いざ東北へ。公共交通機関利用で岩手山に登ってきたよ。
2019/09/26
ぽこ(@TripNotes_poco)です。はるばる東北まで、岩手山に登りに行ってきました。公共交通機関利用です。
コースについて
1日目
ルート | 馬返しキャンプ場(07:59)→(08:31)0.5合目→(08:49)一合目(08:56)→(09:26)馬返しコース2.5合目分岐(09:32)→(10:08)旧道四合目(10:17)→(10:56)駒鳥清水(11:06)→(11:28)旧道六合目(11:34)→(11:58)七合目(11:59)→(12:09)八合目避難小屋(14:11)→(14:28)不動平避難小屋→(15:03)焼走り分岐(15:04)→(15:08)岩手山(15:13)→(15:47)不動平(15:48)→(16:02)八合目避難小屋 |
歩行距離 | 7.8km |
所要時間 |
山行 5時間15分
休憩 2時間48分
合計 8時間3分
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メンバー | 2人 |
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2日目
ルート | 八合目避難小屋(05:34)→(05:47)不動平避難小屋(05:55)→(06:00)鬼ヶ城分岐(06:06)→(07:06)割れ岩(仮称)→(07:23)鬼ヶ城西(07:25)→(07:51)切通し(08:17)→(08:32)黒倉山分岐(08:33)→(08:49)姥倉分岐→(09:24)犬倉山水場(09:25)→(09:41)犬倉分岐(09:42)→(09:52)第3リフト降り場(09:53)→(10:20)第2リフト降り場(10:21)→(10:55)岩手山網張登山口 |
歩行距離 | 9.9km |
所要時間 |
山行 4時間34分
休憩 47分
合計 5時間21分
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メンバー | 2人 |
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参考にしたもの
「山と高原地図.5 岩手山・八幡平・秋田駒ヶ岳・姫神山・森吉山」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
登山口までの交通
東京発→盛岡駅の夜行バスで盛岡まで移動(運賃9,900円)。盛岡駅には早朝到着します。盛岡駅からはいわて銀河鉄道で滝沢駅に移動します(運賃370円)。
滝沢駅からは予約したタクシーで登山口のある馬返しキャンプ場まで移動します(運賃5000円ぐらい。)
こんな行程でやっと到着!遠かった~~。
駐車場の車の数がすごい!避難小屋にちゃんと泊まれるかしら~、と少し不安になります。
1日目 2019年9月14日
馬返しキャンプ場(07:59)
タクシーを降りた駐車場から、広い森の道を歩いて行きます。
登山口には水場がありますので、ここで水を汲んでいきましょう。
さて、ここからが本当の登山口。2泊3日避難小屋泊の予定で、八幡平まで縦走する予定(でした。。)
今回の同行者はちえちゃん。アトリエブルーボトルのULザックがお似合いじゃ~ん。
(08:31)0.5合目
途中、すっごく長い階段があってちょっと嫌になる。
(09:26)馬返しコース2.5合目分岐(09:32)
さて、新道と旧道の分岐点に到着しました。旧道の方が景色が良いみたいなので、迷わず旧道を選択っ。通り過ぎたおじさまによると「新道は荒れてる」(新道なのに、マジで?)とのことだったので、旧道で正解だったかなぁと思います。
以降は岩場が増えてきます。
(10:08)旧道四合目(10:17)
四合目辺りから樹木が低くなり、開けた景色になります。
暑いので日傘を差して登りますよ。涼しくて快適なのです。これはおすすめ。
(10:56)駒鳥清水(11:06)
こちら、一応地図だと水場となっているのですが、全く水は出ていませんでした。
直射日光直撃の空のもと、岩場を黙々と登っていきます。この辺りはほんと暑かったので、日傘がとっても役に立ちました。
(11:28)旧道六合目(11:34)
六合目付近です。
エゾリンドウを発見。ミヤマリンドウと比べると巨大なリンドウだなぁ。いたるところにエゾリンドウが生えていました。
(11:58)七合目(11:59)
岩手山が大きく見えてきました。
もうすぐ避難小屋に到着するはず。
小屋が見えてきました。が、、、辺りはガスで真っ白になっていました。さっきまでの青空はどこへやら?
(12:09)八合目避難小屋(14:11)
八合目避難小屋に到着しました。ガスったり青空が出たり、微妙なお天気です。
八合目避難小屋は水が豊富でトイレも綺麗。水洗トイレです。ハイシーズンには管理人さんが常駐していて、毛布の貸し出しまであるのでほぼ素泊まりの小屋と同じような感じです。詳しくは別記事にしますね。
中に入ると、まだガラガラ。まずはマットを敷いてシュラフを広げてっと寝床を作って場所を確保。で、眠いのでちょっと寝る...14時まで寝るか...。ZZZZzzzZZzzzzz
14時に起きた!!!さて、岩手山に登りに行きましょうか!
外に出ると、小屋に到着したときよりも、さらに真っ白になっていました。これって山頂に行く意味ある?と自問自答しながら、とりあえず岩手山山頂を目指します。
雲の動きが激しくて、晴れたりガスったりの繰り返しです。
(15:03)焼走分岐(15:04)
岩手山にはY字型の分岐があって、右から登っても左から登ってもいいのですが、コースタイムを見ると左から登った方が山頂に近そうだったので左から登ってみました。
すると、登山道がザレザレで足を取られてすごく登りにくいっ。右側から登る方がお勧めです。ザレザレを一生懸命登ってなんとか平らなところへ。
山頂が見えてきましたよ。
(15:08)岩手山(15:13)
岩手山山頂に無事に到着。眺望はどうなることかと思いましたが、なんとか晴れてくれました。
お鉢巡りをしながら小屋に戻ります。
雰囲気が浅間山に似ているのは、同じ火山だからかな?!
(16:02)八合目避難小屋
無事に小屋に戻ると、出発したときよりもそれなりに人が増えていました。ぎゅーぎゅーに詰められたらどうしようと思っていたのですが、そんなことはなく適度にスペースがある感じ。おかげでゆったり安心して寝ることができました。
2日目 2019年9月15日
八合目避難小屋(05:34)
さて、翌日、この日は八幡平手前の大深山荘まで縦走する予定だったのですが...。もうね、天気がこんなん。なんも見えません。えぇ...。
(05:47)不動平避難小屋(05:55)
岩手山山頂により近い不動平避難小屋をちらっと除くと人がたくさんいらっしゃいました。こちらは管理人さんはいない、本当の避難小屋です。
(06:00)鬼ヶ城分岐(06:06)
鬼ヶ城分岐点では、あまりの天気の悪さにソロのお兄さんが、「このまま先に進もうか、一番近い御神坂コースで下山しようか」と迷っていました。わたしたちはとりあえず、天気の様子を見ながら先に進むことにします。
熱帯低気圧が悪いんやーーー!!
矢印などの案内は明確なので、ガスっていても迷わず進むことができます。しかし、それにしても真っ白で眺望がなにも見えないです~。
(07:06)割れ岩(仮称)
すごい狭い岩場を通り抜けたり、、
進んでは行くのですが、景色が見えないので、どこがどこやら??なんだかもったいないぞ!この山行。
ガスガスの中のホシガラスを発見しました。
この白い実は何なんだろう?アカモノに一瞬似てると思ったけど違うし、、、ネットで調べたところシラタマノキっぽいです。しらたま、なるほど。
岩場に飽きたころ、ようやく岩場を抜けました。「この天気の中、大深山荘まで行くのは景色見えなくてつまらんよねぇ。」「そうだよねぇ」「網張に下山しようか」「そうしよう」
そんな流れで下山することが決定。あぁ、八幡平まで行きたかった。
(08:49)姥倉分岐
ガスのなか進んでいきます。ここは、ロープからはみでて歩いたらいけないそーです。空洞があったり、熱源で熱かったりするんだって!
リフト乗り場が近づいてきましたよ。きっと運行していないような気がするのですが。
(09:52)第3リフト降り場(09:53)
どうやら期待していなかったリフトが運行している模様です!でも、「一時間ぐらいだし、歩いて下山しよっか~」ということで歩いて下山することに。
(10:20)第2リフト降り場(10:21)
お花を見ながらどんどん下山していきます。でも、なんだか途中で下山が面倒になってくる。やっぱリフトに乗ればよかった~。
(10:55)岩手山網張登山口
で、無事に、暑いぐらいに晴れている登山口に到着。このまま温泉へ向かいます。
下山後のお風呂
お風呂
下山してすぐにお風呂があるっていいですよね~。網張温泉の日帰り入浴は大人600円です。
帰りの交通
以前は網張温泉から路線バスが出ていたらしいのですが、現在は運航中止になったようです。そこで、温泉のカウンターでタクシー会社の電話番号を教えてもらってタクシーを呼びました。最寄り駅は小岩井駅。約6000円でした。
そして、小岩井駅から盛岡駅まで戻り、新幹線で東京方面へ帰ったのでした~。
まとめ
はるばる東北まで行ったのに、ガスガス登山で少し残念でしたが、岩手山はおおむね満喫できたのでおっけー。いつか八幡平まで縦走したいな、と思いました。
もう、〇んきと〇らすなんて信じないぞ。
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