GWの立山テント泊2泊3日(3/3) 雷鳥沢から自宅まで、まさかの14時間の旅
2017/05/28
おはよー!雷鳥沢で過ごす3日目。爽やかな朝を迎えたぽこ(@trip_notes)です。
今日もよく眠れました。残雪期って全然寒くなくていいなぁ!(注:厳冬期と比べたら寒くないという意味です。)
https://trip-notes.com/trekking/northern_alps/11658/
の続きです。
今日はさっさと下山する日です。雷鳥沢に2泊して、山に1つしか登ってない!!!(笑)
でも、いいの、立山で過ごすというだけで素晴らしい経験だから。。
テントを畳んでパッキングしますか、、、朝は雪面がカチコチでペグを取り出すのに苦労したけど、ピッケルでなんとか掘り出して綺麗に空にしました。
トイレに行って戻ってくると、ゆきん子ちゃんが「昨晩、ご飯食べた後から体調悪くなって食事も全部戻しちゃって全然眠れなかった(涙)気持ち悪くて全然食事も出来ない。」って。
さらに「昨日の朝、(管理棟の)トイレに行く時の坂道で滑って尾てい骨を打ったのがまだ痛い...。」とのこと。
それはダブルで大変~!
ジェルなら食べられるかな?ということで、たけの子ちゃんが雷鳥沢ヒュッテまで食べられそうなものを探しに行きました。
いや、よく考えたらわたしがパワージェル持ってるっ!それ食べてもらお。すまん、たけの子ちゃん...。
ゆきん子ちゃんの荷物は20kgぐらい、負担を少しでも軽くするためにかめの子ちゃんが荷物をいくつか持ってあげます。
わたしのザックは何も入らないし、何かを外付けするかねぇ、どうしようかねぇ。。
あ、そうだ。水も食料も減っているので出発時は11.5kgだったザックも、今は10kg強のはず。ゆきん子ちゃんのザックの半分の重さじゃーん。。。うーんそれならばっ!
「ザック交換していこう。」
コースについて
ルート | 雷鳥沢キャンプ場(08:20) → (09:07)みくりが池温泉(09:08) → (09:15)みくりが池 → (09:35)室堂 |
歩行距離 | 1.65km |
所要時間 | 山行 1時間14分 休憩 1分 合計 1時間15分 |
メンバー | 4人 |
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参考にしたもの
「山と高原地図 37. 劔・立山」です。GPSデータはiPhone版の「山と高原地図」で取得しています。
雷鳥沢キャンプ場から室堂へ(2017年5月5日)
雷鳥沢キャンプ場(08:20)
わたし「ザック交換するよー」
ゆきん子ちゃん「いやいやいや、、、、さすがにこんな重いものを持ってもらうのは申し訳ない...」
わたし「いーからいーから。全然問題ないよー。わたしの結構軽いから!背負ってみて~。」
半ば強引にザックを交換し、室堂駅に向けて出発します。
マスプロダクツ(今回はグレゴリー)の20kgもあるテン泊ザックを背負って歩くのは初めて!
どんどん遠のいていく雷鳥沢キャンプ場。少し寂しいな。。。絶対にまた来たい!!!
ゆきん子ちゃん、体調悪すぎてペースあがらず、止まりながら無理やり歩いている感じで本当に辛そう。励ましながらゆっくり歩いていきます。
そこで、たけの子ちゃん「先に室堂駅に行ってザックを置いて戻ってくるので、ゆっくり歩いててください!」
おぉ!イケメンだ!!イケメンがいる!!(←女子です)
たーーーっっ、と先に行くたけの子ちゃんとかめの子ちゃん。
ゆきん子ちゃんを励ましながらトボトボ歩きます。
みくりが池温泉を通り過ぎた頃、あっ!たけの子ちゃんが戻ってきました。救世主かっ。
ゆきん子ちゃんが背負っていたザックをたけの子ちゃんに背負ってもらい、ゆきんこちゃんは空荷で歩いてもらうけど、それでも本当に辛そう。あとちょっと、がんばれーがんばれーー。
たけの子ちゃん、ザック似合ってる...。
もうちょい、がんばれがんばれ!観光の人が増えてきましたよ。
(09:35)室堂
室堂駅になんとか到着。ここまでたどり着いて良かった~。
室堂駅から立山駅へ
後は乗り物に乗るだけで下山ですっ。距離が短いから意外と普通に歩けたな。
ゆきん子ちゃん「び、尾てい骨が痛い、、、」
ぽこ「わぁぁぁぁ!!!も、もう持たなくていいよっ。わたしが持つからっ!」
ゆきん子ちゃん「いや、、さすがにそれは、、申し訳ないです、、、」
ぽこ「いや、いいっ!触るなぁぁぁぁぁ!」
最終的にこうなった。ゆきん子ちゃんのザックを背中に背負い、自分のザックを前に持ちバス乗り場へ~。
美女平でバスを降りたら、ケーブルカーを乗り継ぎます。相変わらずのギューギューケーブルカーです。
立山駅に到着。
下界はめっちゃくちゃ暑い!何この暑さ!
かめの子ちゃんが駐車場まで車を取りに行って駅まで来てくれるというので、有り難く立山駅の木陰で待ちます。炎天下の中、ザックを背負って前にも持って駐車場まで行くのは無理だと思ったから助かりました。
まぁ、炎天下とか言っていますが、さっきまでいた雷鳥沢と比べると暑いかなーといった感じです。
立山駅周辺を見渡すと、出発時と同じように、多くの人々がケーブルカー待ち?か何かでぐったりしています。なかなか雰囲気が悪いですよ。みんなぐったりパワーない感じ。
ソフトクリームが美味しい、、、
更に、しろえびコロッケを食べながら待ちます。暑い。。
無事に、かめの子ちゃんが車で来てくれて、帰る準備をします。ゆきん子ちゃんは車に乗るとすぐに寝てしまいました。ほんと、大丈夫かなぁ。。。
富山グルメを楽しむ余裕は無く、激込みのSAで食事をしながら帰路につきます。
富山まで来て、まさかの普通のラーメンに普通のカレーライスて、、、(笑)
GWの高速道路、渋滞のため東京に着いたのは22時頃でした。雷鳥沢キャンプ場を出発してからまさかの14時間が経過、、、かめの子ちゃん、運転お疲れさまーっ。
まとめ
- 奥大日岳はノーチェックの山だったけど、立山三山と比べると圧倒的に人が少なく、眺望の素敵なとても良い山でした。
- 登山者の割合は、立山三山:9割、奥大日岳:1割ぐらいでした。
- 立山は温泉に入れるのが素晴らしい~。でも、お湯が合わないのか後で体が痒くなりましたよ。
- GWの立山は交通機関が込み合って待ち時間が長くてめちゃくちゃ大変だけど、GWらしい盛り上がりがあって楽しかったです。
- 荷物の軽さはみんなの為になりますね。
- 20kg近い荷物を背負っても、意外と普通に歩けることが分かった(無理だ、立ち上がれないよ!と思ってたので...)
- でも、実は足を怪我をした65kgの人を背負って山道を歩いたことがある、ぽこでした。
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