苗場山日帰り登山。広い山頂と池塘群

キャンプ場にテント泊して1泊2日で二座登るのがお気に入りのぽこ(@TripNotes_poco)です。上越方面2座目は平標山から見える、山頂が平らに見える標高2,145.2mの苗場山です。苗場山も日本百名山です。苗場山ってスキー場のイメージだけど登山も出来るんですね（その程度の知識しか無い...）。同じ日に山仲間のヘビー級さん達も登ることが分かっていたので「山頂でヘビー級さんたちと合流できたらいいねー」って話をしていました。合流できるかなーっ？

巻機山日帰り登山。池塘（ちとう）とカエルと360度の眺望。

の続きになります。

コースについて

参考にしたもの

「山と高原地図 16 谷川岳 苗場山・武尊山 2016」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山 2016 (登山地図 | マップル)

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昭文社 地図 編集部 昭文社 2016-03-30

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登山口までの交通

前日は巻機山登山をし、大源太キャニオンキャンプ場でテント泊しました。6:00出発の予定だったけど、気が付いたら6:30出発に。時間が押すのは良くあること。1時間ちょっとでかぐらスキー場第２リフト町営駐車場に到着しました。すでに満車でしたので、はみ出たところに止めました。後から来るヘビー級さんたちはどうなるのかなぁ。。

ちなみに、ここの駐車場の入口には係員がいて、登山届を提出しないと通してもらえません。事前に準備しておくと良いですね。

駐車場には水洗トイレがあります。綺麗な安心トイレですよ～。

2016年6月19日 かぐらスキー場第２リフト町営駐車場から苗場山ピストン

かぐらスキー場第２リフト町営駐車場(08:07)

駐車場を出発します。すでに8時過ぎです。天気いいなぁ～。

かぐらスキー場第２リフト町営駐車場

今日のメンバーは、昨日に引き続きあいさん・ゆきさん・サカナさん・ぽこの4人です。まずは車道を歩いて和田小屋へ向かいます。

(08:29)和田小屋登山口(08:31)

和田小屋は通り過ぎるだけです。おぉ！すでに五合目ですか！

苗場山登山口へ向かいます。

かぐらスキー場のリフトの脇に入ります。

登山道に入ると、しばらくは岩と泥の道です。なかなかドロドロですよ。

ドロドロだけど、登山道にはお花いっぱいで楽しいのです。ゴゼンタチバナ。

薄いピンクのコイワカガミ

濃いピンクのコイワカガミ

六合目です。まだまだ岩と泥の道は続きますよ。
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(09:33)下ノ芝(09:34)

イワイチョウ

岩とドロドロはまだまだ続きます。。まだ続くのか？

飽き飽きしてきたころに、イワカガミの群生が♪この辺りから樹林帯（岩と泥の道）を抜けます。やっと抜けた～！

マイヅルソウ。すごく小さくてかわいいお花です。

スミレだと思うんだけど、、、何スミレだろ。

ワタスゲがいっぱい～。昨日の巻機山でみたやつよりふわふわしています。耳かきに使えるのでは？！

木の階段が続きます。休憩できそうな場所が見えてきました。

(10:02)中ノ芝(10:16)

綺麗なベンチがあるのでちょっと休憩します。

綺麗な木道の登山道を登っていきます。

チングルマが数輪ありました。ほんのちょっとだけ。下山時には見つけられませんでした。

(10:37)上ノ芝

(10:37)苗場山、小松原分岐(10:38)

祓川コースと小松原コースの分岐点になります。

少し天気が怪しくなってきました。大分ガスっています。

股スリ岩

たぶん、岩を乗り越えるときに股をする、ということだと思います。

(10:51)神楽ヶ峰(10:52)

気が付いたら八合目でした。神楽ヶ峰は小ピークです。ここまでせっかく登って来たのですが、苗場山に向かうためには一旦下ります。

ハクサンチドリ。不思議な形の花。

ミヤマキンボウゲ

富士見坂

この辺りは「お花畑」と地図に記載があるのですが、お花畑という程は咲いていませんでした。

これ、わかりません。

(11:09)雷清水(11:10)

水が割と出ていました。飲んでみたら冷たくて甘みがあって美味しい～！水が流れているので辺りはドロドロ。水があるからブヨが大量発生しています！虫よけネットをかぶります。

カラマツソウ

お花畑

...というほどお花が咲いていないです。

九合目

雲尾坂

この辺りはなかなか急な坂です。もうすぐ平らになるはずだから、、、と思って頑張って登ります。

振り返るとなかなかの坂を登って来たことがわかりますね。もぉぉぉ！疲れてきたよ...。汗だくで登っているのに、下山してきた女性の中にはダウンジャケットを着ている人がいます。山頂は寒いのですね。

ミツバオウレン。この辺りで、下山してきたおじさまに「もうすぐ平らになりますよー頑張ってください。」と声をかけられます。よし、がんばろー。

やっと山頂近く。平らになってきましたよ～。手前の坂に元気を取られましたわ。。

池塘がいっぱいです。美しい光景にみんなテンションが上がり始めます。

苗場山山頂に向かいます。

それにしても、山頂がこんなに広いなんて～。

向こうの方を拡大すると池塘だらけです。なんだこれはすごい。

‏‎(12:08)苗場山山頂

意外と長い道のりでした。無事に山頂に到着。山頂標識付近は眺望がないので、眺望があるところに移動しましょか。

苗場山自然体験交流センター

苗場山頂ヒュッテというのは昔の名前。今は苗場山自然体験交流センターだそうです。トイレは利用料100円です。

山頂付近のベンチで休憩します。風が吹いていて結構寒いです。していると、向こうから「おーい！」という声が。ヘビー級さんたちが到着しました。合流してちょっとお話しします。久しぶりだ～。

ヘビー級さんたちは、もうちょっと散策するとのことで、分かれて下山します。

下山途中に、登りでは気が付かなかったシャクナゲが。まだ咲いてたんだ～。

ミヤマオダマキ。派手なお花ですね。

ここまでなんとか天気は持っていたのですが、下山開始してしばらくすると雨が～～！結構降ってきたので、レインウェアを着て下山します。

周囲は真っ白に。登っている最中に雨が降らなくてよかったです。

無事にスキー場まで戻ってきました。そうそう、ヘビー級さんたちは山頂を散策していたのに途中で追い抜かれ、下山したときには去った後でした。さすがはやーい！

まとめ

• 山頂までの道のりに、大きな下りがあるのでがっかりしないようにすると良いです。
• 山頂付近はとても眺望がよいのですが、寒いこともあるので防寒着を忘れずに。