Trip Notes -旅のメモ-

登山・トレッキング・テント泊・縦走・雪山・オリエンテーリング・山道具や海外旅行女性一人旅などに関するブログ

八ヶ岳縦走-白駒池・天狗岳・硫黄岳を夜行バスで日帰り登山

      2017/04/01

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土日の1泊2日でテン泊登山を考えていたものの、日曜日の天気予報が崩れることが発覚。じゃー土曜日の日帰りにしちゃえばいっか、ということで八ヶ岳日帰り縦走に行ってきました~。天気が最高に良くて素晴らしい眺望の連続にウキウキ。

コースについて

ルート 白駒の池 駐車場(06:37)→(06:46)白駒の池→(06:50)白駒荘(06:52)→(07:23)高見石小屋(07:47)→(08:36)中山展望台(08:41)→(08:47)中山→(09:03)見晴らし台→(09:08)中山峠→(09:50)天狗の鼻(09:52)→(09:54)東天狗岳(10:00)→(10:25)根石岳→(10:31)根石山荘(10:32)→(10:37)箕冠山(10:38)→(10:56)夏沢峠(10:59)→(11:00)ヒュッテ夏沢(11:01)→(11:51)硫黄岳(12:10)→(12:25)赤岩の頭→(13:02)ジョウゴ沢→(13:05)大同心沢(大同心ルンゼ)分岐(13:06)→(13:10)赤岳鉱泉(13:18)→(13:56)堰堤広場→(14:26)美濃戸山荘→(14:29)赤岳山荘(14:33)→(14:41)やまのこ村→(15:05)八ヶ岳山荘
歩行距離 18.5km
所要時間 山行 7時間11分(コースタイムの0.71)
休憩 1時間17分
合計 8時間28分

参考にしたもの

「山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

 

登山口までの交通

初めて毎日あるぺん号を利用しました。
竹橋駅の毎日新聞社に集合します。この毎日あるぺん号の受付は専用ではなく、もしかして毎日新聞社の受付では...?事前に電話予約を済ませたうえで、カウンターでチェックインを済ませてバスに乗り込みます。
毎日あるぺん号受付

バスは定刻通り22:40に出発します。で、このバス全く眠れません。眠れることを期待してはいないけれども。でも、イビキをかいてがーがー寝ている人もいるのはなぜ(?)。うらやましいです。時間調整やトイレ休憩のため、ちょいちょいSAで停車するので余計目が覚めちゃいます。が、もうこれはしょうがないですね...。あと、車内は超絶寒い!!!長袖着ても寒かったです。ダウンパンツ持って行けば良かった...。
そんな毎日あるぺん号で向かった先は八ヶ岳方面バスの終点・白駒池駐車場です。アナウンスとか何もないから「ここで降りていいのか?」と不安になりつつ降ります。うん。合ってるっぽいです。(運賃7,000円

2015年9月12日 白駒池駐車場から天狗岳まで

白駒池駐車場(06:37)

無事に白駒池駐車場に到着しました。
白駒池駐車場

バスを降りると寒い...超寒いです...バスで冷え切って、車外も寒い...。まずはトイレに逃げ込みますっ(利用料50円)。着替えて準備をします。トイレは水洗でかなり綺麗でした。安心して利用できます。
白駒池駐車場トイレ

駐車場はまだガラガラ。とはいえ、それなりに駐車してますね。
白駒池駐車場

駐車場から登山口はすぐ。20秒ぐらいです。
白駒池入口

立派な登山道入り口です。綺麗に観光地化されているんですね。
白駒池入口

登山道に入るとすぐに苔むした『 八ヶ岳の森』の中を歩くことができます。朝日の木漏れ日の中、苔が輝いていて綺麗~。
北八ヶ岳の森

白駒池(06:46)

緩い坂を登って下ると、、、池が見えてきた!わわわわわっ!すっごい綺麗なところ!写真撮影のスポットらしく、一眼レフを持った人数人が周辺を歩いていました。
白駒池

白駒荘(06:50)

ソフトクリームが気になります。ペットボトルを購入しようとしたけど、開いていませんでした。
白駒荘

白駒池の前にテーブルがあるので、ここでのんびりするのもよさそうですね。
白駒荘

白駒荘を後にし、滑らないように注意しながら木道を登って行きます。
白駒荘から高見石小屋への山道

高見石小屋(07:23)

高見石小屋に到着しました。かわいい雰囲気の山小屋です。山ガールに人気らしいです。
高見石小屋

小屋の右にある岩場・高見石を登って行きます。ちなみに、携帯とかを岩の隙間に落としたら回収不可能になるのでポケットの中身に注意しましょう、って案内が出ていました。
高見石

岩を登りきると絶景が!さっきの白駒池と雲海!こんな簡単に雲海を望むことができる場所に来れちゃいます。
高見石

中山方面を目指して出発します。
北八ヶ岳の森

北八ヶ岳はほんと苔がすごく綺麗です。
北八ヶ岳の森北八ヶ岳の森

中山展望台(08:36)

高見石小屋から1時間程で中山展望台に到着。
中山展望台

ハイマツの間に岩場がゴロゴロ。綺麗な青空と雲海。風が強いですが、爽やかな秋晴れで気持ちがいい~。
中山展望台

中山(08:47)

中山展望台から5,6分で中山山頂に到着。眺望が無く、扱いも小さいので気が付かずに通り過ぎそうになりました。標高2496mなのに、周囲の山に押されて扱いが小さい。かわいそ...。
中山

この辺りは快適なトレイルです。
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見晴らし台(09:03)

見晴らし台

中山峠(09:08)

中山峠

天狗岳が見えてきました。左に見える東天狗岳のでっぱり部分が天狗の鼻みたいだから「天狗岳」というそうです...。ほぉ。
天狗岳

天狗岳に登り始めます。振り返ると遠くに小屋が見えます。
天狗岳からの眺望

拡大っ!あれは、、、山ガールに評判のいい黒百合ヒュッテですね。行ってみたいなー。
黒百合ヒュッテ

東天狗岳(09:54)

山頂に無事に到着!向こうに見えるのは西天狗岳です。
東天狗岳

西天狗岳往復もしようと考えていたのですが、なんとなく帰りの時間が心配になりカットすることにしました。根石岳・硫黄岳に向かいます。
東天狗岳

天狗岳から硫黄岳まで

天狗岳山頂から写真右奥の方までずーっと山道が続きます。お天気最高に良くってこれから歩く道にもわくわくします。
東天狗岳から硫黄岳への山道

それなりに人はいますが、多すぎず快適に歩くことができます。
東天狗岳から硫黄岳への山道

振り返って天狗岳を見上げます。結構下ってきました。
天狗岳

東天狗岳を拡大っ。登山者がたっくさんいます。西天狗岳はそんなにいませんでした。
東天狗岳

根石岳(10:25)

根石岳

根石岳から下る先に小屋が見えてきました。
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根石岳山荘(10:31)

小屋の向こうに見える雲海がすっごい綺麗です。
天狗岳山頂

夏沢峠方面に歩いていきます。
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箕冠山(みかぶりやま)(10:37)

写真あるけど、ぜんぜん印象に残っていない...。
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急に枯れ木エリアになりました。
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夏沢峠(10:56)

夏沢峠に到着。ここはオーレン小屋・本沢温泉の分岐点です。
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夏沢峠には、ヒュッテ夏沢(2015年は8/30で小屋閉め済み)と、
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山びこ荘があります。ここはモモンガが遊びにくるらしいです。すごい...。
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硫黄岳方面に向かって進んでいくと、迂回路の案内が出てきました。
迂回路

案内板の先をのぞき込むと、確かに道が崩落しています...。素直に迂回路を通ります。
迂回路の先

硫黄岳に向けてどんどん登って行きます。
硫黄岳

振り返ると青い屋根のオーレン小屋が見えました。あれも山ガールに人気らしい。
オーレン小屋

硫黄岳にはケルンがいっぱいあります。霧が出ていたらケルンを頼りに進めそうかなー。
硫黄岳

爆裂火口壁が見えてきました。なんだこれすごい!!!写真では伝わりにくいかもですが、荒々しい爆裂火口壁に他の登山者のみなさんもあっけにとられていました。
爆裂火口壁

硫黄岳(11:51)

山頂は小さい石がゴロゴロしているけど、とても広いです。何百人も収容(?)できるぐらい広いです。ここで休憩している人がたくさんいました。ぽこもちょっとここで休憩します。
硫黄岳

赤岳方面の山容がすっごいカッコいい!あっちの方面に歩きたいのは山々ですが、時間の関係で美濃戸口方面に下山します。
硫黄岳からの眺望

硫黄岳から赤岳鉱泉まで

ガラガラの道を下っていきます。
硫黄岳

赤岩の頭(12:25)

赤岩の頭

赤岩の頭から、下ってきた道を振り返ると赤岳に続く稜線が綺麗に見えました。次回は絶対あの道を歩きたい~!このあたりで稜線の眺望は終わりです。
硫黄岳

ここから赤岳鉱泉までは、ひたすら...ひたすら樹林帯を下っていきます。
樹林帯

何か所か沢を渡ります。
沢

川底が赤いの!赤岳だから?
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赤岳鉱泉(13:10)

登山を始めたときからずーっと気になっていた、赤岳鉱泉に到着しました。ベンチもテーブルも登山客でいっぱいでとっても賑わっていました。食事の注文と小屋にチェックインする人で、小屋の人は大忙し!
赤岳鉱泉

綺麗に整備された水場があります。立派。
赤岳鉱泉水場

テント場も徐々に込み合い始めてきたみたい。三角のテントカッコイイな~!
赤岳鉱泉テント場

赤岳鉱泉から下山するよ

赤岳鉱泉から美濃戸口に向けて下山します。こんな晴れた日にさっさと帰るのはもったいないけどー。
北沢

やっぱり川の底が赤いっ。
北沢

最後は林道歩きになります。延々と....飽きてきたころに...
林道

美濃戸山荘(14:26)

山荘が出てきます。ソフトクリームが気になるぞっ。でも、とりあえずここではスルーします。
美濃戸山荘

赤岳山荘(14:29)

ここにもソフトクリームがっ。もう買っちゃいますね。先客が1名。
赤岳山荘

ストロベリーソフトクリームを注文。スジャータのでした...←あんまり好きじゃないらしい(確か350円
スジャータのソフトクリーム

やまのこ村(14:41)

ソフトクリーム休憩を終えてどんどん下山していきます。ここにもソフトクリームが。きっとスジャータのなんでしょうけど。ここの山荘もやたら賑わっていました。団体客かな?
やまのこ村

綺麗な樹林帯だなー。たぶん、地面が笹原なのが丹沢と違うところなのでしょう。
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八ヶ岳山荘(15:05)

バス停のある八ヶ岳山荘に到着。最後の林道歩きが長い、、、長すぎる、、、
八ヶ岳山荘

下山中に驚いたのは、美濃戸口近辺で14時過ぎに登りはじめるパーティーが"かなり"いたこと。出会ったときは「えぇぇ?今から登るの?」と思ったものの、あまりに多くすれ違うので、「もしかして、赤岳鉱泉とかはこれが普通なのかしら?」と思ってしまいましたー。赤岳鉱泉までコースタイムで3時間。いつ到着するつもりで登っているんだろう。
登り始める人の中には、超初心者のぽこから見ても初心者っぽい人が結構いました。ザックさえ持たずに、大きいショルダーバッグで登っている人とか。大丈夫なの...??
そんな調子ではいつか山で死んでしまうんではないかと心配です。いろいろ思うことはあるもののー、ま、いーか(てきとう)

下山後のお風呂

バスの時間までまだ1時間以上あったので、八ヶ岳山荘の日帰りお風呂へ。500円とお手ごろだけど女湯はめちゃくちゃ狭くて2人が限界、ギリギリ3人いけるか、といったところ。ですが、シャンプーとコンディショナーが分かれているのはポイント高いです。
お風呂で一緒になった女性に「14時過ぎでもまだまだ登ってくる人がいてちょーびっくりしました!」という話をしたら「最近は、普通の山のルールを知らない人が増えている...」ということを仰っていました。やはり早出早着が基本。それは今後も守って行きましょう~。
お風呂から出た後は雑誌や漫画が豊富な山荘内で休憩できて便利な八ヶ岳山荘です。

美濃戸口から茅野駅までのバスチケット(時刻表)もここで購入します。930円

バスに乗ったのは定員の半分ぐらい。途中で乗ってくる人もおらず40分ほどバスに揺られて茅野駅に無事に到着。スーパーあずさで東京方面に帰ったのでした~。
茅野駅行きバス

 

まとめ

  • 八ヶ岳は日帰りでも意外と楽しめる(けど、日帰りでは交通費がもったいない)
  • 東京から八ヶ岳は、北アルプス程遠くないから行きやすい。
  • 次回は、硫黄岳→横岳→赤岳の稜線を歩きたいです。

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