Trip Notes -旅のメモ-

登山・トレッキング・テント泊・縦走・雪山・オリエンテーリング・山道具や海外旅行女性一人旅などに関するブログ

槍ヶ岳に登頂してきたよ(2/3) 槍ヶ岳登頂後、西鎌尾根で双六小屋と双六岳へ。

      2018/09/11

槍ヶ岳に登ってきた、ぽこ(@trip_notes)です。

槍ヶ岳に登る2泊3日の2日目。殺生ヒュッテから槍ヶ岳を登頂し、西鎌尾根で双六小屋へ向かいます。

槍ヶ岳に登頂してきたよ(1/3) 上高地から槍沢ルートで殺生ヒュッテへ

の続きです。

コースについて

ルート 殺生ヒュッテ(04:22)→(05:01)槍ヶ岳山荘(05:27)→(05:57)槍ヶ岳(06:39)→(07:00)槍ヶ岳山荘(08:10)→(08:55)千丈乗越(08:56)→(12:30)樅沢岳(12:31)→(12:52)双六小屋(15:58)→(16:17)双六岳巻道分岐→(16:21)双六岳中道分岐(16:22)→(17:05)双六岳(18:10)→(18:26)中道分岐(18:27)→(19:01)双六岳中道分岐→(19:04)双六岳巻道分岐(19:05)→(19:24)双六小屋
歩行距離 12.4km
所要時間 山行  8時間28分
休憩 6時間34分 ←いろんなところで休憩しまくりです
合計 15時間2分
メンバー 1人

参考にしたもの

「山と高原地図.38 槍ヶ岳・穂高岳 上高地」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。

2018年7月15日 槍ヶ岳登頂後、西鎌尾根で双六小屋へ。

殺生ヒュッテ(04:22)

3時にアラームをかけて30分程ゴロゴロしてから撤収作業開始。昨晩いろいろおしゃべりした隣のテントくんのテントはまだ暗いまま。特に声をかけずにそのまま出発します。

昨日の疲れが残る身体...なんとか上まで身体を持っていくぞー。薄暗い中をトボトボと歩き出します。

うっすらと空が明るくなり、美しいグラデーションで空が彩られていきます。綺麗な景色に見とれながら槍ヶ岳山荘を目指します。

殺生ヒュッテが遠ざかっていきます。隣のテントくんはまだ撤収してないぞ。

大喰岳あたり(?)がモルゲンロートしてるー!すごく赤い。

斜面に咲く花々を観察しながら、、

アオノツガザクラ

イワベンケイ

ハクザンイチゲ

槍ヶ岳と槍ヶ岳山荘が近づいてきました。

(05:01)槍ヶ岳山荘(05:27)

やっと到着した~。詰め込むと600人もの人が宿泊できるらしい槍ヶ岳山荘。早朝だというのに小屋周辺は大賑わいで、とても3000mの稜線とは思えないです!よくこんな大勢の人がこんなところまで来たねぇ~(わたしも!)

小屋の前にはミヤマオダマキが綺麗に咲いています。

小屋前の隅にザックを置いて槍ヶ岳登頂の準備をします。

その前に槍ヶ岳山荘の売店をチェックします。

槍ヶ岳山荘では21種類ものバッジを扱っています(多すぎだね?)。

今まで、山バッジって1つも買ったことが無かったのだけど、「槍ヶ岳だし(?)買っておくか~」と、初めての山バッジを買っちゃいました。

21番のケース入りの一番高い(900円)限定品を購入。

食堂もチェック~。ワインやウイスキーなどいろいろありますね。

さて、槍ヶ岳の穂先へ出発しよう。ヘルメットを装着します。山頂トゲトゲ。

少し渋滞してはいるもののまだそんなに行列していないです。

と思っていたら、すぐに行列が詰まりました。景色を眺めながらのんびり待ちながら進むしかない。ほんっと槍ヶ岳って混雑するときは混むんですねぇ。こればかりはどうにもならないので気長に行きましょう。

このあと歩く予定の西鎌尾根を眺めながら、列が進むのを待ちます。

徐々に槍ヶ岳山荘も日が差してきました。槍ヶ岳の影がくっきりうつっていますね。

大キレット方面にもいつか行きたいな!

それにしてもすごい行列なのです。なかなか進みません。じわじわ登り進めていくと梯子が出てきました。

垂直に近い梯子は2か所ありますよ。

この写真は1つめの梯子です。一人ずつ登りましょう。登り終わったら上のスペースの状況を見て下の人に合図を出してあげるとなお良いです。

ときどき殺生ヒュッテのテン場を見下ろします。隣のテントくんのテントはまだ張られたままです。寝坊してないかねぇ、、と余計な心配をするわたし。

山頂への最後のハシゴです。この先に待っている景色にドキドキ。。

(05:57)槍ヶ岳(06:39)

わぁぁぁい。山頂に到着しました。

右回りに行列ができ、一つ後ろの人が前の人の写真を撮ってあげる流れが出来ています。いつもこうなのでしょうか。

てか、山頂だけの写真撮り忘れた!!わいわいしててそれどころじゃなかったですよ。

わたしの後ろのおじさまがめちゃくちゃ気を利かせてすっごくたくさん写真を撮ってくださいました。

これから西鎌尾根を歩いて鏡平山荘に宿泊するのだそうです。途中まで同じルートですね。

雲海の向こうに富士山も見えましたよ。

10分ほど山頂を堪能して、さて、槍ヶ岳山荘に戻りましょう。

下りは登りほど渋滞せず、比較的スムーズに下山できました。写真で見ると恐ろし気な所を歩いているように見えますが、実際はそうでもないです。

でも、人によっては「足場がない!どうやって下りればいいのかわからない!!」とオロオロしている方もいらっしゃったので、岩の慣れが必要かもしれないです。

(07:00)槍ヶ岳山荘(08:10)

槍ヶ岳山荘に戻ってきました。

槍ヶ岳の山頂のトゲトゲがわかりますか?人です。

槍ヶ岳の穂先から降りてホッと一息。すぐ双六小屋方面に出発するのは勿体無いですよねっー。今日の行程は時間に余裕があるし、休憩しましょ。今日はまだ何も食べてないな~、ということで、槍ヶ岳山荘でココア(500円)を注文します。
ココアを飲みながら北アルプスの大絶景を眺めます。あー、本当に素晴らしい場所。ここで一泊したいな~降りるの勿体ないな~。

槍ヶ岳山荘のテン場をちらっと見にいきました。区画分けされてるんですねぁ。繁忙期は10時で埋まることもあるようですよ。10時って、、、早すぎない!?

ココアを飲んでぼーっとしていると、隣のテントくんがヨロヨロ登ってきましたよ。昨日の疲れが抜けてないな?

もう会えないかと思っていたけど、昨日ぶりの再会をはたしましたー。

ぽこ「はろー。お疲れ様でーす。」
隣のテントくん「あっ。もう(先に)行ってるかと思ってましたよ!」

せっかく再会できたので、一緒に写真を撮ってからお別れします。

わたしは西鎌尾根へ、隣のテントくんは大キレット方面へ向かいます。バイバイ~。きをつけてね!

さて、いよいよ西鎌尾根で双六小屋に向かいます。

雄大な稜線を眺める。。。ちゃんと双六小屋までたどり着くだろうか...。距離よりも暑さが心配...。

下り始めはなかなかの急です。

向こうから何人かの人たちがヨロヨロとスローペースで登ってきます。確かにこれを登るのは相当キツそうです。

と思っていると、向こうからお母さんとちびっこちゃん(女の子)が登ってきました!
「わぁ~!ちびっこちゃん何歳~?」と聞くと「4さい」
4歳で西鎌尾根を登るとはっ!すごい!!!大きな段差を一生懸命登っています。

4歳でこんな素晴らしいところを歩けるなんて羨ましいよ...。きっとおかーさんといろんなところを歩いてきたんだろうなぁ。

槍ヶ岳が遠ざかっていくのが、あまりにも惜しすぎて何度も振り返り何度も写真を撮ります。

基本下り基調なのでお花を撮る余裕がありました。てか、暑い。

(08:55)千丈乗越(08:56)

急な下りを終えて千丈乗越に到着しました。

比較的緩やかな天空トレイルが続きます。えぇのぅ。。。

それにしても暑い。昨日と比べると少し風があるのが救いですが、雲一つない晴天すぎる青空。天気が良いのはありがたいけど、暑い

槍ヶ岳と小槍がくっきり!

少し歩くとクサリ場が現れました。下から登ってくる20代ぐらいの男性2人が「滑るー!」「うぉおお!こえええぇぇぇ!」と叫びながら危なっかしげに登ってきます。

そ、そんなに滑るの?怖いの?と、恐る恐る下りましたが、普通だった。ホッ。。。そんなに叫ばれるとドキドキするのよ...。

歩いてきた道を振り返ります。ずいぶんと槍ヶ岳が遠ざかりました。

もう無いと思っていた雪渓がでてきました。一か所ではなく何か所も。ちょっと油断してましたよ。

穴とか空いててこわいぞ。気を付けましょう。

細かくアップダウンが続く西鎌尾根です、まだ登るのかぁ。。

チングルマコバイケイソウの群生がすごい~。

今年はコバイケイソウの当たり年だそうで、、、葉は苦手(きもい)けど、花なら許せるな。。。

一通り下って硫黄乗越に到着。ちょっと休憩しよ、、、、ザックを下ろしてぼーーっ。。。

歩いているととても暑いのですが、風があるところで止まるととても涼しいです。

まだまだ稜線は続きますよー。

いくつもの雪渓を乗り越えて、ザレザレ斜面をトラバースし、前樅沢岳が近づいてきました。まだ登るんか。登るのですね。

山頂は通らずトラバースしますよ。

途中振り返って見た、西鎌尾根と槍ヶ岳のコラボがすっごく良かった!

(12:30)樅沢岳(12:31)

樅沢岳に到着!

千丈乗越から樅沢岳まで標準コースタイムは2時間20分。ですが、、、、何故か3時間35分もかかってしまった!どんだけ途中で休んだのか。謎です。暑かったの。。

暑くて暑くて暑すぎるのと日陰がないのと昨日の疲れがすごく溜まっていて超スローペース。。。無事にたどり着くことが大事だから急がずゆっくり行こう。

日傘を持ってくるべき山行だった。

さ、あとは双六岳に向けて下るだけです。山頂から少し歩くとすぐに双六小屋が見えてきます。2年ぶりの双六小屋!

小屋とテン場が近づいてきました。なかなかテントが多いですねぇ。でも、まだまだ余裕はあるかな。

(12:52)双六小屋(15:58)

ふぅ、着いた!

小屋でテントの受付をします(1人1000円)。テン場へ向かおうとすると、槍ヶ岳山頂で写真を撮りまくってくださったおじさまを発見。少し会話してからテントを張りに行きます。

真平らな場所はすでに無かったけど、少し斜めなまぁまぁの場所を見つけてテントを設営。
晴天続きなので地面がとても乾燥しています。砂埃がすごい。水を撒きたい感じです。

テントを張ったら食堂へ、、、しょっぱいものが飲みたいよぉ(食べたいではない)。ラーメンがあればいいけど、確か前回(2年前)はラーメン無かったから今回もないかもな、、、

とメニューを見ると、おおぉっ!メニューが変わってる!2年前には無くてがっかりしたラーメンがメニューに追加されてるっ!!ラーメンっ!ラーメンっ!ラーメンにテンションが上がるわたくし...。

ラーメン食べて満足。

さて、昼寝します。ZZZzzzz。至福の時、、、テントから青空を眺めながらウトウトします。

・・・

起きた!!!暑くていまいち眠れませんでした。日当たり良すぎ。

さて、2年前、登頂せずに巻いた双六岳に、今回こそ行こう~!

空身で小屋の横の登山道を登っていきます。ふぅ身体が軽いっ。軽いって自由(笑

(16:17)双六岳巻道分岐

前回、双六小屋を訪れたときは、ここで迷わず巻道で進みました。

今回はちゃんと双六岳に向かいますよ。

(16:21)双六岳中道分岐(16:22)

「稜線ルート」で登ろうと思っていたのだけど、、、まだ雪が多くて危険みたいです。案内板の通りに「中道ルート」を通って途中から稜線ルートに上がることにしました。

ふと、稜線ルートを見ると、男性が稜線ルートを下ろうとしている。大丈夫かしら。

中道を進んでいくと、途中に双六小屋の水源がありました。冷たい水です。ボトルの中身を入れ替えます。

この時点では、まだ槍ヶ岳が見えていました。

春道の分岐点の案内板が出てきたところで、中道ルートを外れて山頂方面に登ります。

双六岳手前の広い稜線(上の写真の案内板によると「双六台地」って言うのかな)。宇宙みたいな場所から槍ヶ岳を見るのを楽しみにしていたのに、すごい量の雲がモクモクと出ています。槍ヶ岳なんも見えん...。

とりあえず双六岳までもう少しなのでささっと登ってしまいましょう。

(17:05)双六岳(18:10)

双六岳山頂に到着しました。

槍ヶ岳はまだ隠れている...。

双六小屋をほぼ同時に出発した男性が山頂にやってきました。カメラを岩の上において撮影しようとしていたので「撮りましょうか?」と声をかけて写真を撮ってあげて、自分もついでに撮っていただきました。

こちらの男性、普通に小屋泊ぐらいのサイズのザックを背負っていたので双六小屋ピストンではないみたい。

今から三俣山荘にでも行くのかな?と思い「これからどこに行くんですか?」と聞くと、
「実は、、、」

話を聞くとその男性は今朝、上高地から入山して槍沢ルートを登り槍ヶ岳山荘へ。槍の穂先は混雑していたのでスルーしてそのまま西鎌尾根で双六小屋へ。そして双六岳に到着したとのこと。

...??

えっ!!!1日でここまで?一般人なら1~2泊はかかるルートだよっ?!

さらに、
「これから鷲羽岳か水晶岳までいけたらいいなって思ってたんですけど。どこで夕日を見ようかなって。」
「寝ないでそのまま同じルートをナイトハイクで戻る予定です。」

ふぁっ!?!?!?!?!

意味は分かるけど意味不明ワードが続々と飛び出してくるっ。

ぽこ「何者なのですかっ?!トランスジャパンアルプスレースとかを目指してるとか?実は選手とか?」
男性「いえ、休みが短いので、、、3連休とかなかなか取れないので、とにかく長い距離をひたすら歩きたいんです。」

お、おぅ、、、(大汗)

この方は「大阪のすごい人」と呼ぶことにします。

おもむろにひこにゃんと山頂標識を撮影する大阪のすごい人さん。初登頂の山ではひこにゃん写真が欠かせないそうですよ。

1時間程、チラチラ見える槍ヶ岳を眺めながら山のお話をしました。

雲は雲でカッコいい!

北穂や奥穂あたりの稜線もずーっと雲に覆われているけど、隣のテントくんは無事だろうか...。

ぽこ「寒くなってきたので、わたしはそろそろ戻りますね。」
大阪のすごい人「じゃ、わたしもストーカーのように途中まで、、、(笑)」
ぽこ「行きましょう行きましょう~」

大阪のすごい人と共に、中道分岐まで進みます。

ここもコバイケイソウの花畑がすごい!

(18:26)中道分岐(18:27)

ここで大阪のすごい人とお別れです。

三俣蓮華岳で夕日を見て、来た道を戻ることにしたそうな。西鎌尾根を深夜に登るのですね。大丈夫かなぁ、、、と思いますが、慣れていらっしゃるので大丈夫でしょう!

大阪のすごい人さんのざっくりルート図です。距離55.5km...え?

戻る途中、槍ヶ岳が見えました。

暗くなる前にささっと双六岳に戻りましょう。19時過ぎ、こんな時間でもまだ明るいのは今の時期ならではですね。

(19:24)双六小屋

小屋でチューハイを購入してテントの中でゴクゴク飲んで、ミックスナッツを食べて歯磨きして星空撮っておやすみー。

気まますぎて超楽しいです。
明日は新穂高へ下山します。

この日食べたもの

  • 槍ヶ岳山荘のココア
  • 双六小屋の五目ラーメン
  • ミックスナッツ
  • チューハイ1本

相変わらずの食事量。山に来ると食欲がなくなりますよ。

双六小屋についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

つづく。

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