡大写真を見ると、富士山は相当吹雪いていますね。
鍋割山荘のトイレ。バイオトイレで男性用と女性用に分かれていてとても綺麗でした。チップ100円必要です。
続きます。
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