編笠山と西岳周回日帰り登山。

青空に白い雲。遠くに見える南アルプス...36回目の山行にして、ついに八ヶ岳！一般的に良く知られている有名な山域に初めて足を踏み入れることができました。しかも、天気は最高でとても良い日！（暑いけど）。

コースについて

これぐらいの山になると、コースタイムは泊まり装備を背負った場合で計算されていたりするから日帰りの場合と比較してもあんまり参考にならないかも、、な感じらしいです。

参考にしたもの

「山と高原地図　八ヶ岳　蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰 2015 (登山地図 | 昭文社 マップル)

posted with カエレバ

昭文社 2015-03-09

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登山口までの交通

今回は、都内の某駅に集合して車で出発。登山口がある富士見高原リゾート駐車場まで2時間弱で到着しました。いつも電車やバスでの移動なので、ここまで無事に来れただけでも大変ありがたいですー！

2015年5月30日 富士見高原リゾート駐車場から編笠山まで

富士見高原リゾート駐車場

08:20頃駐車場に到着しました。ゴルフ利用者と登山者用では駐車場が分かれているので注意しましょ～。

天気の良い土曜日の朝というだけあって、なかなかの盛況ぶりですが、まだまだ空きはありました。

準備運動をして歩き始めます。少しだけ砂利道です。

まずは、編笠山を目指します。

トレイルに入ると、さっそく八ヶ岳っぽい雰囲気にわくわくします。

新緑の森の中を歩いていきます。山ガールが「癒されるね～ icon-heart-o 」って言いそうな森。でも、山ガールはいませんでした...。

盃流し入口

編笠山まであと200分。

盃流し

盃流し、とやらに到着しました。「一枚の巨大な石の窪みに、八ヶ岳からの清流が流れ込む。長い年月をかけ自然が造り出した美しい景観。」とのことです。この日は残念ながら水たまり程度の水と、その上を大量の虫が飛んでいました。

写真を見ても、なんの写真かわからないレベル。。もっと上手な人が撮影すればっ（涙）

再び歩き始めます。平坦な道はいいのですが、もうすぐ急坂が続くことになります。

臼久保岩小屋

ここ、なんなのかよくわからなかったのですが、富士見町のWebサイトを見ると、「かつての修験者やまたぎが使った巨大な岩屋である。」とのこと。ここに泊まったりするのでしょうか。

坂が急になってきましたよっ。周囲に苔が増えてきて、八ヶ岳っぽい雰囲気になってきました。

山頂まであと45分。

ちょっと乾いた感じの苔。

このあたりの風景が、八ヶ岳っぽい雰囲気だなぁと思いました。八ヶ岳のイメージ通りの場所です。綺麗だなぁ。

樹林帯を抜けて、周囲の木々が低くなってきました。ハイマツかな。登山道も岩をよじ登る感じになってきました。

どんどん登っていくと、森林限界を超えてぽんっ、と完全に岩場に出ました。黄色い矢印が頻繁に出てきます。景色が急に拓けたので、みんな景色に見とれています

岩場が延々と続きます。

岩場とハイマツのミックス。

登っても登ってもまだ先があるように感じる、、、いつ着くの～。けど、景色も岩場も楽しいので問題ありません icon-thumbs-o-up

「もうそこだ！」と応援してくれる看板。でもね、意外とまだまだなのです。

編笠山

つ、着きましたーー！！！編笠山山頂！標高の表示が割れている...。

がんばって登ったのでお昼休憩にしましょう。それにしても、寒いです...ガクガク。ハイマツの影に隠れて風をよけても寒すぎです。レインウェア着てダウンを着ました。指先まで氷のように冷え切りました。でも、男性達はよゆー。中には半袖の人もいます。何故...。わたし、真っ先に低体温症になって死ぬタイプかもしれないと思いました。

編笠山から西岳経由で富士見高原リゾート駐車場へ

お昼休憩を終え、編笠山山頂から青年小屋に向かって下山します。と思ったら、いきなりまさかの残雪。アイゼンは不要のレベルですが、一か所だけツルツルに凍っている箇所がありました。

すぐに青年小屋が見えてきます。

拡大するとジオラマみたい！

小屋の前はまた岩がゴロゴロ。

青年小屋

「遠い飲み屋」に到着。中では楽しく酒盛りをしているグループがいました。いいなぁ。この青年小屋ではトイレを借りることができます。チップ100円です。ラブランコとはこれいかに、、

青年小屋から編笠山を見上げます。ホント岩だらけですごいなぁ。。

西岳に向けて出発します。

乙女の水

青年小屋を出て5分程で乙女の水、という水場に到着しました。

ここの水はホント美味しかったです！すごく冷たくて美味しい！美味しい水場が近くにある青年小屋、いいなぁ。

西岳

乙女の水から、さほど苦労することもなくあっさりと西岳に到着しました。

西岳からさっきまでいた編笠山を眺めます。綺麗な形。

西岳の後は延々と延々と下りが続きます。結構長い、途中飽きてしまいそうになりました。

不動清水

ながーい下りを終えて、最後の水場、不動清水に到着しました。みんな口ぐちに「上（乙女の水）のほうが美味しい！」と言っていました。飲んでみて、うん、確かに。味の違いは濾過された過程で異なるんですかねぇ？同じ山なのに。

やっと林道に出たーっ！ホッとしちゃう瞬間ですね。

無事に駐車場に到着し、車で温泉へ移動します。

下山後は「鹿の湯」へ

駐車場から車で数分の「鹿の湯」へ。大人600円です。広々余裕があってよいお風呂でした。

いつものソフトクリーム、、ではなく、信州ぶどうサイダーをお風呂上がりに一杯。で、帰路に着きました。

で、出発したときと同じ、東京都内の某駅で解散。みんなでラーメン食べに行ったら震度4の地震が発生して電車に大幅な遅延が発生。1時間ぐらいで帰れるところが2.5時間かかりました！

でも、今回もみんな無事に元気で帰ってこれて良かったです。

まとめ

• 道がわかりやすく、危険個所もほとんどないので、八ヶ岳デビューに良いルートだったと思います。（檜洞丸のほうが危険に感じたしー。）
• 岩場に出たとき、人生で初めて「トレッキングシューズがあってもいいかもしれない」と思いました。