Trip Notes -旅のメモ-

登山・トレッキング・テント泊・縦走・雪山・オリエンテーリング・山道具や海外旅行女性一人旅などに関するブログ

北八ヶ岳スノーハイキングと白駒池でテント泊

      2018/03/21

前の週、滑落する人を見てビビったぽこ(@TripNotes_poco)です。今週は安全なところにいこ、、北八ヶ岳でまったりテント泊してこよ、、、

コースについて

1日目
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅(11:59)→(12:11)縞枯山荘 → (12:47)縞枯山(12:52) → (13:11)縞枯茶臼鞍部 → (13:28)茶臼山(13:29) → (13:51)中小場(13:52) → (13:59)大石峠(14:00) → (14:08)茶水の池(14:10) → (14:16)麦草ヒュッテ(14:17) → (14:30)白駒の奥庭 → (14:51)白駒分岐(14:52) → (14:55)青苔荘
山行 2時間44分
休憩 12分
合計 2時間56分
 
2日目
青苔荘(08:16) → (08:25)白駒荘(08:26) → (08:58)高見石(08:59) → (09:01)高見石小屋(09:02) → (09:08)高見石(09:09) → (09:32) 道を間違えて再び高見石小屋 → (09:48)賽ノ河原地蔵(09:52) → (11:07)渋御殿湯
山行 2時間43分
休憩 8分
合計 2時間51分
 
メンバー 1人

参考にしたもの

「山と高原地図 33. 山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

登山口までの交通

7:30新宿発のあずさで茅野駅へ~(3,910円)。朝がゆっくりな登山はそれだけで楽な気がします...。茅野駅に到着したらすぐにバス停にザックを置いてチケット売り場へチケットを購入しに行きます。

茅野駅から北八ヶ岳ロープウェイまで片道1,250円です。

バスは満員でしたが、わたしは早めに並んだので無事に席を確保することができました。

1時間ほどバスに揺られて北八ヶ岳ロープウェイに到着しました。

ロープウェイのチケット(バスチケット売り場に置いてあった割引券を使用して片道900円)を購入し、山頂駅へ向かいます。登山客よりもスキー客のほうが多いですよ。観光の方もいます。

ふぅ、、時はすでに12時前。やっと登山口に到着です。

2018年3月17日 北八ヶ岳ロープウェイから白駒池へ

北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅(11:59)

標高2,237m。雪もふもふーの山頂駅です。

山頂駅周辺はスノーハイキングの人でいっぱいでした。

縞枯山方面に向かって歩きます。青空と白い雪のコントラスト。良い日です。

(12:11)縞枯山荘

すぐに縞枯山荘が見えてきました。

縞枯山荘を通り過ぎると縞枯山への分岐点が出てきます。

分岐を曲がると樹林帯に入ります。

縞枯山への登りはとても急な箇所が出てきます。途中までアイゼン無しで歩いてきましたが、少し滑りやすい急坂に危機を感じて途中でアイゼンをつけて登ります。

途中で追い越したおじさま2人組のうちの1人がずーっとぜーぜーはーはーしながら一生懸命登っていました。「縞枯山キツイ!!こんなにキツイとはっ!!!」って。おじさまがんばってー。

樹林帯を抜けて周囲が明るくなってきたら、山頂です。

(12:47)縞枯山(12:52)

あれ、山頂標識ないのかな?

南八ヶ岳が良く見える~。木々が邪魔であんまりよく見えないのだけど、、

山頂で先ほど追い越したおじさま2人組に話しかけられました。

「お1人ですか?テント泊するんですか?」
「はい、そうです。」
「すごいなぁ!今日は寒いですよーーー!!」
「もっと寒い日にテント泊したことあるので大丈夫です~。たぶん。」

そんな会話をしつつ茶臼山に向かいます。。

途中の展望台からは南アルプスの山々がきれいに見えました。

展望台から一旦下ります。下の写真は下った道を下から見上げたところ。ん~綺麗だなぁあ。。さっきから綺麗すぎてニヤニヤしながら歩いてしまう。。人にはほとんど会っていないので大丈夫!!(たぶん)

下り切り、茶臼山に向かって登り返します。

(13:28)茶臼山(13:29)

茶臼山山頂は樹林帯の中なので展望なっし。

でも少し歩くと開けた展望台がありますよ。

(13:51)中小場(13:52)

茶臼山を下り、中小場へ。

踏み抜きがいっぱいでしたが、おかげで(?)わたしは踏み抜きませんでした。

樹林帯を歩いて麦草峠に向かいます。茶臼山からずーっと人に会ってないです。

(14:08)茶水の池(14:10)

茶水の森&池に出ました。ほぉ。池か。

 

無駄に木道を歩いてみます。凍っている箇所があって滑りやすかったです。

 

茶水の池を過ぎるとすぐに車道にでます。車道を歩いて白駒池に行くこともできるのでトレースあり。けど、わたしは山道を行きます。

(14:16)麦草ヒュッテ(14:17)

煙が出ているので営業しているみたい。ぜーんぜん人に会わないけどお客さん来るのでしょうか。

麦草ヒュッテから少し歩くと、高見石小屋方面と白駒池方面の分岐点が現れます。白駒池方面はスノーシュー1人分のトレースのみ。目印(クロスカントリー用)もあるし、このまま行けるかな。

いろいろな森の名前が出てきます。

こういうゆるきゃら、コケ丸、日本人は好きですよねぇ。なかなかかわいいじゃーん。

(14:30)白駒の奥庭

あぁ、美しい場所なのにわたしのウデでは綺麗に写らない。。。

 

(14:51)白駒分岐(14:52)

ブルドーザーが通ったような道に出ました。

歩いていると工事の方が後ろから歩いてきました。登山者以外が現れたのでびっくり!!どこか工事しているのかな。

もう少しで今日テントを張る青苔荘です。青苔荘せいたいそう、と読みますよ。あおこけそう、ではない。

(14:55)青苔荘

本日のゴール、青苔荘に到着~。

テントは1張、設営中が2張。わたしが3人目ですね。場所選び放題です。これだから冬はいいよねぇ...。

持参したスコップで整地してテントを設営します。

テント建てた。Locusgear のkhufuです。床がない、シングルウォールです。

寝床作った。

閉じた。

最終的にテントは6張り、うち3張りはLOCUS GEARのKHUFUという珍しい状態(?)になりました。半分がクフってなに...!?レアな状況すぎる!他はモンベルのステラリッジとNEMOのタニだったと思います。

さて、編み物をしよっと。

分かっていはいましたが、グローブを外すと手がすぐに冷えるのでキツイ。すぐに挫折しました。

テントの中に穴を掘って、その中でガスを使ってみました。これならうっかり倒れても安心!

メニューは豚ばら肉と野菜の鍋です。お肉おいしぃです。

夜は、AmazonプライムのビデオでダウンロードしたGhost in the Shellを見ながらウトウト、、、

青苔荘はトイレがとってもきれいです。こちらもご参照ください。
https://trip-notes.com/trekking/14750/

2018年3月18日 白駒池から渋の湯へ下山

青苔荘(08:16)

途中何度か目が覚めたものの7時過ぎに起床。

テン場を出るのが(いつも通り!?)最後になってしまいました~。8時過ぎに出発って。もう「にゅう」は行けないなぁ。まっずぐ渋の湯に向かいますか。まったり行きましょう。

白駒池の方を見ると真ん中辺りに人がいる。歩いて行けるみたいですね。

青苔荘のテン場から白駒池に向けて降りていきます。さ、池の中を歩いてみましょう。

池はツルツルに凍っていて転びかけました。あわわわわ。ちゅ、注意して歩きましょう。。。

池の向こうにある白駒荘を目指します。

(08:25)白駒荘(08:26)

白駒荘は休業中でした。

てゆうか、年末に火事があったんです...。がんばって復活してください...。

焼け跡、、、(涙)

高見石小屋に向かってまぁまぁ急な登りをマイペースで登っていきます。

(09:01)高見石小屋(09:02)

高見石小屋に到着しました。荷物を置いて高見石に登りますよ。

高見石は小屋に向かって右横にある岩場を登ったところです。すぐです。すぐ。

(09:08)高見石(09:09)

登りました。

登りきると壮大な景色。

先ほど歩いた白駒池が見えます。

小屋でコーヒーでも飲もうかなと思いましたが、バスの時間を考えてすぐ出発することにしました。

賽の河原方面への分岐点が出てくるはずなのに出てこないなぁと思ったら道を間違えてた!すぐに戻ります。時間ロス、、、

(09:32)道を間違えて再び高見石小屋

高見石小屋の前が分岐でしたよ。やっちまったーー。けど、すぐに気が付いてよかった!

小屋の左横を上がっていきます。なんだ、こんな簡単なことだったのね...。

そうそう、こっちに来たかったの。賽の河原に向かいます。

ここまでアイゼン無しで歩いてきましたが、下り坂がツルツルスケートリンク状態でデンジャラス!!アイゼンを装着します。

樹林帯を抜けると賽の河原に出ました。ちょ、、ちょっと岩と雪のミックスで歩きずらい。。すぐにアイゼン外します。

おや、人?がいる?

 

(09:48)賽ノ河原地蔵(09:52)

遠目に人っぽく見えたのはお地蔵様でした。帽子をかぶせているのね。

賽の河原を超え、樹林帯に入ります。

金曜日に降った雨・みぞれで下り坂がツルツルのスケートリンク状態。こわいいいいーーーアイゼンを装着します。下の方はこんな氷の道だらけでした。

ゴールの渋の湯が見えてきました♪

(11:07)渋御殿湯

バスが混んだら嫌だなぁと思っていたのですが、バス停には誰もいません。

バスは11:35発なので、余裕があります。渋御殿湯の受付でバスチケットを購入(1,150円)し、のんびりバスを待ちます。

バスの乗車率は2割ぐらい。ガラガラでした。

無事に茅野駅に到着し、予約していたスーパーあずさで東京方面に帰りました。

まとめ

ひとりでまったり雪山テン泊するのは初めての経験でしたが楽しかったです。今回のルートは危険な箇所はほぼないので、危険な思いをしたくない人でも大丈夫だと思います。

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