平標山の家でテント泊するつもりが土砂降りで避難小屋泊になった話。
2019/06/29
浅貝上バス停から三国峠登山口に入り、大源田山など寄り道しながら歩くこと5時間弱。平標山の家に到着しました。
この記事は
の続きです。
平標山の家ってこんなところ
平標山・仙ノ倉山だけなら日帰りする人が多いです。よって、山でのんびりしたい人、周辺を縦走したい人、谷川主脈縦走したい人の前泊利用が多い印象でした。
アクセス
一般的なルートは平標登山口から平標山の家まで一直線に行くルート。標準コースタイム2時間25分です。
今回は少しマイナーなルート、三国峠登山口から向かいました。標準コースタイム3時間41分です。
利用料金
テント泊 :1名500円
避難小屋泊 :1名2000円
通常の小屋泊:1泊2食付きで7500円
向かって右側が避難小屋、左側が小屋になります。避難小屋と小屋を同時に営業しているのってちょっと不思議な感じがしましたが、後ほど、このおかげで助けられることになります...。
避難小屋はとてもきれいですよ。(翌朝、人がいなくなってから撮った写真です。)
テン場
小屋の左右に二か所あります。小屋に向かって右側が人気なのか、すでに多くのテントが張られていました。こちらは岩がゴロゴロしていますが、テーブルが近いのがいいのかも。
わたしは、まだ空いていた、向かって左側のスペースにテントを張ることにしました。
水場
お水は無雪期であれば美味しいお水がじゃんじゃん流れています。これは助かりますね。
トイレ
トイレは避難小屋の隣にあります。トイレットペーパー付でした。
その他
無事にテントを張り、テラスのテーブルでビールを飲みつつ編み物します。編み編み、、、こういう時間が大事ですよね。
しかし、遠くの雲が、、雲行きが怪しい。怪しすぎる。
小雨が降ってきたのでテントに撤退します。テント内でのんびり過ごしていると、突如もんのすごい雷と共に土砂降りになりました。
(おっと!急に雨が来たねー!)と思いながら様子を見ていると山肌を流れた雨水がフロアレスのシェルター内にも流れ込んできそうになります。
周囲のテントからも「わあああぁぁぁぁぁぁ!!」「きゃーー!」といろいろな叫び声が、止まらない笑い声と共に聞こえてきます。雨があまりにもすごすぎて笑っちゃうやつ。分かります。
もう、雨ヤバイ。わたしの今日のテントはフロアレスシェルター(床が無い、屋根だけのテントです)。雨水が流れこんでシュラフが濡れる前になんとかしなければ!と、光の速さで撤収作業をします。
シュラフ内に入れていたエアマット(イナーシャオゾン)の空気を急いで抜き、ザック内に入れた防水バッグにフロアに敷いていたシート以外の全て物を詰め込み、フロア内の水たまりの中で2cmぐらいの深さの水に浸かったシューズ履き、ダッシュで小屋の軒下に移動します。
小降りになったタイミングでテントを見に行くと、テン場が全面的に水浸しです。特に、右下のテントは完全に水浸しです。
こ、これは...びちゃびちゃやん。。。中もびちゃびちゃです。光の速さで撤収作業したわたし、グッジョブ。
「も、いーや。避難小屋に入れてもらおっと。」
あっさり決定しました。右隣のテントおじさまも避難小屋に移動するとのこと。
左隣のテントの女子2名は、テントを移動してこのままテント泊するとのこと。避難小屋だと一緒に来た友達と場所が離れちゃうし、やっぱり知らない人が一緒なのは嫌みたい。そうだよね。嫌だよね~。
とりあえず、わたしは小屋に行き「テント泊だったけど避難小屋に変更したい。」と伝えると「空いている場所があればOKですよ。」と言われたので、空き場所を探しテン泊と避難小屋泊の差額1,500円を支払い、さっくり避難小屋泊に変更しました~!あって良かった避難小屋!
避難小屋の中は暗いです。
今回の経験で、とてつもなくインナーテントが欲しくなり、家に帰ってから、「Khufuのインナー(テント)買っちゃおう!」と勢いで注文したら「納期11週間でスケジュールしました」と連絡があり、「それじゃ届くの9月か、キャンセルしよ。。」と、速攻でキャンセルしたわたしでした。冬はインナー要らないもんね。
来年はインナー買いたいなぁ...。
つづく。
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