GWは残雪の涸沢カールへ 残雪期テント泊登山
2019/06/14
ぽこ(@TripNotes_poco)です。
2018年のGW前半、北アルプスの涸沢カールでテント泊してきました。天気が良すぎて炎天下の中登るのはすごくキツかったけど、ようやく辿り着いた涸沢カールはとても美しかった。涸沢カールまでなら、チェーンスパイクでOKでした。
紅葉の時期もステキだけど、雪に囲まれた涸沢カールはとてもステキなところでしたよ。
コースについて
1日目 2018年4月29日 | |
ルート | 上高地バスターミナル(07:41)→(07:54)小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)→(08:32)明神館(08:42)→(08:47)徳本口(徳本峠分岐)(08:48)→(09:34)徳澤園(10:03)→(10:27)新村橋(パノラマ分岐)→(11:11)横尾 (横尾山荘)(11:25)→(11:46)横尾岩小屋跡→(12:35)本谷橋(12:50)→(14:04)Sガレ→(14:53)涸沢 |
歩行距離 | km |
所要時間 |
山行 6時間
休憩 1時間12分
合計 7時間12分
|
メンバー | 3人 |
|
2日目 2018年4月30日 | |
ルート | 涸沢(07:23)→(07:41)Sガレ(07:42)→(08:22)本谷橋(08:29)→(09:08)横尾岩小屋跡→(09:25)横尾 (横尾山荘)(09:41)→(10:24)新村橋(パノラマ分岐)→(10:40)徳澤園(11:06)→(11:49)徳本口(徳本峠分岐)(11:50)→(11:54)明神館(11:55)→(12:48)上高地バスターミナル |
歩行距離 | km |
所要時間 |
山行 4時間32分
休憩 53分
合計 5時間25分
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メンバー | 3人 |
|
参考にしたもの
「山と高原地図.38 槍ヶ岳 穂高岳 上高地 北アルプス」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
前日の夜、都内某所に集合し、車でさわんどの駐車場へ(写真は朝の風景です)。
駐車場は複数個所ありますが、一番大きい市営第二駐車場がいいです!トイレ・更衣室・足湯(!)があるので。駐車場については<こちら>を参考にしてください。
紅葉時期ならすぐに満車になる一番大きい駐車場ですが、さすが今は残雪期なので空いていました。
朝になると、周囲の車の人々は始発のバスから続々と出発していくのですが、我々はのんびり7時頃駐車場を出て相乗りタクシーで上高地へ向かいました。
2018年4月29日 上高地から涸沢カールへ
上高地バスターミナル(07:41)
タクシーで上高地に到着しました。今日のメンバーは3人です。
(07:54)小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
キャンプいいですねぇ。のんびりキャンプを楽しむ人を横目に先へ進みます。
(09:34)徳澤園(10:03)
いろいろすっ飛ばして徳澤園に到着です。こちらは徳澤園のみちくさ食堂です。みちくさ食堂といえばソフトクリームですが、、、
朝ごはんにカレーライスを食べちゃいます。具材がゴロゴロしていて、角切りビーフが入っていて美味しいのです。
(11:11)横尾 (横尾山荘)(11:25)
ようやく横尾に到着です。ここまでがアプローチですね。上高地はアプローチが長いのが辛いところ、、
横尾から先、ようやく登山道になります。初めは少し平らな道を歩きますが、
徐々に登りになり、雪が増えてきます。
(12:35)本谷橋(12:50)
本谷橋に到着しました。この橋から先、雪が増えてくるので、アイゼンやチェーンスパイクを付けている人多数です。我々もここでチェーンスパイクを装着しました。雪が増えてきて嬉しいっ。
橋を渡ってその先へ。
急登を登ると、無雪期には見ることができない光景が目に入りました。無雪期だと木々が邪魔してこんなに遠くまで見渡せないもの。
涸沢ヒュッテが小さく見えてきました。しかし、まだまだ遠いのです。そして連なる人の列。
炎天下の中、暑くて暑くて、周囲の人々がみんなヨレヨレゾンビ状態です。もちろんわたしも。
歩いても歩いても近づいてこない涸沢ヒュッテ...周囲にはこんなに雪があるのに、暑くて暑くて、、、激暑なのはなぜなのか。
やっと分岐点に到着。もう少しかな。暑い。。。ぽこはテン場方面へ、2人は小屋泊するので涸沢ヒュッテ方面に向かいます。「また後でね~」
(14:53)涸沢
ようやくついたー。涸沢のテン場です。
で、ここで丁度良い場所を見つけたのでLOCUS GEAR の Khufuを設営していると、隣のテントの男性が話かけてきました。どうやらわたしのギアに興味深々な様子。そして、彼はYouTuberで、今回の山行を撮影しながら歩いているそうです。いろいろお話させていただいて楽しかったです。しかも、やっぱりいい声していらっしゃる。(10分33秒あたりなどにわたしがでてくるかもしれません。)
日が暮れて寒くなってきたっ。早く食事をしたい~。
しかし、人が多すぎて、自炊OKなテーブルが空くのに1時間ぐらい待つことになるのでありました。。
2018年4月30日 涸沢カールから下山
涸沢(07:23)
さて、翌朝。
この時期はあまりモルゲンロートにならないらしく、赤く焼ける感じのものは見えず。
無雪期は岩ゴロゴロだから、雪がある方がたくさんテントが張れる気がする涸沢カール。
撤収して下山します。テントの数も結構減ってきました。
ここまで結構大変だったので、ますます帰るのが名残惜しいです。
行きは暑くて暑くてゾンビ状態で登った登りも、下りは楽々駆け下りちゃいます。何、遊んでんねん。
下山の列に加わり大人しく下山します。
下山は楽々なので、周囲の景色を楽しみながら歩く余裕がありました。
(08:22)本谷橋(08:29)
本谷橋まで戻ってきました。チェーンスパイクを外しましょう。
(10:40)徳澤園(11:06)
その後もささーっと下山して、徳澤園でソフトクリームを食べます。ソフトクリームのコーンは不要派です。
(12:48)上高地バスターミナル
いろいろすっ飛ばして上高地バスターミナルに到着しました。タクシーを相乗りし、さわんどの駐車場まで戻りました。
まとめ
- GWは天気が良いとかなり暑いので、周囲が雪に囲まれているとはいえ、暑さに対応した服装をすることが大切です。
- 涸沢カールはかなり多くの人が押し寄せますが、それに対応できる広さ・空間があるからいいですねぇ。紅葉時期程混まないし。
- 気温次第ですが、3シーズン用の寝袋で十分でした。あとはダウンジャケットを厚手のものにするなどすれば対応可能です。
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