Trip Notes -旅のメモ-

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残雪期のテン泊装備をまとめてみた

      2019/06/04

残雪期の装備をまとめたことがなかったので、計量してまとめてみました。結構寒がりな ぽこ(@TripNotes_poco)の場合の装備です。

  • 記載の重量は実際に計った実測値です。
  • GW前後ぐらいの時期で、寒気が来ていないことを想定しています。
  • 身に着けるものは今回の計量対象に入っていません(アイゼンなど)。
  • 晴天を想定しています。

さて、さっそく装備を紹介していきましょう。

ザック類

ザック

OGAWANDのOWNを愛用しています。25Lから50Lに容量可変のザックで使いやすいです。526g

背面パッド

OWNの標準の背面パッドから入れ替えて、OMM の Duomat を使用しています。寝るときはザックから取り出してエアマットの下に敷いて使います。184g

パックライナー

レインカバーなどを持って行かない代わりに、ザックの中で濡れてはいけないものを濡らさないようにザックの中で防水します。使用しているのは50Lのものですが、現在販売されていない(?)ようなので35Lの商品のリンクを張っておきますね。96g

テント類

Locus gear Khufu

ストック1本、または2本で立てることができるフロアレス(床が無い)シェルターです。437g

フロアレステントなので、「えっ?!フロアレスって寒くないの?」と一番良く聞かれますが、普通のテントだって床に薄い布が1枚2枚あるだけ。それだけの違いで寒さが変わるとは思えません。風があるときはテント自体を雪壁で囲んで隙間は雪で埋めればおっけーです!

って、いろんな人に説明しても、なかなか納得してもらえる説明がうまくできないわたくしです。信じてもらえない...。

ストック

Khufuはストック2本でAフレームの形にして立てると真ん中にポールがこないので広々使えて便利なのですが、今回はストック1本で設営した場合です。LOCUS GEAR CP3を使用しています。156g

SOL ヘビーデューティ エマージェンシーブランケット

Khufuはフロアレスシェルターです。残雪期の雪上テン泊だと当然ながら雪の上で寝ることになります。雪の上なのでエアマットに穴が開くことは考えずらいですが、念のためSOL ヘビーデューティ エマージェンシーブランケットを半分のサイズに切ってマットの下に敷きました。でも、朝起きると雪で滑って大体ずれているのですがね...。袋込みで103g

マットとシュラフ以外の荷物はシェルター内のそのまま雪の上です。ザックからパックライナーを出して、その中に入れ替えることもあります。

スコップ

雪山ならではの装備で、大体必ず持っていきます。MAMMUT Alugator Light を使っていますが、現在は発売されていないようなので似た商品のリンクを張っておきます。470g

寝具類

シュラフ

ISUKA Air 450 Shortを使いました。基本的に3シーズン用のシュラフですが、残雪期で寒気が来ていなければそれほど気温は下がらない(マイナス5度ぐらいまでかな?)なので、後は服装に注意すれば大丈夫です。806g

シュラフカバー

シュラフ自体に撥水機能はあるものの、保温力をアップさせるためにシュラフカバーの代わりとして使用します。付属の袋は持っていきません。141g

エアマット

サーマレスト Neo Air X LITE 女性用。寒がりな女性のために中のシートが1枚多いそうです。R値は3.9ですが、ザックの背面パッドとして入れている、OMM DUO MATを下に重ねて使います。厳冬期でもそれでなんとかなっています。袋込みで346g

エアマットのポンプ

高所でエアマットを膨らませるのは結構大変。なので、ビニール袋をポンプ変わりにできるネオエアー エアータップ ポンプを使用しています。わたしの必需品!なのに、もう販売されていないみたい。。。57g

クライミットのPILLOW Xが超お気に入り!Xの切り込みに頭がすっぽり収まるのです。以前はモンベルの枕もいいなと思っていましたが、今はこれ一択です。好き。袋込みで 65g

使い捨てカイロ

寝具というか、夜になると必要になるなぁと個人的に考えるのが使い捨てカイロです。必ず、低温下でも発熱するタイプの高温カイロを持っていきます。愛用しているのは、ヒートチャージャーです。3つはあると安心。3つで167g

防寒着

ダウンジャケット

わたしが持っているダウンジャケットの中で一番厚手のバフバフのものを使用しました。残雪期は昼間は暑くても日が落ちた瞬間から気温が下がり始めます。テン場に着くと大体すぐに着ることが多いです。452g

スーパーメリノウールのシャツ

残雪期で天気が良いと登りで汗をかくのですが、稜線に出て風が吹くとすぐに寒くなります。汗をかいた衣類はいったん脱いで乾いたスーパーメリノウールに着替えます。この上にダウンジャケットを着るのです。レディースのMサイズで140g

身体を冷えから守るために、タイツも同様に着替えます(下の写真はMen'sです)。レディースのMサイズで142g

ダウンパンツ

タイツの上からダウンパンツをはきます。177g

ダウンシューズ

靴下は足を締め付けるので、脱いで素足にダウンシューズを履く方が暖まりが良いです。155g

レインウェア

天気が良いことが分かっていたのでハードシェルではなくレインウェアのジャケットを持っていきました。パンツは撥水性のあるものを利用している、かつ晴天を想定しているので持っていきません。175g

火器類

ガスストーブ

強風に強いタイプを使用しています。風が強すぎて消えて困ったことは今のところありません。100g

ガス缶

ガスストーブはSOTOなのに、プリムスの缶を使ってしまうわたし...。動作保証はされませんのでご注意ください。使いかけで150g

ふむ、、ベースウェイト(食料と水を除いた重量)で6kgと少しか。。。

持って行かなかったもの

  • ピッケル:今回のルートでは使う場所がないので持っていかない。
  • ゲイター:パンツをアイゼンで引っ掛けたことがないので不要。

以上、寒がりのぽこの残雪期装備についてでした。こちらの記事も読んでいってくださいね!

30Lザックでツェルト泊してきたよ。装備をまとめてみた。

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