年末年始八ヶ岳縦走(1/3)-美濃戸口~赤岳鉱泉(泊)~地蔵尾根~赤岳~赤岳展望荘(泊)
2016/05/09
「年末年始は八ヶ岳行くよ。予定は~~~」みたいな話が9月頃にテン泊さんからでてきましてじわじわと雪山の準備を進め、2015年の年末から2016年の年始にかけて、八ヶ岳を縦走してきました。
1日目は初日ということもあり、心の準備も兼ねて美濃戸口~赤岳鉱泉をゆるくハイキング。2日目は赤岳鉱泉~赤岳~赤岳展望荘です。
コースについて
1日目 2015年12月30日
ルート | 八ヶ岳山荘(10:35)→やまのこ村→ 赤岳山荘→ 美濃戸山荘→ 堰堤広場→ (14:00)赤岳鉱泉 |
歩行距離 | 6.68km |
所要時間 | データ未取得 |
メンバー | 2人 |
2日目 2015年12月31日
ルート | 赤岳鉱泉(08:40)→中山乗越→(09:23)行者小屋→(11:00)地蔵の頭→(13:00)赤岳頂上山荘→(13:06)赤岳→(13:41)赤岳天望荘 |
歩行距離 | 9.89km |
所要時間 | データ未取得 |
メンバー | 6人 |
参考にしたもの
「山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。けど今回は取り忘れました...。
登山口までの交通
中央本線茅野駅まで電車移動。スーパーあずさ(指定席)の中で、新宿駅で購入した海鮮弁当を頂きます。これから山に行くから最後の海鮮になるかもー、、、なんてことがないように。
茅野駅に到着してバス停に並ぶとすでに長蛇の列。
でも、全員座れるようにバスを手配してくれている?みたいで全員座って美濃戸口へ到着しました。(片道930円)
美濃戸口から赤岳鉱泉まで(2015年12月30日)
美濃戸口(10:35)
バスで無事に美濃戸口に到着しました。聞いてはいたけど、本当に雪が全然ないっ!!
とりあえず、歩き始めますかね...。今日は、トレランくんと2人で赤岳鉱泉を目指します。赤岳鉱泉でテン泊さんとヘビー級さん、四国から来ているはずのねーさんとみっちゃんと合流予定です。
赤岳鉱泉(14:00)
なんだかもう、荷物が重くて(14kgぽっちwww)で心が折れそうです。無事に到着できる気がしない...。けれども、初日は短い行程なのであっという間に、、、み、み、見えてきたーー!!赤岳鉱泉のアイスキャンディー。
11月に赤岳鉱泉を訪れたときは、枠組みだけ出来ていましたね。あの枠組みに水を掛けて日々凍らせて人工氷曝を作り、アイスクライミングの練習が出来る施設を作っています。
チェックインして部屋に案内されます。疲れたよ...。重いザックに慣れていません。
到着してとりあえず落ち着いたので、自炊室で雑炊を作って食べます。四国のねーさんとみっちゃんは見つからず。。。ヘビー級さんとテン泊さんも連絡つかず。。。みんなどこにいるんだろ。
自炊室の入り口付近で、宿泊者の(?)中年女性2人が14時頃から19時頃までずーっと宴会していて、通路が狭くて通り辛くて正直邪魔でした。退く気がないなら奥でやったほうが通行の邪魔にならないと思います。中年女性2人、翌日の朝もずーっと居座っていました。退く気がないなら奥h(ry...。。。自炊室はみんなで使うものなので、お互い気遣いながら使いたいものですね。
さて、自炊室で休憩していたらねーさんが現れた!「ぽこさん!」「わ~!ねーさん!!」「あっちにいるから食べ終わったらきてね~」わーい!会えた!
自炊室で雑炊を食べていると窓の外に見覚えある顔が!窓を開けるとヨボヨボになったテン泊さんとヘビー級さんが!!あなたたち一体どんな戦いをしてきたんですか...。あまりにヨボヨボなので、窓からチョコレートをあげます。
とりあえず、全員合流。いつもはランチを食べず行動食のみのテン泊さんとヘビー級さんも、あまりのヨレヨレヨボヨボっぷりにカレーライスを食べることに。赤岳鉱泉のカレーライスは美味しそうですよ!!
カレーメニューはなんと6種類(各800円)もあるんです。あと、パスタも美味しいんですって。
- ビーフカレー(中辛)
- タヒチカレー(中辛)
- マレーシアカレー(辛口)
- パンジャブカレー(辛口)
- インドカレー(中辛)
- ジャワ風カレー(中辛)
わいわい談笑の後、テント泊組のテントを見に行きます。
寒いのにテントがたくさん張られていました。場所を選べないぐらい一杯です。
夕焼けとアイスキャンディ。
赤岳鉱泉の晩御飯(17:26)
小屋泊で晩御飯ですよ!今日のメニューは焼き魚と豚しゃぶで豪華~。ステーキを期待してたけど豚しゃぶの日だったのは少し残念。。。けれども、美味しいです。レベル高い!
この日は一番星空が綺麗でした。オヤスミーっ。ZZZZzzzz。
赤岳鉱泉から赤岳~赤岳展望荘へ(2015年12月31日)
八ヶ岳縦走2日目、今日は大晦日12/31です。良く寝れたーーー!!!やっぱりちゃんとしたお布団は安心しますね。今日は赤岳を目指し、赤岳展望荘に宿泊する予定です。
赤岳鉱泉の朝ごはん(06:30)
若干レンズが曇っています、、、焼き魚と納豆の、旅館みたいな朝食です。ご飯が美味しく炊けています。ちなみに、トレランくんは納豆を食べなかったです。「納豆嫌いなの?」と聞いたら「朝から納豆食べたら口の中が気持ち悪くなりそうだなーって思って」ですって...。
赤岳鉱泉(08:40)
8:00頃小屋の前で集合って言ったのに、出発は遅れ、8:40頃出発します。今日は男性3名、女性3名のパーティです。途中から男女ルートを分けます。
行者小屋(09:23)
初めて訪れた行者小屋。年末年始なだけあってテントがたくさん張られていました。ぽこは慣れないザックと重さで文三郎尾根を登るのは無理そう(涙)とかいろいろあって、ここでチーム分割(予定通りです)。男性陣は文三郎尾根を登り阿弥陀岳を登って赤岳から赤岳展望荘へ、女性陣は地蔵尾根を登り赤岳展望荘にザックをデポして赤岳へ向かいます。
地蔵の頭(11:00)
地蔵尾根を、特に危険個所もなく延々と登っていきます。人工物が見えてくると安心しますね。この辺りまではとてもお天気が良かったです。
地蔵尾根から見る赤岳はとっても綺麗。
赤岳展望荘(11:10)
地蔵の頭から赤岳展望荘に向かい、チェックインして荷物をデポします。中で少し休憩をして、LINEで「そろそろ(赤岳に向けて)出発するね~」と男性陣に連絡してから出発します。稜線なので携帯の電波が入りますよ。
赤岳頂上山荘(13:00)
赤岳頂上山荘で男性陣と合流します。
男性陣はこんな登山道を歩いて赤岳頂上山荘までやってきました。写真の奥に見えるのが赤岳頂上山荘です。写真で見ると、なかなか恐ろしい道のりですね。
赤岳山頂(13:06)
6人で赤岳山頂へ。無事に到着しましたー!雪が少ないとはいえ、積雪期の赤岳です。わーいわーい!
麓はホント雪が無いです。
さっきまで見えていた青空はなくなり、雲だらけの世界に。
赤岳展望荘へ向けて下山します。写真の真ん中あたりが赤岳展望荘です。が、すっかり周囲と同化していて分かりずらいですね。
赤岳展望荘へ下山する途中、ガイドと70代前後ぐらいの女性がアンザイレンで登ってくる様子を見て応援せずにいられませんでした。「猿回し」とか「こんな簡単なところでアンザイレンするな。渋滞が起きる」とか批判はあるようですが、「ガイドを付けてでも、どうしても赤岳に登りたい」っていう気持ちは誰にも邪魔できないです。登っている様子を見た感じだと「ガイドさんがお客さんを引っ張りあげてる」状態で、ガイド無しではとても無理そうな女性でしたが、どうしても赤岳に登頂したいのだろう、と感じました。無事に登頂できていると良いですね。
赤岳展望荘(13:41)
今日の行程はここまでです。しかし、お天気が、、、明日の初日の出、大丈夫かしら。
つづく。
赤岳鉱泉についてはこちら
https://trip-notes.com/trekking/yatugatake/5478/
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