Trip Notes -旅のメモ-

登山・トレッキング・テント泊・縦走・雪山・オリエンテーリング・山道具や海外旅行女性一人旅などに関するブログ

槍ヶ岳に登頂してきたよ(3/3)双六小屋から新穂高へ下山。

      2018/10/27

槍ヶ岳に登ってきた、ぽこ(@trip_notes)です。

槍ヶ岳に登る2泊3日の3日目。双六小屋から新穂高で下山します。

槍ヶ岳に登頂してきたよ(2/3) 槍ヶ岳登頂後、西鎌尾根で双六小屋と双六岳へ。

の続きです。

コースについて

ルート 双六小屋(04:47)→(05:19)くろゆりベンチ(05:20)→(05:31)花見平(05:32)→(05:41)弓折乗越(05:42)→(06:14)鏡平山荘(06:26)→(06:41)鏡池(06:42)→(07:06)シシウドヶ原→(07:24)イタドリが原(07:25)→(07:37)チボ岩→(07:55)秩父沢出合(07:58)→(08:29)小池新道入口→(08:43)わさび平小屋(08:44)→(08:55)笠新道登山口→(09:04)中崎橋→(09:15)お助け風穴→(09:28)登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)(09:30)→(09:43)新穂高温泉駅(09:45)→(09:48)新穂高温泉バス停→(09:54)新穂高温泉無料駐車場→(10:12)ひがくの湯
歩行距離 15.31km
所要時間 山行 5時間0分
休憩 25分
合計 5時間25分
メンバー 1人

参考にしたもの

「山と高原地図.38 槍ヶ岳・穂高岳 上高地」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

2018年7月16日 双六小屋から新穂高へ下山。

双六小屋(04:47)

夏は暖かいから早起きしやすいですね。薄暗い5時前に双六小屋のテン場を出発します。

お花畑を横目に歩いていきます。

遠ざかっていく双六小屋、少し寂しいですね。鷲羽岳がドーンと見える光景はこれが見納めです。

明るくなってきましたよ。

左側に槍ヶ岳を見ながら歩いていきます。

ううぅ~ん、大キレットの凹み具合がすごい。計画はあったのに、結局今年も行けなかった大キレットです。

完全に油断していたら雪渓が出てきました。(ここで滑ってコケました...)

(05:31)花見平(05:32)

花見平という名前ですが、花はほぼ終わっていました。いや、これからなのかな?

細かくアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。

(05:41)弓折乗越(05:42)

弓折乗越では休憩している人がたくさん。

ここから笠ヶ岳に行くこともできますが、鏡平山荘方面へ下山します。笠ヶ岳もなかなか行けない山です。

鏡平山荘が遠くに見えてきました。かき氷たべたーい!!!(けど、たぶん、寒いです。)

(06:14)鏡平山荘(06:26)

鏡平山荘に到着しました。

やはり寒くてかき氷を食べる気が起きません。。

ホットカルピス(500円)を頂きました。ホッと温まります。。ここでつま先が痛かったのでちょっと処置をします。

(06:41)鏡池(06:42)

小屋を後にし、鏡池へ向かいます。逆光だけど、まぁまぁ良い眺望かしら。

熊が出ることがあるのかなぁ、、熊のおどり場

(07:06)シシウドヶ原

ここで微妙に道を間違え、藪を歩きます。。。また登山道に戻ることができましたけど。

(07:24)イタドリが原(07:25)

(07:37)チボ岩

(07:55)秩父沢出合(07:58)

秩父沢出合に到着しましたー。たくさんの人が休憩しています。わたしもここで一休み。。

ここまでくればもうすぐ林道ですっ。

(08:29)小池新道入口

山道は終わり、さささっと歩ける林道です。早くお風呂に入りたーいっ。

(08:43)わさび平小屋(08:44)

わさび平小屋でボトルの水を入れ替えて、先を急ぎます。

(09:28)登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)(09:30)

登山口に到着~。2泊3日とはいえ長い(?)旅でした。

(09:43)新穂高温泉駅(09:45)

予定通りの時間に下山できたので、ホテル穂高で日帰り入浴して、ホテル前のバス停を11:30に出発する松本行きのバスに乗る計画でした。
しかし!「日帰り入浴は13時からです」とのこと、、、えーーっ!!!(←てか、先に調べておけ)

「こ、このあたりに日帰り温泉はありますか?」
「ここから1.5kmぐらいのところに、ひがくの湯がありますよ。」
「ひがくの湯、あたりにバス停はあるのでしょうか?」
「ありますよ。」

そんなわけで、ひがくの湯に向けてさらに1.5km歩きましたよ。つ、つかれる。けど、がんばる!

(10:12)ひがくの湯

おふろ、、、お風呂着いた!ひがくの湯に到着しました。
新穂高ロープウェイから1.5kmと聞いていたけど、実際には2kmありました。

ここで、GPSログを終了します。

帰りの交通

(ひがくの湯のバス停)国立公園口→平湯温泉(バス820円)
平湯温泉→松本駅(バス)
松本駅→新宿駅(バス)
こんなルートで帰りました。

帰りは波乱万丈でした。。。

ひがくの湯の前のバス停をチェックすると、乗る予定だった新穂高ロープウェイを11:30に出発するバスが、このバス停には止まらないみたい。えぇ、、、どうやって松本駅に行けばいいの、、、高山行きしかないよぉぉぉ。(←先に調べてから温泉に行けばよかったのに。)

ひがくの湯のスタッフさんに聞いてみると、いろいろと時刻やルートを調べてくださって、平湯温泉経由で松本に行く方法を教えてくださいました。ありがとうございます!

しかし、予約したスーパーあずさに乗る為に逆算するとお風呂に入る時間が25分しかない!急げーっ!!!湯船入れない。髪乾かない。

なんとか素早くお風呂をでて、ひがくの湯からバスに乗って平湯温泉に到着しました。
松本行きのバス乗り継ぎまで時間があったのでチューハイとコロッケを買って、無料の足湯に浸かります。コロッケは本日初めての食べ物。鏡平山荘のホットカルピスと水だけでここまで来たんだった。

この日は暑いから他に誰も足湯を使っていませんでした。

隣のテントくんは無事に下山できたかなぁ、大阪のすごい人さんは上高地に下山したのかなぁ、写真撮ってくれたおじさまたちは余裕で無事な気がする、、などなどぼんやり考えます。

そういえば、今日は連休最終日、道路混むのでは?時間通りに松本駅に着かないと、予定のスーパーあずさに乗れないかも。

バスのスタッフさんに相談してみると「渋滞するかもしれないので、予約を取り直したほうがいいかもしれない」とアドバイスされたので、それもそうだと思いもっと後の時間のあずさを探します。が、全然指定席がないよー。

では、渋滞が嫌だけどバスはどうかな?と調べてみると、松本発新宿行きSクラスシート(1000円プラス)に空があったので急いで予約しました。

にもかかわらず、平湯温泉から松本行きのバスは、まったく渋滞せず予定通りの時間に松本駅に到着しました。えぇ、、、

予約したスーパーあずさに乗れたのに、、、キャンセルしちゃったよ。仕方ない、予約のバスまで時間があるから辺りをウロウロしようっかな。それにしても暑すぎる。

降りると激暑い!!!!なんだこの暑さは!!!!iPhoneの天気予報を見ると34度!暑いよーー!

あまりの暑さにフラフラヨロヨロと松本駅の駅ビルに入ると、あっ!!見覚えのある人がいる。

「○○さん...?」←大阪のすごい人のお名前
「あ!」

昨日、双六岳でお話した大阪のすごい人さん。
「今、ちょうど(ブログのFacebookページに)メッセージを送ってました!」

今日、上高地に下山とは聞いていたけど、まさか松本駅で会うとはーー!!

帰りの電車まで時間があるとのことで、松本駅のモスバーガーへ行き、、、何故、松本まで来てモスバーガー?って思うでしょ?思うけど、もう暑すぎてどこでも良かったのです、モスバーガーであの後のことを聞かせていただきました。

「あの後、三俣蓮華で夕日を見て、双六小屋まで戻り、2時頃双六小屋を出発して、ガスガスの西鎌尾根をナイトハイクで槍ヶ岳へ。その時点で眠くて眠くて、、、槍ヶ岳は混んでいたのでそのまま槍沢ルートで上高地に戻りバスで松本駅へ到着したところ」だそうです。

やっぱ、大阪のすごい人さんはすごい、、、西鎌尾根とか槍沢ルートを日帰り(?)で往復するとか、絶対にやりたくない!って思うことをさらっと(?)やってのけるんだもの。

人間とは思えないレベル。でも、お話すると普通の人間です(そりゃそうだ)。

大阪のすごい人さんと別れ、松本発新宿行きのバスへ。Sクラスシート(3列)すごく快適~ゴロゴロしながら定刻の2時間15分遅れで新宿駅に到着したのでした。
下山してから新宿まで、11時間ぐらいかかったかなぁ。帰りは妙に長くて疲れました。

まとめ

  • 最終日の下山時は通常であればなんでもない意味不明な箇所で2回こけた。そして3箇所ほどで足首をぐぎっってやりかけた(←もうヨレヨレですよ...疲れが...)。
  • 疲れが溜まっているときは足元がふらつきやすいのでストックがあるとよい。
  • ホテル穂高の日帰り入浴受付は13~15時!!意外と短いので注意!!

 

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